資料1 報告書(素案)の見直しについて


・最後に,報告書の活用についての記述を追加した。 

第1章 施設マネジメントの必要性
・章のタイトルを「施設マネジメントの必要性」とし,「1.施設の重要性と課題」,「2.適切な施設マネジメントの必要性」について記述した。
・「1.施設の重要性と課題」では,既存の第1章全体の記述を精査し,
 施設の重要性(教育研究活動の基盤,地域への貢献,大学改革への対応)や課題(老朽化の進行,新たな施設需要への対応)についてまとめた。
・「2.適切な施設マネジメントの必要性」では,施設マネジメントの取組の現状や課題,施設マネジメントの在り方の概要についての記述を新たに追加し,
 続く第2章への導入とした。
・図表を精査し,必要に応じて追加や差し替えを行った。

 第2章 施設マネジメントの基本的な考え方
・施設マネジメントの「目的や内容」「実施体制」「経営者層の役割」を記述した(7/25検討会で示した「前提となる考え方」「目的」「体制」「内容」を再構成)。
・「3.PDCAサイクルにおける経営者層の役割」は,PDCAサイクルの中で経営者層が実施する取組に力点を置く記述とした。
 また,続く第3章で具体的に説明する三つの取組を頭出しした。
・PDCAサイクルの図を修正した(大学の理念やアカデミックプランの策定及びキャンパスマスタープランの策定は
 施設マネジメントの実施の前提であることから,PDCAサイクルの外に整理)。

第3章 戦略的な施設マネジメントの実施手法
・経営者層が実施する三つの取組「1.効果の想定と検証」「2.情報の活用」「3.実施方策の検討」について,具体的な手法を記述した。
・各取組の解説は,既存の第2・3章の内容を整理し,また必要に応じて内容を追加して記述した。
 経営者層には参考扱いの内容(施設部課向けの実務的な内容)は,破線で囲んで区別した。また,イメージを助けるための具体例を記述した。
・「3.実施方策の検討」は,施設マネジメントの三つの視点の「施設の質」「施設の量」「施設にかかる費用」及び「施設整備・修繕計画の策定」の四項目とした。
・「施設の質」では,国立大学等や私立大学の維持管理費の実績を新たに記述した。
・「施設にかかる費用」については,既存の第2章の「ライフサイクルコスト」及び第3章の「財源の確保」の内容を含めて整理した。

 第4章 施設マネジメントの推進方策
・既存の第4章全体の記述を精査し,「1.国立大学等の推進方策」については,経営者層が実施するべき「人材活用」「人材育成」「普及啓発」について
 記述した(7月25日検討会で示した「全学的体制の構築」「PDCAサイクルの継続」「人材育成」「人材活用」「業務のアウトソーシング」「普及啓発」を再構成し,
 第3章以前と重複する内容は削除)。

 第5章 戦略的な施設マネジメントの取組事例
・国立大学については,特に特色のある取組について,取組ごとに写真・図も用いて一ページに見やすくまとめた。
・私立大学及び海外の大学については,施設マネジメントの特徴的なポイントをまとめ,ポイントごとに具体的な事例も併せて記述した。


 

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