国立大学等施設の設計に関する検討について

1　趣旨

　大学等を取り巻く環境は大きく変化しており，大学機能の再構築・強化，大学教育の質的転換，グローバル化，地域社会との連携などの改革が求められている。
　また，教育研究活動を支える基盤である施設についても，災害時の安全確保，施設の長寿命化，効率的な施設の維持管理及び省資源・省エネルギーの推進などが重要な課題となっている。
　一方，国立大学等の施設を設計する際には，平成11年に策定された「国立文教施設設計指針」などを参考に進められてきており，この間，国立大学等の法人化や3次にわたる施設整備5か年計画の推進など，施設を取り巻く環境も変化している。
　このような課題や平成24年度に整理された「キャンパスの創造的再生」などを踏まえ，国立大学等が個々の施設を設計する際に参考となる留意事項について検討を行う。

2　検討事項

（1）国立大学等を取り巻く課題を踏まえた文教施設設計指針（仮称）の作成
　　・施設を設計する際の基本方針
　　・設計を進める際の留意事項
　　・施設水準を確保するための留意事項
　　・諸室を設計する際の留意事項
（2）その他

3　実施方法

（1）別紙1の学識経験者等の協力を得て，2に掲げる事項について検討を行う。
（2）上記（1）の検討結果を踏まえ，専門的見地から効率的に審議するため，別紙2の実務経験者等の協力を得てワーキンググループを設置し，検討を行う。

4　実施期間

　平成25年6月18日から平成26年3月31日までとする。

5　その他

　この検討会及びワーキンググループに関する庶務は，大臣官房文教施設企画部参事官において行う。

別紙1

国立大学等施設の設計に関する検討会　委員名簿

（以上10名，敬称略，五十音順）

（特別協力者）

（以上1名，敬称略）

別紙2

国立大学等施設の設計に関する検討会ワーキンググループ　委員名簿

（以上7名，敬称略，五十音順）