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ポスト「京」重点課題推進ワーキンググループ(第5回) 議事要旨

1.日時

平成28年1月27日(水曜日)14時~16時

2.場所

文部科学省15F特別会議室

3.議題

  1. 平成28年度資源配分の考え方について(非公開)
  2. 萌芽的課題について
  3. その他

4.出席者

委員

小柳主査,相原委員,安達委員,宇川委員,大石委員,河合委員,栗原委員,白井委員,福和委員,松岡委員

文部科学省

工藤計算科学技術推進室長,山口専門職

5.議事要旨

今回の議事概要は,個々の研究計画のかかわる事項が含まれるため,議題1部分が非公開。
小柳主査より本委員会の開会に当たっての挨拶。
山口専門職より,会議の公開について説明。議題1を非公開とすることを確認。

(1) 平成28年度資源配分の考え方について(非公開)

(2) 萌芽的課題について

山口専門職より,資料2に基づいて説明。

【小柳主査】4つグループを作るという可能性もあるが,ますます細かくなっていって収拾がつかなくなるので,それぞれの内容的な分野は違うんですけれども,少し高い立場から見た方がいいというようなことではないかと思います。何か御質問とか,あるいは,コメントとか,御提言とかございますでしょうか。ちょっと違い過ぎるというか,極限科学,太陽系外惑星,人工知能から社会経済と,いろんな分野に散らばり過ぎている。何でこの4つになったのかよく知りませんけれども,小宮山委員会でお決めになったことで,これはもうギブンなんです。2つは基礎科学なんですが,人工知能と,あともう一つは経済です。大分違うんですが,その中で,さっき言ったように,予算もまとめて議論しなければいけないので,1つのサブワーキンググループで議論をするということになるかと思います。
【栗原委員】個別の研究の進め方については,諮問委員会のようなものをまた個別に作られるのであれば,これを二重に個別にすることは必要ないと思うんですけど。今の御提案でよろしいんじゃないかと思います。
【工藤計算科学技術推進室長】いろいろ議論している中で,非常にバラエティがあるというのがまず1つと,それから,サブ課題みたいなものが,幾つか束ねて大きな課題として出てくるかどうか。出てこられるものもあれば,出てこられないものもあるだろうというのが我々の議論の中でそ上に上がりまして。そうすると,現状の重点課題と同様の形で,サブ課題をぶら下げた大きなもので,かつ,諮問委員会という大きな仕組みを作ることはちょっと困難ではないかと考えています。
【栗原委員】では,そういうのはやらないんですね。そうなると。
【工藤計算科学技術推進室長】ええ,やらない方向です。
【栗原委員】では,これで全部見られる。
【小柳主査】サブワーキンググループが,ほかでいう諮問委員会的な役割も合わせて期待されているという理解でいいんですね。
【工藤計算科学技術推進室長】そうです。あと,もう一つ挙げさせていただくとなると,その辺のバラエティがあるということも含めてなんですが,やはり難しいのは,コミュニティがそれぞれすごく小さいというような話も伺っていまして,それぞれ諮問委員会を設けてしまうと,そこの人間で,ほとんど関係者だけで埋まってしまうのではないかとか,そういう面もあるというふうに伺っております。
【栗原委員】そちらもありますね。分かります。
【小柳主査】だから,これを見て,今までですと,多少広くてもイメージはつかめるし,まとまりはそれなりにあると思うんです。しかし例えば,分野13の神経回路機構と人工知能のようにひとつの課題に2つチームがあったとして,それを合わせて統括なんていうことが本当にできるのか,イメージがわかないところもある。
【工藤計算科学技術推進室長】見えてこなかったというのもあります。それと,あと,今回,どちらかと言えば,萌芽的課題は,これは小宮山委員会のときの議論にもあったと伺っているんですが,なるべく新しいフロンティアと。つまり,これまでになかったようなものも拾い上げればという形で,例示として4分野挙げさせていただいています。これは,フィージビリティスタディ的な要素というふうに見させていただいているので,今,重点課題,重点機関の方が,戦略プログラムを引き継いだ形の本格的なアプリケーション作りという側面があるとすると,相当ディベロップメントに差があるのではないかと考えています。そう考えると,約2年間,まずはフィージビリティスタディ的に,我々としても学習していこうと,そういうふうに考えております。
【小柳主査】だから,当面は一応2年が目途で,そこでちゃんと再評価するということですね。ということで,9課題の方は一応5年計画ですが,これは2年で,その先は,その段階でちゃんと評価した上で考えるということだそうです。
【松岡委員】確かに,これらの,例えば,最近の機械学習,人工知能だとか,惑星フォーミュレーションだとか,我々のスパコン,スマホとかでもアプリケーションとして動いていることは動いているわけですが。問題というのは,先ほど工藤さんの御指摘にもあったとおり,コミュニティがただ小さいだけじゃなくて,成熟していないので,例えば,今の重点課題だと,ある程度コミュニティができ上がっているというのは,サイエンスから真の利用法に至るまでのある程度の人的な配置と何らかの研究的なワークフローだとかノウハウの伝授の体制ができているんですよね。
【小柳主査】そうですね。
【松岡委員】それは今まで重点課題をやってきたし,それが戦略分野の。
【小柳主査】その前にもずっと。
【松岡委員】その前もずっと,例えば,地球シミュレータとか,ずっとあるわけですけど,こういうコミュニティはやっぱりないので,我々,そういうことを一所懸命やっているんですが,やっぱりガイダンスがすごく重要なんですよね。
【小柳主査】そうですね。
【松岡委員】だから,人を雇う……ただ単に,彼らに例えば1億円ぼんと渡して,何か出てくるかというと,非常にこれは,特に「京」みたいに比較的使うのに熟練度が必要なマシンで,1億円ぽんと渡して果たしてみんな使えるかといったら,非常にチャレンジングな面が多く,でも,やっぱりこれは一種のブートストラップを作るのは重要なので,いかにブートストラップして,この手の大事なリソースをうまく使いこなせるコミュニティに育てていくかというところが非常に重要な観点だと。我々は確かにそういうサポートしているんですが,いかにそういうアクティビティとこの萌芽的課題というのをリンクさせていくかというところは課題なのではないかと思います。例えば,人工知能コミュニティとか,それこそパイソンとかですね。パイソンのプロジェクト何百個あって,それで,どこかのリモートデータベースにアクセスしたとか,そんなことをやるわけですよ。「京」とか,今,動かないわけですよね。じゃ,どうするんですかというところからもともと始めないといけない。
【小柳主査】そうですね。私も,実は経済の方のプロジェクトに協力しているんですが,パソコンで手に負えないから,「京」使おうとか,という程度の認識しかないようなケースもあります。今松岡委員がおっしゃったように,うまくリードしていく必要があります。
【松岡委員】なので,この萌芽的課題が無駄に終わらないようにするためにはどうするのがいいかというのは,かなり真剣に考える――我々,この委員会が考えるかどうかは別として,かなり真剣に考えないと,ただ単にお金をまくだけになる。
【工藤計算科学技術推進室長】  若干補足させていただきますと,松岡先生からお話があったとおり,AIであるとかビッグデータの世界の中で,現状の「京」が必ずしも得意ではないという面が確かにあります。この点を考えたときに,ただ,ポスト「京」と「京」の間にまだそれなりの差分はありますので,そこはあんまり悲観せず考えてはいきたいんですけれども,もし現状の「京」で,ポスト「京」プロジェクトではあるんですけど,現状の「京」の資源でなかなかうまく運ばないということであれば,各基盤センターに御協力をお願いするというのも,計算資源をプロジェクトの費用として計上していくというのも,萌芽的課題に関して申し上げれば,これはターゲットアプリとはわけが違いますので,あるんではないかなというふうにも考えています。
【小柳主査】そうですね。それもどこが適しているかはいろいろあるかと思いますけど。では,一応そういうことで,サブワーキンググループの設置については,御了解いただいたということで進めていきたいと思います。
では,その他ということで,何かございますか。

(3) その他

山口専門職より,資料1-5に基づいて説明。

【小柳主査】どうもありがとうございます。一応そういうことになっておりますので,よろしくお願いいたします。では,ほかに。
【安達委員】質問してもよろしいですか。
【小柳主査】どうぞ。
【安達委員】各重点課題の下にある諮問委員会とここの委員会の関係は,最初の頃に御説明いただいたんですけれども,この諮問委員会でいろいろ議論された内容というのは,何かフィードバックする仕組みというのはありましたですか。
【小柳主査】フィードバックというのは,この委員会がどんな議論をされたかを知るという。
【安達委員】そうですね。
【工藤計算科学技術推進室長】ちょっと大部になってしまうのでなかなかと思ってはいたんですけれども,必要であれば,資料から議事録といったものも取り寄せることも可能ですし,あと,この委員会の開催頻度という問題は別途ありますけれども,今後,ずっとオブザーベーションしていかなければいけないという中で,そういったことはどういうことがされているのかということを,実施機関の方からそれぞれ報告していただくという機会も設けることができればと思います。特に来年度開始して,恐らく半期過ぎたところあたりで,計算資源の再配分の話とか,松岡先生からもございましたけれども,そういったものも組み入れていくと,ある程度実施状況みたいなのを,諮問委員会でどんなことが話されているかというのを含めて,御報告願うという機会を設けられればと思います。
【小柳主査】全部9つの諮問委員会の話を逐一御報告いただいても,ちょっと。重要なポイントとか。
【工藤計算科学技術推進室長】いずれにしても,御評価いただくときに,諮問委員会からはどういうコメントを頂いて,それに対してどういう対応をして,今こういう形で進んでいるんだというのは,当然,報告事項の一つかと考えますので,それで対応させていただくのがよろしいかなとは思います。
【小柳主査】さて,全体に何か,今のようなことを含めて,御意見や御質問等ございましたら。
【河合委員】事務的な話ですけど,きょう配られたこれが,最終的に各重点課題が今後4年間進めていく計画書の最終版なんですか。
【山口専門職】今回,ストレッチとベースと入っておりますので,今回,ベース中心になっていますので,大きく変更することは恐らくないと思うんですけれども,一応機関の方で,予算に合わせてもし変更するところがあれば,変更を検討しないといけないというところがあるかもしれませんが,その場合には,一部修正が入る可能性があると思います。その場合には,メール審議等で先生方に事前に送らせていただければと思います。
【小柳主査】それは,もともと何年もたてば,学問の進み具合によっていろいろ調整が必要になるのは,もちろん当然あると思うので。おっしゃるように,基本はこれで始まるわけですが,適宜,いろいろ予算的に,あるいは,分野の進行状況によって,修正しながら進めていくという,そういう理解で。さて,何かなければ,これで閉会したいと思いますが,よろしゅうございますでしょうか。それでは,長時間御苦労様でございました。これで本日の第5回ポスト「京」重点課題推進ワーキンググループを閉会いたしたいと思います。また次の回,よろしくお願いいたします。
【工藤計算科学技術推進室長】ありがとうございました。

お問合せ先

研究振興局参事官(情報担当)付計算科学技術推進室

電話番号:03-6734-4275
メールアドレス:hpci-con@mext.go.jp

(研究振興局参事官(情報担当)付計算科学技術推進室)

-- 登録:平成28年03月 --