資料1　ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題についての検討委員会の設置について

平成26年3月20日
文部科学省
研究振興局

1　設置の目的
　スーパーコンピュータ「京」の100倍の計算性能を有するポスト「京」については、大規模な研究開発プロジェクトであり、そこから高いインパクトのある成果を創出することが期待される。スーパーコンピュータで解決できる問題は、基礎科学から産業利用まで幅広いものであるが、ポスト「京」においては、国家基幹技術として国家的に解決を目指す社会的・科学的課題に優先的に取り組むべきである。
　こうした状況を踏まえ、ポスト「京」で重点的に取り組む社会的・科学的課題や課題解決による早期の成果創出に向けた研究開発体制等を検討するため、ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題についての検討委員会（以下「委員会」という。）を設置する。

2　検討事項
　・ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題
　・ポスト「京」のアプリケーション研究開発体制　等

3　構成及び運営
　・委員会は、研究振興局長の私的諮問機関として設置する。
　・委員会の委員は、別紙のとおりとし、必要に応じて追加する。
　・委員会の運営に係る事項は委員会において定める。

4　設置期間
　平成26年4月4日～検討事項の終了までとする。

5　その他
　委員会の庶務は、文部科学省研究振興局参事官（情報担当）付 計算科学技術推進室が処理する。

 

ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題についての検討委員会　委員名簿

	安西　祐一郎	独立行政法人日本学術振興会理事長
	内山田　竹志	スーパーコンピューティング技術産業応用協議会運営委員長  トヨタ自動車株式会社代表取締役会長
	大隅　典子	東北大学大学院医学系研究科教授
主査	小宮山　宏	株式会社三菱総合研究所理事長
	城山　英明	東京大学大学院法学政治学研究科教授  政策ビジョン研究センター長
	住　明正	独立行政法人国立環境研究所理事長
	関口　和一	株式会社日本経済新聞社論説委員兼産業部編集委員
	瀧澤　美奈子	科学ジャーナリスト
	土屋　裕弘	田辺三菱製薬株式会社代表取締役社長
主査代理	土居　範久	慶應義塾大学名誉教授
	土井　美和子	株式会社東芝研究開発センター首席技監
	林　春男	京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授
	平尾　公彦	独立行政法人理化学研究所計算科学研究機構長

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