「京」における一般課題の選定基準についての考え方(案)
平成29年4月26日
文部科学省研究振興局
計算科学技術推進室
理論演算性能で「京」を超えるシステムがHPCIに複数導入されつつあるところ、「京」一般課題の選定については、共用開始から4年半の間、登録施設利用促進機関により、概ね同一の選定基準に基づきなされてきている。
今般、「京」における新規ユーザ獲得や、「京」による成果の最大化を図り、計算科学の更なる発展に資するため、今後の選定に当たって留意すべき点として考えられるものは以下のとおり。
○ 現行の選定基準に変更すべき点があるか。追加又は廃止すべき項目があるか。
○ 選定基準の評価項目間の重みづけについてはどうあるべきか。より重点を置くべき項目は何か。
(具体例)
・ 評価項目1(科学的意義、社会的意義)
採択課題のそれぞれについて、科学的意義と社会的意義のいずれに重きを置いて採択したのか明らかにしてはどうか。
・ 評価項目2(「京」の必要性)
「京」の特性を活かし、「京」の成果を最大化するような選定が可能か。
・ 評価項目3(計画、体制の妥当性等)
新規ユーザを拡大するにあたり、当該項目がいわゆる参入障壁になっていないか。
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