大学通信教育等における情報通信技術の活用に関する調査研究協力者会議(第2回) 議事要旨

1.日時

平成24年9月26日(水曜日)10時~12時

2.場所

文部科学省旧庁舎2階第1会議室

3.議題

  1. 大学通信教育の現状と課題について(有識者からのヒアリング)
  2. その他

4.出席者

委員

西原座長,小松委員,五月女委員,鈴木委員,高橋委員,田島委員

文部科学省

内藤専門教育課長,金子視学官,児玉専門教育課課長補佐 ほか

5.議事要旨

(1)大学通信教育等における情報通信技術の活用に関する調査票について,事務局より説明があり,委員による内容の確認後,通信教育を実施する大学へ送付することとされた。

(2)通信教育を実施している大学として,慶應義塾大学,玉川大学,星槎大学,京都造形芸術大学,武蔵野美術大学から,現状や課題について発表があり,その後意見交換が行われた。意見交換の内容については,座長と事務局で整理した上,議論の取りまとめに生かすこととされた。

(3)大学からの発表に対する委員の意見等
○スクーリングや試験において本人確認が困難という発言があったところだが,在学年数の定めがない大学における学生証の写真の更新頻度はどうなっているのか。

○通信教育の初期においては,学習支援がそれほど重要視されていないように感じていたが,今回5つの大学の事例を伺っていると,非常にきめ細かになってきたという印象を持った。

○いわゆる併設型と独立型の通信教育では専任教員の在り方は異なる。独立型の通信教育では当然に専任教員が存在するが,併設型において通学課程の業務を主としながら,通信課程の業務を担当することは非常に困難に思われる。
 また,メディア授業は面接授業よりも手間がかかるため,併設型の通信教育においてメディア授業を行うことは,教員に更なる負担をかけることになる。そこで,併設型の通信教育のメディア授業におけるクラスサイズや設問解答及び質疑応答,意見交換等への対応者などの実施方法について詳しく教えてもらいたい。

(4)今後の予定(案)について,資料に基づき,事務局から説明があった。

以上

お問合せ先

高等教育局専門教育課情報教育推進係