資料6
2001年(平成13年)3月に発表された歯学教育モデルコアカリキュラムは学生に対する教育をする上では、内容的に支障がないものであった。
しかし歯学教育モデルコアカリキュラムのままでは、臨床実習前の学生に対する学習到達度を検証するための共用試験CBTの問題作成に少なからず支障があった。
そこでモデルコアカリキュラム運用解釈を2003年(平成14年)6月に作成した。
作成の理由は以下のとおりである。
上記のようにモデルコアカリキュラム運用解釈はあくまでも共用試験CBT問題作成のために作成したものであるが、参加大学に問題作成を依頼する時にあわせてこの運用解釈を示す必要があった。共用試験実施評価機構としては、運用解釈はあくまでもCBT問題作成のためだけに利用してもらうことを周知していたが、教育現場では、問題作成を担当する教員が同時に学生教育も担当している関係上、次第にモデルコアカリキュラム運用解釈にあわせて教育を行うようになってきた。
そこで、歯学教育モデルコアカリキュラムをモデルコアカリキュラム運用解釈の内容に変更することをお願いしたい。