科学技術週間の取組等に関する検討会(第5回) 議事要旨

1.日時

平成30年3月23日(金曜日)13時~15時

2.場所

科学技術・学術政策局会議室2

3.議題

  1. 科学技術週間の認知度向上に向けた取組について
  2. その他

4.出席者

委員

熱田委員、大草委員、滝田委員、八田委員、林委員、米山委員

文部科学省

塩崎人材政策課長、石橋人材政策課長補佐 他

5.議事要旨

○事務局より、資料1「科学技術週間の認知度調査結果の報告及び分析」の説明が行われた。
(主な意見)
・科学館への来館のきっかけとなる情報源として、最も多いのがその科学館の運営するホームページである。また、ホームページを見てもらうために、チラシの配布も併せて行うことが多い。
・科学館の調査に協力してくれる人は、科学技術への関心が高い層の割合が多い。実状と調査結果に差があるように感じている。
・掲示場所が限られる学校等では、A1のポスターは大きすぎるのではないか。チラシ等、紙での配布も広報手段として有効だろう。
・小学校中学年~高校生にかけての子どもは、課外活動等で忙しく、なかなか時間が取れないといったことが考えられる。例えば、科学館の職員や研究者と話をする機会などがあると、進路選択の参考にもなるため、参加者が多く集まるのではないか。
・遠方に住んでいる等の理由で会場に直接足を運ぶことが難しい人もいるであろうから、SNS等を活用していかに情報を広く発信するかといった、広報媒体の工夫も必要だろう。

○事務局より、資料2「平成31年度(第60回)科学技術週間」の報告が行われた。
(主な意見)
・調査では、学習のためにポスターを掲示している人が多いという結果が出ている。学習向けのポスターをつくるとすれば、教育委員会や、学校の先生へ向けた調査をし、どのようなポスターがあれば良いと思うか聞くという方法が考えられる。
・教科書に載っている分野のポスターが欲しいと思う先生が多いだろう。元素周期表のポスターを持っている人が最も多いという結果になったのも、元素周期表が教科書に載っているからだと思われる。一方で、教科書で習ったことが、どのように研究に活かされ、私たちの生活と関わっているのかが分かるポスターも、製作する価値のあるものだと思う。一家に1枚ポスターをどちらの目的で製作するのか、改めて検討する必要があるのではないか。
・イラストや写真等を使って全体的なデザインを見てもらうようなポスターなのか、文字を一字一句読んでもらうためのポスターなのかについても、考える必要があるだろう。


○最後に事務連絡があり、閉会した。

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