資料4 アドバイザリー委員会の今後の審議の進め方について

アドバイザリー委員会の今後の進め方について(案)

科学技術・学術政策局 企画評価課
政策科学推進室
平成29年2月15日

1.アドバイザリー委員会の目的
  事業実施に当たり事業の方向性について検討を行い、文部科学省に対する意見をとりまとめる。

2.アドバイザリー委員会の検討事項
  第1回アドバイザリー委員会(平成28年2月3日)において、委員会は以下を検討する旨規定。
  ○  「政策のための科学」と「政策形成」の共進化の方向性や方法論
  ○  海外の類似の取組等を踏まえた日本の取組の在り方
  ○  事業の推進による中長期的な将来像
  ○  その他必要な事項

3.これまでの議論の経過及び今後の議論の進め方
  委員会については、これまでに5回開催。この間の審議内容とその審議結果に基づく実施状況は以下の通り。


委員会

委員会の審議内容

事業実施状況

第1~3回

○「科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業(SciREX事業)全体の方向性について」議論、提言とりまとめ。
○各委員から「政策のための科学」に関し、自らの専門的知見に基づき、SciREXの方向性や学問としてのディシプリン、行政との連携のあり方等についてご意見の提示。
(黒田、森田、結城、郷、住川)※敬称略 
 


・左記提言に基づき文部科学省にて「科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」推進事業(SciREX事業)基本方針」を策定、事業を実施。

第4~6回

○引き続き各委員からのご意見の提示
  (相澤、小林、若杉、有川、有信)※敬称略
○SciREX事業における活動状況の説明
  (コアカリキュラム作成、サマーキャンプ、RISTEX公募事業、オープンフォーラム、各拠点活動状況など) 

・文部科学省策定の基本方針に基づき、各関係機関において平成28年度事業を実施。


4.今後の議題内容(案)
  これまでの議論を通じて、各委員のSciREXについての考え方が提示されたところ。多岐にわたるご意見(政策との連携のあり方、人材育成、経済とSciREXのリンク、政策形成プロセスのあり方、科学としてのディシプリン、他)を、今後の委員会において整理する。
  その上で、各拠点(SciREXセンター、各拠点大学)及び関係機関の活動状況のヒアリングを行う。
  これらを通じ、SciREX事業の目標に鑑み、何がなされ、何が不十分か、また新たに提起される課題は何か、国がなすべきことは何か等を把握・議論し、文部科学省に対する提言としてとりまとめる。
  これらに鑑み、第7回以降については以下の方針のもと議論を進めることとする。



委員会

委員会の審議内容(案)

取りうる対応

第7回
(3月中を予定)

○これまでの委員会の議論の論点整理
○委員会提言をするに際して各拠点・各機関
と意見交換すべき内容を議論
○基本方針の改定案(基本方針記載の評価に関わる部分)の説明

・委員会での議論に基づき次回以降の議論の方向性について検討(事務局)  他
・基本方針の改定

第8回
(4月中を予定)

○各事業の実施状況と、将来の運営方針について各拠点・機関と意見交換
○平成29年度の事業に関する方針説明 他

・委員会での議論に基づき次回以降の議論の方向性について検討(事務局)  他

第9回
(5~6月)

第7回、第8回での議論を踏まえ、アドバイザリー委員会としての提言をとりまとめ。

・左記提言に基づき文部科学省にて必要に応じ、事業の運営方針に反映。
・各関係機関は平成29年度以降の事業の進め方に反映



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(科学技術・学術政策局企画評価課)