【資料2-3】次世代放射光施設検討ワーキンググループ(第6回)プレゼン項目3
所属:株式会社ブリヂストン
氏名:小松 秀樹
1.今後取り組むべき研究課題について
・想定される社会的・科学的課題及び各課題の解決にあたり、取り組むべき研究課題は何か。
持続可能な社会の実現に向け、省資源・低CO2排出につながるタイヤ作りを目的として、重要な研究課題は以下に集約される。
(1)構造変化のin-situ高速分割観察
(2)nm~μmサイズのモルフォロジー解析
(3)高分子複合材料のダイナミクス研究
(4)軽元素(C、O、S等)の化学状態解析
2.次世代放射光施設に期待する貢献について
・今後取り組むべき研究課題に関して、次世代放射光施設に対してどのような貢献を期待するか。
-
軟X線領域の輝度向上
-
XFELより扱いやすいコヒーレント光の提供
-
高輝度光源の増設による総ビームタイムの拡大
-
関東圏の企業ユーザーが利用しやすい環境の提供
3.次世代放射光施設に期待する運営の在り方について
・次世代放射光施設に対して、どのような運営のあり方を期待するか。
-
ユーザーをアシストする仕組みの充実
-
ユーザービームタイム/産業利用枠の拡大
-
学術論文以外の成果を認める利用形態の採用
-
成果専有利用料金の引き下げ
科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室