【資料2-2】次世代放射光施設検討ワーキンググループ(第6回)プレゼン項目2

所属:第一三共株式会社
氏名:曽我 恒彦

1.今後取り組むべき研究課題について

・想定される社会的・科学的課題及び各課題の解決にあたり、取り組むべき研究課題は何か。

 製薬企業の立場として、世界の健康文化の向上に貢献する優れた医薬品を創製する。

  • 効果的かつ効率的なドラッグデザイン
  • 生物学的現象のメカニズム解析による新規創薬標的の発見

2.次世代放射光施設に期待する貢献について

・今後取り組むべき研究課題に関して、次世代放射光施設に対してどのような貢献を期待するか。

 優れた医薬品を創製するためのドラッグデザインへの貢献

  • 膜タンパクのX線結晶構造解析
  • 微結晶でも可能なX線構造解析
  • 高分解能な結晶構造解析
  • High Throughput Screeningも可能な測定技術

3.次世代放射光施設に期待する運営の在り方について

・次世代放射光施設に対して、どのような運営のあり方を期待するか。

  • 施設ごとで特色を出し、試料に合わせて適切な施設の推薦ができるシステム
  • 汎用的なビームラインの確保と現場でのサポート強化(トラブル対応)
  • リモート測定可能な体制
  • 通年測定が可能な体制(せめて施設ごとの停止期間をずらす)
  • インターフェース(ソフト、ハードとも)の共通化など国内施設間での連携強化

お問合せ先

科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室

(科学技術・学術政策局研究開発基盤課量子放射線研究推進室)