「科学技術・イノベーション政策の展開にあたっての課題等に関する懇談会」これまでの議論の取りまとめ

平成21年6月
科学技術・学術政策局

第1部 これまでの議論の取りまとめ

第1章 国際的な情勢等の変化
1.国際情勢の変化
(1)グローバル化の進展
(2)新興国の台頭等による多極化の進展
(3)世界の産業構造の変化
(4)資源・エネルギー・食料需給の逼迫
2.諸外国の経済政策等の変化
(1)「イノベーション国家モデル」の台頭
(2)産業への国家の関与が強まる傾向
(3)世界的な「グリーン・ニューディール政策」の展開
第2章 世界の研究開発システム等の変化
1.世界の研究開発システムの変化
(1)研究開発のグローバル化、研究開発規模の大規模化等
(2)研究開発のオープン化
(3)科学的知見と製品開発の接近と、知識・分野融合によるイノベーション
(4)国の研究所や大学などの公的研究機関に求められる役割の拡大
2.諸外国の科学技術政策の変化
(1)産学官一体となった科学技術政策の展開
(2)科学技術政策から「科学技術・イノベーション政策」へ
(3)研究開発費の計画的増額
(4)グローバル戦略の構築
第3章 我が国の現状と課題
1.グローバル化への対応の遅れ
2.我が国産業の現状と課題
(1)新たなイノベーションモデルへの対応の遅れ
(2)新たな産業における不振等
(3)国際競争力の低下
3.我が国の研究開発システムの現状と課題
(1)研究開発のオープン化等への対応の遅れ
(2)研究成果と実用化(イノベーション)をつなぐ仕組みづくりの遅れ
(3)サイエンス型産業や新興・融合分野におけるイノベーションの遅れ
第4章 今後15年を見据えた国際トレンド及び我が国のトレンド
1.今後の国際トレンド
2.今後の我が国のトレンド
(1)グローバル化に伴う我が国の位置付けの変化
(2)我が国産業の国際競争力
(3)プロダクト・イノベーションを推進するための産学官連携の重要性の高まり
第5章 今後の科学技術・イノベーション政策の展開に向けた課題
1.背景
2.政策展開にあたっての課題
第2部 各委員からの追加意見
・門永 宗之助(マッキンゼー・アンド・カンパニー(平成21年6月現在))
・飯塚 哲哉(ザインエレクトロニクス株式会社)
・川上 浩司(京都大学)
・角南 篤(政策研究大学院大学)
・妹尾 堅一郎(東京大学、NPO法人産学連携推進機構)
・高橋 真木子(東北大学)
・出川 通(株式会社テクノ・インテグレーション)
・長岡 貞男(一橋大学イノベーション研究センター)

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