「科学技術・イノベーション政策の展開にあたっての課題等に関する懇談会」の開催について

平成20年11月13日
科学技術・学術政策局長決定

1.目的

 IT技術の進展等により、研究開発のような知的労働も容易に国境を越えて行われる時代となる中、優秀な人材を持つ中国、インド等BRICs諸国は、大きな経済成長を遂げて、世界の勢力地図を大きく変化させつつある。また、米国のサブプライム住宅ローン問題に端を発した世界的な金融危機により、我が国経済にも大きな影響が出ることが懸念されている。

 こうした中、米国競争力法の制定に象徴されるように、諸外国はイノベーションの創出を目指す新たな仕組みの構築と投資の拡大に取り組んでおり、我が国としても、世界情勢の激変や少子高齢化等に適切に対応しながら、国際競争力を維持・強化していく必要がある。

 そこで、諸外国の動向を含めた世界情勢の変化及び今後の方向性を検討し、それを踏まえた今後の我が国の科学技術・イノベーション政策の展開にあたっての課題等を整理するため、「科学技術・イノベーション政策の展開にあたっての課題等に関する懇談会」(以下、「懇談会」という。)を開催する。

2.検討事項

(1)科学技術・イノベーションを巡る世界情勢の変化及び今後の方向性
(2)今後の我が国の科学技術・イノベーション政策の展開にあたっての課題
(3)その他必要な事項

3.懇談会の構成等

(1)懇談会の構成は別紙のとおりとする。
(2)必要に応じて、別紙以外の者から意見を求めることができるものとする。
(3)懇談会は平成23年3月31日までの間において開催するものとする。

4.議事の取扱い

会議は非公開とする。議事については、議事録をホームページに掲載する。

5.その他

(1)懇談会に関する庶務は、関係局課の協力を得て、科学技術・学術政策局調査調整課において処理する。
(2)その他懇談会の運営に関する事項は、懇談会に諮って定める。

 

お問合せ先

調査調整課