【資料6】研究開発評価実務者のスキルアップのためのワークショップ(仮称)に関する具体的な実施方法の検討

研究開発評価実務者のスキルアップのためのワークショップ(仮称)
に関する具体的な実施方法の検討

1.趣旨・目的

 「文部科学省における研究及び開発に関する評価指針」において、「文部科学省及び研究開発機関等の事務局における人的拡充を含めた研究開発評価体制の構築や職員等の評価実施能力の向上を図ることは、評価に係る各種作業を円滑に行う上で不可欠」とされており、文部科学省では、研究開発機関等における効果的・効率的な評価システムの運営と評価の質の向上を一層推進するため、研究開発評価実務者向けのスキルアップのためのワークショップを開催することとし、その具体的な実施方法を検討する。

2.活動の方向性(案)

(1)研究開発機関等との意見交換等による情報収集で得られる現場で課題となっている事項等について、事例発表や意見交換等を通じた相互研鑽及びコミュニティー形成の場を提供することを基本方針として試行的に実施する。なお、テーマは当検討会において検討する。
(2)対象者については、試行的実施の段階では、大学及び大学共同利用機関法人等の研究企画室、研究推進室、URA室、研究戦略室、研究支援課、評価室(IR室等)等の事務職員、教員、URA等の実務者(原則、係長級以上)から、当検討会において任意に選んだ者とする。
(3)試行的実施の段階では、ワークショップ終了後、参加者と改善すべき点等について意見交換を行う。

3.平成30年度の活動(案)

(1)テーマの検討
 平成30年度研究開発評価委託事業による調査結果等を基に、現場で課題となっている事項のうち、研究開発評価の参考となる事例があるものから選定することを基本とする。
(2)ワークショップの内容・時間・規模等の検討
 研究開発評価の参考となりそうな事例発表とそれに関する意見交換を基本とするが、研究開発評価研修プログラム教材を利用したワークショップの有用性や効果的な人数等についても検討する。

お問合せ先

科学技術・学術政策局 企画評価課 評価・研究開発法人支援室

(科学技術・学術政策局 企画評価課 評価・研究開発法人支援室)