ここからサイトの主なメニューです

登録有形文化財(建造物)の登録について

平成14年3月
文化庁

報 道 発 表 資 料

登録有形文化財(建造物)

文 化 審 議 会 答 申

要      旨
   文化審議会(会長 高階秀爾)は,平成14年3月22日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議議決を経て,新たに140件の建造物を登録するよう文部科学大臣に答申を行った。登録される文化財建造物の概要,主な事例,一覧は以下の表並びに別紙のとおりである。


答申が行われた建造物の概要
  新規登録 累         計
登   録   数 140件(53箇所) 2,846件(1222箇所)
関係市町村 32市町村(区) 514市町村(区)
関係都道府県 22都道府県 47都道府県


○時   代   別
  江      戸 明      治 大      正 昭      和
新規登録 28 47 37 28 140
累      計 351 907 740 848 2,846


○種            別
    産   業 交通 官公 学校 生活 文化 住宅 宗教 治山
1次 2次 3次 庁舎 関連 福祉 治水
新規 0 14 9 4 1 1 1 8 61 30 9 2 140
累計 64 277 371 106 65 121 138 134 1232 282 24 32 2,846

    建   築   物 土木構造物 その他の工作物
新規登録 101 13 26 140
累      計 2,322 150 374 2,846

*種別の「生活関連」は,電気・ガス・水道施設を示す。

ページの先頭へ

登録される主な事例

(いあい)  
遺愛学院講堂 北海道函館市         

   本館内にあった講堂が手狭になったため,宣教師からの寄付金で昭和10年に建てられた。設計はヴォーリズ建築事務所で,切妻(きりつま)造・亜鉛鉄板葺,外壁は柱型を現した下見板張,正面には玄関ポーチを設け,背面側で本館と廊下で接続している。過度に装飾を設けない瀟洒(しょうしゃ)な外観に特色があり,キャンパス景観の形成にも寄与している。


(こおりやまし)  
郡山市公会堂 福島県郡山市         

   大正13年の市制施行を記念して,市の中心部、安積(あさか)開拓の記念地に建設された。設計は矢橋賢吉と荻原貞雄。鉄筋コンクリート造,2階建で,隅に縦長ガラス面で垂直性を強調した塔屋を設ける。地方都市における初期の本格的公会堂建築であり,連続半円アーチの柱廊上に,窓台受や上げ下げ連窓などが丁寧にデザインされている。


(こまき) (ひがしとなみぐん)                  
小牧ダム 富山県東礪波郡庄川町         

   庄川に築かれた発電用堰堤(えんてい)で,昭和5年に完成した。堤高79.2m、アーチ平面の本格的な重力式コンクリート造ハイダムで,中央部にゲート付越流(えつりゅう)部,右岸側にエレベーター式魚道,左岸側に運材設備を設ける。建設後は東洋一のダムと呼ばれるなど,地震力を考慮した設計により飛躍的に大型化した構造物の初期の代表的事例である。


(しんしゅうほんびょう)         (ごえいどう)  
真宗本廟東本願寺御影堂ほか 京都府京都市         

   東本願寺の伽藍は元治元年(1864)の火災後,明治期を通じての大造営で復興された。御影堂は伝統様式・技法による木造建築の集大成と言える大建築で,棟梁は伊藤平左エ門,16年をかけ明治28年に完成した。御影堂門などの各門は,宗祖650年遠忌(おんき)に際して明治44年に竣工した。菊の門の設計は亀岡末吉で,近代的感覚による細部意匠に特徴がある。


(おおが)  
大賀家住宅主屋ほか 岡山県岡山市         

   江戸中期より畳表(たたみおもて)などを扱った商家で,岡山市街の西方にある。主屋は妻面をなまこ壁とした入母屋(いりもや)造・本瓦葺で,豪壮な屋敷景観の核となっている。数寄屋(すきや)風意匠の離座敷や二階座敷もつくりが丁寧で質が高い。表門,納屋,各物置及び土蔵など,屋敷構成を知る上に欠かせない附属施設も良好に残り,屋敷景観の要所を整えている。


(文化庁伝統文化課)

ページの先頭へ


  名        称 所   在   地 建設年代    特       徴       等 種      別 登録基準
遺愛学院講堂 北海道函館市 昭和10年 ヴォーリズ建築事務所の設計で,切妻造の簡素な講堂。 建築物 学  校   二
千歳館主屋
   客室ちとせ
   客室つる
山形県山形市
大正4年
昭和5年
昭和2年
山形市街にある料亭建築の好例。主屋は正面の西側が洋風で,庭園に面した東側を和風とした特異な意匠。各客室も細部意匠に見るべき点のある和風建築。 建築物
 〃
 〃
産業3次
  〃
そ の 他
  三
  一
  〃
明善寺本堂 山形県山形市 昭和9年 伊東忠太の設計。鐘楼・鼓楼付の独特の形態をもつ。 建築物 宗  教   二
山形聖ペテロ教会礼拝堂 山形県山形市 明治43年頃 塔屋付で,尖塔アーチ型の窓をもつ木造教会堂。 建築物 宗  教   二
日本基督教団郡山細沼教会礼拝堂 福島県郡山市 昭和4年 隅に3階建塔屋を備えた,角地に建つ礼拝堂建築。 建築物 宗  教   一
郡山市公会堂 福島県郡山市 大正13年 市制施行を記念して建てられた本格的公会堂建築。 建築物 文化福祉   二
安積疏水麓山の飛瀑 福島県郡山市 明治15年 安積疏水事業にかかる記念碑的な石造構造物。 土 木 そ の 他   一
木田家住宅主屋
     煉瓦蔵
     土蔵
福島県いわき市
明治36年
大正12年
大 正 期
市街地北部にある農家建築。主屋は大規模な平屋建でたちが高い豪壮な造り。煉瓦蔵は変則的な煉瓦積に,漆喰塗の土蔵は軒蛇腹に各々特色がある。 建築物
 〃
 〃
住  宅
  〃
  〃
  二
  三
  一
関根家住宅店舗
     主屋
茨城県真壁郡真壁町
 
明治8年
  〃
木造2階建の店舗と背後に続く平屋建の主屋で,通りに面した店舗の平面とその開放的な構えが特徴。 建築物
 〃
産業2次
住  宅
  二
  〃
中村家住宅主屋
     乾蔵
     文庫蔵
     薬医門及び塀
茨城県真壁郡真壁町
明治初期
明 治 期
  〃
  〃
江戸中期以来の旧家で,新宿町の名主・年寄を勤めた。主屋は式台玄関を構え,本格的な床・棚・付書院を備えた質の高い書院造。乾蔵と文庫蔵は鉢巻から下の漆喰壁を下見板で覆った丁寧なつくり。 建築物
 〃
 〃
工作物
住  宅
  〃
  〃
  〃
  二
  〃
  〃
  一
橋本旅館主屋
    土蔵
茨城県真壁郡真壁町
 
昭和4年
明 治 期
木造2階建で,通りに面した1階中央玄関,2階開口部の扱いや手摺などに旅館建築の特徴が伺える。 建築物
 〃
産業3次
  〃
  一
  〃
高木会館 栃木県黒磯市 大正7年 地方銀行の本店建築。石積を基調とした重厚な外観。 建築物 産業3次   一
棚澤書店 東京都文京区 明 治 期 2階建・平入,半間下屋庇付で軒出桁造の商家建築。 建築物 産業3次   一
加藤家住宅主屋 東京都大田区 大正13年 木造2階建で,洋風意匠を基調とした住宅。 建築物 住  宅   一
鳥海家住宅主屋 東京都大田区 昭和12年 一部洋風とした昭和前期の和風都市住宅の好例。 建築物 住  宅   二
妙福寺祖師堂(旧七面大明神堂) 東京都大田区 天保4年 洗足池畔のランドマークになっている3間仏堂。 建築物 宗  教   一
昭和のくらし博物館(旧小泉家住宅主屋) 東京都大田区 昭和26年 木造2階建で戦後復興期の庶民住宅の好例。 建築物 住  宅   二
星名家住宅雪穴 新潟県中魚沼郡川西町 江 戸 期 雪を利用して酒造関連の冷蔵所とした石造構造物。 工作物 産業2次   三
牛島閘門 富山県富山市 昭和9年頃 全長25mの閘門で,富岩運河の土木構造物の一つ。 土 木 交  通   一
泥谷砂防堰堤 富山県上新川郡大山町 昭和13年 堰堤20基と床固3基が連続した階段式の砂防ダム。 土 木 治山治水   一
小牧ダム 富山県東礪波郡庄川町 昭和5年 本格的重力式コンクリート造ハイダムの初期事例。 土 木 生活関連   一
木和田川砂防一号堰堤
      二号堰堤
      三号堰堤
      四号堰堤
      五号堰堤
      六号堰堤
      七号堰堤
      八号堰堤
静岡県志太郡岡部町 大正元年頃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
木和田川に築かれた石造空積砂防堰堤群。明治43年の豪雨による谷筋崩壊を契機に,内務省が砂防指定地と定め,県が建設した。最下流部が一号堰堤で,最大規模は堤長25mの四号堰堤,立面形状から兜堰堤と呼ばれている。全体に明治期の構造形式を踏襲しつつ,台形越流部という近代的技術が加味されている。現在は周囲の緑が回復し,石造構造物も一体となって,渓谷の自然景観とよく馴染んでいる。 土 木
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
治山治水
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  一
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
花岳寺本堂 愛知県幡豆郡吉良町 貞享元年 17世紀後期における当地域の禅宗本堂を示す遺構。 建築物 宗  教   二
松阪市文化財センター(旧カネボウ綿糸松阪工場綿糸倉庫) 三重県松坂市 大正12年 桁行約74mの規模をもつ長大な煉瓦造の倉庫建築。 建築物 産業2次   一
田垣内家住宅石蔵 三重県熊野市 明治中期 花崗岩を用いた石造2階建で,細部も凝った意匠。 建築物 住  宅   一
大鳥神社祝詞殿(中門)
    拝殿
    神楽殿
    神饌所
    神輿蔵
    楼門
    社務所
滋賀県甲賀郡甲賀町 大正8年
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
鎌倉時代以来佐々木氏の尊崇を得た神社で,本殿は貞享2年の建立だが,他は大正4年火災後の再建になり,設計は京都府技師の亀岡末吉。楼門は中世の技法を忠実に踏襲した意匠をもち,祝詞殿や拝殿は木割が細く繊細で洗練された造形で,いずれも優美である。古社寺建築修理の経験を有する建築家による近代神社建築の好例。 建築物
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
宗  教
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  二
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
真宗本廟東本願寺御影堂
        阿弥陀堂
        鐘楼
        御影堂門
        阿弥陀堂門
        菊の門
        玄関門
        大玄関
        大寝殿
        造合廊下
        二筋廊下
        阿弥陀堂門南側築地塀
        御影堂門南側築地塀
        御影堂門北側築地塀
        菊の門北側築地塀
                玄関門北側築地塀
京都府京都市 明治28年
  〃
明治27年
明治44年
  〃
  〃
  〃
慶応3年
明治元年頃
明治27年頃
  〃
明治28以前
  〃
  〃
  〃
  〃
東本願寺の伽藍は元治元年(1864)の火災後,明治期を通じて続けられた造営で復興された。御影堂は伝統様式・技法による木造建築の集大成と言える大建築で,棟梁は伊藤平左エ門,釿始以来16年をかけて完成した。阿弥陀堂は一重で二重の御影堂より若干小さいが,内外とも豪壮な造形である。大型で総欅造の室の高い鐘楼は,鐘の吊り方に工夫がある。御影堂門と阿弥陀堂門などの各門は,宗祖650年遠忌に際しての建設。菊の門の設計は亀岡末吉で,細部意匠には近代的感覚が充溢している。大玄関と大寝殿は火災後すぐに復興されたが,いずれも雄大で,特に大寝殿は真宗大広間の伝統的形式をよく踏襲している。伽藍の周囲に築かれた築地塀は,柱間の漆喰壁面に目地を付けた本格的なもので,折曲り部に小さな妻面を見せて変化を持たせ,重厚かつ豊かな外部空間をつくっている。 建築物
 〃
 〃
 〃
工作物
 〃
 〃
建築物
 〃
 〃
 〃
工作物
 〃
 〃
 〃
 〃
宗  教
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  二
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  一
  〃
  〃
  〃
  〃
伏見ビル 大阪府大阪市 大正13年頃 船場にある変化に富んだ外観のRC造3階建ビル。 建築物 産業3次   二
大光寺太子館 大阪府吹田市 昭和11年 1階洋風,2階和風とした木造2階建の仏堂。 建築物 宗  教   二
山田家住宅主屋
     玄関棟
     台所棟
     米蔵
     土蔵
     表門
     長屋門
     土塀
大阪府泉南市 文久3年
文久3年頃
江戸末/大10改築
嘉永7年
寛政6年
江戸末期
  〃
  〃
小栗街道(熊野古道)近くの新家中村集落にあって,代々庄屋を勤めた豪農の屋敷。主屋は本瓦葺の2階建であるが,前身建物の部材を残し,平面も古式な点に特徴がある。主屋下手の西側に玄関棟,東側に台所棟がつき,上層農家の中心部を構成している。米蔵や土蔵など屋敷構成に欠かせない附属施設も保存状態が良好である。表門や長屋門及び土塀など,屋敷の外構もよく整っている。 建築物
 〃
 〃
 〃
 〃
工作物
建築物
工作物
住  宅
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  二
  一
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
荒井家住宅主屋
     蔵及び納屋
兵庫県神戸市
 
大正14年
  〃
須磨の海浜を望む好立地にある。木造2階建の主屋は平面や室内構成など,質の高い和風住宅の好例。 建築物
 〃
住  宅
  〃 
  二
  〃
下町公民館 鳥取県八頭郡智頭町 大正3/昭3移築 木造2階建で,地方における洋風庁舎建築の一事例。  〃 官公庁舎   二 
中町公民館 鳥取県八頭郡智頭町 大正11以前 外観洋風,内部和風とした地方の個人病院の事例。  〃 文化福祉   二 
大神山神社石の大鳥居 鳥取県西伯郡大山町 嘉永7年 大山寺への参道入口にある大型の石造明神鳥居。 工作物 宗  教   一 
岡山禁酒会館 岡山県岡山市 大正12年 独特の外観の木造3階建で,歴史的景観の象徴。 建築物 文化福祉   一
大賀家住宅主屋
     離座敷
     二階座敷
     納屋
     雑具物置及び臼場
     内蔵
     土蔵
     漬物納屋及び荷揚納屋
     表門
岡山県岡山市 江戸後期
明治初期
江戸後/明中移築
江戸後期
  〃
明治中期
江戸後期
  〃
  〃
江戸中期より畳表などを扱った商家で,岡山市街の西方,笹ヶ瀬川と足守川の合流点付近にある。主屋は妻面をなまこ壁とした入母屋造・本瓦葺で豪壮な屋敷景観の核となっている。数寄屋風意匠の離座敷や二階座敷もつくりが丁寧で質が高い。表門,納屋,各物置及び土蔵など,いずれも屋敷構成を知る上に欠かせない附属施設で,良好に残るとともに,敷地内にうまく配置され,屋敷景観の要所を適切に整えている。 建築物
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
 〃
工作物
住  宅
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  一
  二
  〃
  一
  〃
  二
  〃
  一
  〃
JR善通寺駅一番ホーム上屋
      二番ホーム上屋
      跨線橋
香川県善通寺市

 
大正11年頃
  〃
  〃
プラットフォーム上にある木造工作物の上屋とホーム間を繋ぐ鋼製の跨線橋。一体となって,往時の鉄道景観を今によく伝えている。 工作物
 〃
土 木
交  通
  〃
  〃 
  一
  〃
  〃
瀬川酒店東蔵 香川県善通寺市 大正6年 通りに面した店舗に隣接して建つ腰海鼠壁の酒蔵。 建築物 産業3次   一
塩田家住宅長屋門及び塀
     南土蔵
     東離屋
     北土蔵
香川県小豆郡内海町
昭和初期
  〃
  〃
  〃
小豆島における弘化3年創業の醤油醸造主の住宅遺構。長屋門だけでなく土蔵や離屋とも本瓦葺の重厚なつくり。いずれも敷地縁辺部に建ち,基礎の石組や塀などと一体となって外構を形成している。 建築物
 〃
 〃
 〃
住  宅
  〃
  〃
  〃 
  一
  〃
  〃
  〃
ヤマサン醤油三階建醤油醸造工場
      北醤油蔵
      東麹蔵
      洗い場
香川県小豆郡内海町
大 正 期
明治後期
大 正 期
昭和初期
木造3階建の醤油醸造工場はひときわ大きく,シンボル的存在である。切妻造の長大な北土蔵は,もと木桶を設置した醸造用倉庫。東麹蔵等は醸造に欠かせない施設。いずれも醤油醸造の中核的施設。 建築物
 〃
 〃
工作物
産業2次
  〃
  〃
  〃 
  一
  〃
  〃
  〃
京宝亭佃煮販売処店舗(旧黒島伝九郎醤油醸造場醤油蔵)
        西棟(旧黒島伝九郎醤油醸造場醤油蔵)
香川県小豆郡内海町
 
明治31年
  〃
もと「伝九郎」醤油醸造場の建物で,戦後の佃煮製造の草創期から,製造所施設として用いられてきた。 建築物
 〃
産業2次
  〃 
  一
  〃
宝食品昆布蔵(旧左海醤油醸造所醤油蔵) 香川県小豆郡内海町 大 正 期 切妻造,外壁漆喰塗で桁行40mの大規模な醸造施設。 建築物 産業2次   一
宝食品北佃煮原料蔵(旧左海醤油醸造所醤油蔵)
   南佃煮原料蔵(旧左海醤油醸造所醤油蔵)
左海醤油工業醤油蔵
      水圧式蓄量機小屋
香川県小豆郡内海町
明 治 期
  〃
  〃
昭和初期
安政4年創業の左海醤油醸造所の一連の施設で,山側に位置する。いずれの蔵も切妻造の大規模な屋根を架け,醤油醸造盛期の活況を今に伝えている。水圧式蓄量機小屋は,醸造業の近代化を物語る遺構。 建築物
 〃
 〃
工作物
産業2次
  〃
  〃 
  〃
  一
  〃
  〃
  三
宝食品福井亭(旧福井家住宅土蔵)
   天川亭(旧天川家住宅土蔵)
香川県小豆郡内海町
 
昭和10頃/平5移築
  〃
近在の土蔵を移築して集会施設に活用。小規模だが,漆喰壁を覆う縦板,蔵前庇などに地域特性がある。 建築物
 〃
住  宅
  〃
  二
  〃
山本医院 香川県仲多度郡多度津町 大正15年 地方における木造2階建,モルタル塗の洋風建築。 建築物 文化福祉   一 
島内幸家住宅主屋
      離れ
      蔵
      門
      脇門及び塀
高知県香美郡野市町 明治初/明43移築
明治43年頃
  〃
  〃
  〃
19世紀中期に分家独立し,西と称される。土佐中部における郷士住宅の流れをくむ明治後期の住宅。主屋は入母屋造の大屋根に直交する小さな入母屋造の張り出しを設け,周囲に下屋庇を廻した形式。離れから門及び塀まで,屋敷構をよく残す。 建築物
 〃
 〃
工作物
 〃
住  宅
  〃
  〃
  〃
  〃
  二
  一
  〃
  〃
  〃
島内章子家住宅主屋
       脇離れ
       蔵
       納屋
       風呂
       家門
       石垣
高知県香美郡野市町 昭和10年
江戸末期
  〃
  〃
昭和10年
  〃
  〃
19世紀中期に分家独立し,角と称される。土佐中部における郷士住宅の流れをくむ昭和前期の住宅。主屋は平屋建の玄関棟,2階建の居間棟,平屋建のかま屋からなり,複雑に屋根が交差し,変化のある外観。蔵は土佐漆喰塗で特色ある水切瓦を付ける。風呂は高知における初期RC造の住宅施設の事例。石
垣は自然石を巧みに積み,重厚な外構となっている。
建築物
 〃
 〃
 〃
 〃
工作物
 〃
住  宅
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  二
 〃
  〃
  〃
  〃
  一
  〃
島内克之家住宅主屋
       蔵
       納屋及び蚕室
       長屋門
       外塀
       内塀
       汲池
高知県香美郡野市町
嘉永3頃/明治増築
明治44年
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
19世紀中期に分家独立し,古新宅と称される。土佐中部における郷士住宅で,江戸末期の主屋は入母屋造・平屋建で,周囲に下屋庇を廻し,明治期に2階部分を増築した。置屋根式の土蔵は3段の水切瓦を付け,土佐の土蔵意匠をよく示す。納屋及び蚕室などの附属施設は明治後期に整えられたもので,汲池は当地方の用水利用の一端を物語る数少ない施設。 建築物
 〃
 〃
 〃
工作物
 〃
 〃
住  宅
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  〃
  二
 〃
  一
  〃
  〃
  〃
  〃
山鹿灯籠民芸館(旧安田銀行山鹿支店) 熊本県山鹿市 大正14年 細部意匠に特徴のあるRC造2階建の銀行建築。 建築物 産業3次   二
多田家住宅御成屋敷
     御成門
     主屋
     蔵
大分県大野郡三重町 元治元年
  〃
  〃
  〃
旧臼杵藩の大庄屋で,御成屋敷及び門は藩主を迎える施設。寄棟造で下屋庇を廻し,式台玄関を備えた質の高いつくり。同時期の主屋は御成屋敷と意匠面に違いがあるが,堂々とした外観を呈している。  建築物工作物建築物工作物 住  宅
  〃
  〃
  〃
  二
  一
  〃
  〃
旧長田医院 大分県大野郡三重町 昭和2年 木造2階建で,正面外観を洋風意匠とした病院建築。 建築物 文化福祉   二 
森山家住宅土蔵 鹿児島県姶良郡加治木町 明治37年 高い石造腰部に特色がある桁行約17mの土蔵。 建築物 住  宅   三 
加治木町図書館(旧郷土館陳列室)
       (旧郷土館日本館)
       (旧郷土館附属石造倉庫)
鹿児島県姶良郡加治木町
昭和12年
  〃
  〃
郷土館として建設された施設で,現在図書館に活用されている。コの字平面で洋風建築の陳列室と,和風で座敷3室からなる日本館は,好対照である。 建築物
 〃
 〃
文化福祉
  〃
  〃
  二
  一
  〃 

-- 登録:平成21年以前 --