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各関係機関・団体が作成したホームページやパンフレット等について、著作権制度の基本的な部分の共有化を進め、団体間で使い合うという連携が必要ではないかと思う。 |
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関係機関・団体間の連携として、(社)著作権情報センターでは、「市民のための著作権」という講座の中に、平成15年度から教職員向けの講習会を実施した。この講習会では、(社)コンピュータソフトウェア著作権協会や(社)日本レコード協会にも参加してもらい、それぞれの団体の活動について講演してもらっている。 |
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「著作権教育連絡協議会」は、権利者の集まりだが、著作権教育の連絡協議会であるからには、教育委員会連合会、あるいは校長会といった著作物の利用者側と団体の交流する場が必要ではないか。 |
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著作権の関係機関・団体の事業に利用者側の意見を反映することは良いことだと思うが、「著作権教育連絡協議会」の運営方法として、利用者側をメンバーとして加えて、議論をしていくか、或いは、年に何回か利用者側と懇談をして意見を集約していくかといったように、幾つか選択肢があるのではないかと思う。 |
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教育委員会連合会や校長会が入ると、講習会を実施する際の受講者の募集等で非常に効果があるので、利用者側も含めた連携のあり方についても今後考えていくということは必要かと思う。 |
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今回の著作権法改正によって教育機関における例外的に著作権者の許諾なく利用できる例外規定が拡大されたことで、比較的教育団体が関心を示しているため、「著作権教育連絡協議会」への参加を呼びかけるにはいいタイミングだと思う。「著作権教育連絡協議会」には幅広く参加してもらう方が、効果が上がっていくのではないかと考えている。 |
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現場の先生は、教材の作り方やウェブサイトの活用の仕方等について、悩んでいる方々が多いので、そういった方々と交流しながら研修会を開く方が、一方的に講義を行うよりは良いかと思う。また、入手しやすいように立派な教材だけでなく、安価な教材も作成した方が良いかと思う。 |
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各団体が実施している著作権講座に関する情報を一括して横断的に見られるサイトの作成を著作権教育連絡協議会で実施していただきたい。実施が困難であれば、国立教育政策研究所教育研究情報センターで、そのような著作権情報サイトを立ち上げることはできると思う。 |
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一般の方から見ると、著作権に関する団体がたくさんあり、どこの団体を信頼していいのかわかりづらいと思うので、信頼できる団体がわかる情報サイトを作ることが必要であると思う。また、現在は個別具体のケースについては、関係する団体に確認しなければわからない状況であるが、各団体の共通のホームページに各団体の所有する情報をもちよって掲載するなど、利用者の利便性に配慮した対応が必要である。講習会についても、個別の講習会だけではなく、利用者を一同に集めた著作権フォーラムを実施する必要があると思う。 |
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総論的な著作権に関する簡単な冊子の共有化について、各団体でもニーズがあるのか、どういった内容になるか等を、著作権教育連絡協議会の中で今後検討することが必要である。 |
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利用者の立場からすると、著作権法の解釈は著作物の種類によって違うので、こうした情報を各団体のホームページ等で共有化して見られるようにすることが今後大切である。 |