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資料9

主なコンテンツ保護技術

【複製世代管理技術(例)】
  略語 正式名称 概要
1 CGMS Copy Generation Management System 映像データの複製世代管理システム。2ビットの情報で、「コピー不可」「コピー1世代のみ可」「コピーフリー」の3種類、または、「コピー不可」「コピー1世代のみ可」「コピーフリー」「これ以上コピー不可」の4種類の複製制御情報を表現する。受信機側(録画する側)が複製の可否を判断する。
2 CGMS−A Copy Generation Management System (Analog) アナログ映像信号をデジタル録画する場合のCGMSの実装。アナログ映像信号のブランキングエリア(画面を描き終わってから次の画面を描き始めるまでの空白部分)に複製制御情報を重畳する。
3 SCMS Serial Copy Management System オーディオデータのデジタル録音における複製世代管理システム。
デジタル録音は1世代までとし、2世代以降のデジタル録音を禁止する方式であり、1ビットの情報で、「1世代だけコピー可能」と「コピー不可」を表現する。受信機側(録音する側)が複製の可否を判断する。


【暗号・スクランブルを伴うコンテンツ保護技術(例)】
  略語 正式名称 概要
1 CAS注1 Conditional Access System 限定受信システム。デジタル放送における契約者のみに契約内容に応じて視聴を許可する仕組み。B−CAS,C−CASなどがある。
2 CPPM Content Protection for Prerecorded Media 記録済みメディア用に開発されたコンテンツ保護の仕組みであり、4C Entityによってメーカーにライセンスされる。DVD-Audioに採用されている。
3 CPRM Content Protection for Recordable Media 記録可能なメディア用に開発されたコンテンツ保護の仕組みであり、4C Entityによってメーカーにライセンスされる。DVD-RDVD-RWDVD-RAM、SDカードなどに採用されている。
4 CSS Content Scramble System DVD-Videoに採用されている映像コンテンツの暗号化システムであり、DVD CCAによってライセンスされる。
5 DTCP Digital Transmission Content Protection デジタル通信路の伝送規格であるIEEE1394やUSB等に対応したコンテンツ保護技術であり、DTLAによってライセンスされる。
6 HDCP High-bandwidth Digital Content Protection パソコンやデジタル家電機器向けディスプレイのデジタルインターフェース規格であるDVI(Digital Visual Interface)や、HDMI(High Definition Multimedia Interface)上のコンテンツ保護技術であり、DCPによってライセンスされる。
注1:特定の技術の名称ではなく一般名称。


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