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答申の内容を具体的に実行すべきである。伝統芸能の継承及び発展を懸念しており,若い人に継承してもらう方法を考えるべきである。テレビや若い人が読む雑誌等で広報や宣伝を行うのもよいのではないか。 |
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日本人は宣伝が下手である。日本国民全体への訴え掛けを行ってほしい。 |
○ |
新聞に文化行政の動きや在り方が掲載されることが少ない。専門分野の記者も専門に埋没している。 |
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基本方針は一度決めたら変更しないのか。文化芸術を振興していく際に,網羅的かつ総合的に,自主性を尊重しながら施策を行っていくのは可能なのか。国の施策としてメリハリが必要ではないか。また,民間が自発的に,実質的に競争できる仕組,環境を整えるべきである。また,審議会でのヒアリングは,どのように行うのか。
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△ |
基本方針は法律の内容を踏まえるものとなるが,その際に,重点的な部分を盛り込む,あるいは,別途重点施策等を決めるとの考え方がある。関係団体からのヒアリングでは,基本方針についての意見と共に,文化行政施策全般に対する要望を承りたい。 |
○ |
21世紀の日本は非物質的な価値へ向かうのではないか。そうすると文化芸術の振興が重要になる。国としての方向を決めて予算をつけ,地方公共団体を含めて徐々にその方向へもっていく。また,規制緩和によって民間の色々な障害を取り除くべきである。同時に国全体がそういう方向へ向いているという訴え掛けを国で行ってほしい。 |
○ |
文化の振興は自然を抜きにしてはできないものもあり,数百年単位の国家的施策が要求される。 |
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文化活動は個人の自主性に委ねられており,それゆえ行政があまり深くかかわると国家の規制になるとの危惧がある。審議会で議論する時に,総花的なメニュー出すのはどうか,法律を踏襲しても新しさはない。ヒアリングは陳情ではなく,各々でどのような課題があるのかを正確に把握するべきである。 |
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文化芸術は非常に広く,重点的に施策を行うべきとの意見があれば,国が行うなら公平にという意見もある。色々な意見を聴き,やる時には思い切ったことをやるべきである。現状をみると民俗芸能は根強く取り組まれているが,芸能の活動状況に危機感をもっている。 |
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活動そのものへの支援だけでは限界があり,鑑賞者やサポーターを増やしていかなければ,伝統芸能等は続かないだろう。振興のための盛り上がりに取り組む面も基本方針の中に入れてはどうか。
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基本方針は可能な範囲でメリハリをつけていきたい。特に広報は一方的ではなく,同時にそれによって関心が増え,サポーターを増えるようにすべきである。また,活動の自主性を発揮しやすいようにインセンティブを設けることを考えてほしい。必要ならば基本方針は,ある時点で見直すことを入れてはどうか。 |