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自主性の尊重や体験的な活動を取り入れるなどの指導方法の工夫
児童生徒の自主性を尊重し、指導が一方的なものにならないよう留意することにより、課題意識をもって自ら考え主体的に判断する力や実践力を育成する。例えば、児童生徒それぞれが異なる意見をもっていることに気付くように工夫する、学級活動や児童会・生徒会活動などにおいて自分たちでルールをつくる経験を積み重ねるなど、指導方法を工夫し、多面的・多角的に考える力や合理的なものの見方・考え方を育てる。
また、豊かな人間性・社会性を育むため、多様な体験的な活動を取り入れるなどの指導方法の工夫を行う。例えば、様々な人々との交流活動や擬似体験活動などにより、人間関係を築く能力やコミュニケーションの技能、他人の立場に立って考えられるような想像力を培うなど、学校の実態等に応じて、創意工夫を凝らして取り組む。なお、体験的な活動などの取組を系統的に展開する、事前指導・事後指導を工夫することなどにより、その取組が単発的なものに終わることなく、人権教育における意義を明確にし、その成果を効果的に生かしていくことが肝要である。
さらに、児童生徒一人一人が活躍できるように配慮し、達成感を味わわせ、自立心を養うような工夫に努める。
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児童生徒の発達段階に即した内容・方法
学校において人権教育に取り組むに際しては、児童生徒が心身ともに成長過程にあることを十分に留意した上で、それぞれの発達段階や児童生徒の実態に即した教育内容・方法とする。
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教育の中立性の確保
教育活動と政治運動・社会運動とを明確に区別し、学校は公教育を担うものとして主体性をもって人権教育に取り組み、特定の主義主張に偏ることなく教育の中立性を確保する。
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効果的な学習教材の選定・開発
学習教材を選定・開発するに当たっては、学習教材の活用により児童生徒が自ら考えることができるようにするなどの教育効果を高めるため、身近な事柄を取り上げたり、児童生徒の興味・関心等を生かすなどの創意工夫を行う。なお、このことは、身近ではない問題を取り上げないということではなく、そのような課題を取り上げることによって逆に身近な課題についての認識が深まり、人権問題と自らとのつながりが見えてくることも考えられる。命の大切さに気付くことができる教材、様々な人権問題に気付くことができる教材、それぞれの人権問題を深く考えるための教材、自分自身を深く見つめることを意図した教材、技能を学ぶ教材など学習の目的に応じて多様に選定・開発する。
また、学習教材の選定・開発に際しては、児童生徒の発達段階を十分考慮するとともに、その内容を公正な観点から吟味する。さらに、例えば身近な事柄を取り上げる場合など教材の内容によっては、プライバシーの保護等にも配慮する。
(以下は例示であり、前述のとおり人権教育は学校の教育活動全体を通じて推進されるものである。)
< 幼稚園教育要領 >
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人間関係】・・・「友達と積極的にかかわりながら喜びや悲しみを共感し合う。」、「自分の思ったことを相手に伝え、相手の思っていることに気付く。」、「友達のよさに気付き、一緒に活動する楽しさを味わう。」、「友達との関わりを深め、思いやりをもつ。」 |
< 学習指導要領 >
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小学校・総則】・・・「日ごろからの学級経営の充実を図り、教師と児童の信頼関係及び児童相互の好ましい人間関係を育てるとともに児童理解を深め、生徒指導の充実を図ること。」 |
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中学校・総則】・・・「教師と生徒の信頼関係及び生徒相互の好ましい人間関係を育てるとともに生徒理解を深め、生徒が自主的に判断、行動し積極的に自己を生かしていくことができるよう、生徒指導の充実を図ること。」 |
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高等学校・総則】・・・「教師と生徒の信頼関係及び生徒相互の好ましい人間関係を育てるとともに生徒理解を深め、生徒が主体的に判断、行動し積極的に自己を生かしていくことができるよう、生徒指導の充実を図ること。」 |
( 社会、地理歴史、公民 )
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小学校・社会】・・・「現在の我が国の民主政治は日本国憲法の基本的な考え方に基づいていることを考えるようにする」 |
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中学校・社会(公民的分野)】・・・「人間の尊重についての考え方を、基本的人権を中心に深めさせる」、「日本国憲法が基本的人権の尊重、国民主権及び平和主義を基本的原則としていることについての理解」 |
| 【 |
高等学校・現代社会】・・・「基本的人権の保障(中略)について、理解を深めさせ、日本国憲法の基本的原則について国民生活とのかかわりから認識を深めさせる」、「生命の尊重、自由・権利と責任・義務、人間の尊厳と平等、法と規範などについて考えさせ、民主社会において自ら生きる倫理について自覚を深めさせる」 |
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高等学校・倫理】・・・「人間の尊厳と生命への畏敬(中略)などについて倫理的な見方や考え方を身に付けさせ、他者と共に生きる自己の生き方にかかわる課題として考えを深めさせる」 |
( 道 徳 )
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小学校】・・・「生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する」、「公徳心をもって法やきまりを守り、自他の権利を大切にし進んで義務を果たす」、「だれに対しても差別をすることや偏見をもつことなく公正、公平にし、正義の実現に努める」 |
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中学校】・・・「生命の尊さを理解し、かけがえのない自他の生命を尊重する」、「法やき まりの意義を理解し、遵守するとともに、自他の権利を重んじ義務を確実に果たして、社会の秩序と規律を高めるように努める」、「正義を重んじ、だれに対しても公正、公平にし、差別や偏見のない社会の実現に努める」 |
( 特 別 活 動 )
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小学校】・・・学級活動における「学級や学校における生活上の諸問題の解決」や「希望や目標をもって生きる態度の形成」、「望ましい人間関係の育成」、児童会活動における「学校生活の充実のために諸問題を話し合い、協力してその解決を図る活動を行うこと」 |
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中学校】・・・学級活動における「学級や学校における生活上の諸問題の解決」、「自己及び他者の個性の理解と尊重、社会の一員としての自立と責任」、「望ましい人間関係の確立」 |
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高等学校】・・・ホームルーム活動における「自己及び他者の個性の理解と尊重、社会生活における役割の自覚と自己責任、男女相互の理解と協力、コミュニケーション能力の育成と人間関係の確立」 |
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