国立研究開発法人海洋研究開発機構（平成31年4月1日任命分）

独立行政法人通則法第20条第1項の規定に基づき、国立研究開発法人海洋研究開発機構理事長を任命したので、下記のとおり公表する。

記

【理事長】

1　選任された者

平　朝彦（72歳）（再任）

2　任期

平成31年4月1日　～　平成34年3月31日

3　選任理由

　国立研究開発法人海洋研究開発機構（以下「機構」）は、我が国及び世界における真の海洋科学技術の中核機関として海洋科学技術分野をリードし、海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関する協力等の業務を総合的に行うことにより、海洋科学技術の水準の向上を図るとともに、学術研究の発展に資することを目的とする国立研究開発法人である。
　そうした組織にあって、平　朝彦氏は、平成24年4月に機構の理事長に就任以来、地球深部探査船「ちきゅう」による東日本大震災震源域の調査、海洋資源調査、北極域の調査などで成果を上げたほか、我が国の大陸棚確定や海洋状況把握（MDA）といった安全保障面で貢献したところである。
　今後は、第3期海洋基本計画において「科学的知見の充実」、MDA体制の確立、北極政策の推進が重要課題として掲げられており、機構の更なる貢献が求められている。これらを着実に推進するためには、同氏の十分な知見とマネジメント能力が必要であるため、引き続き理事長として同氏を任命するものである。