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国際数学オリンピック参加生徒の成績について

平成29年7月25日

文部科学省では、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しておりますが、この度、ブラジル(リオデジャネイロ)で開催された「第58回国際数学オリンピック」に参加した生徒が、金メダル等を獲得したとの連絡を受けましたので、報告いたします。
(共同発表:公益財団法人数学オリンピック財団)

1.受賞状況

金メダル2名、銀メダル2名、銅メダル2名

2.参加者

6名の高校生

3.受賞者詳細 

 髙谷(たかや)悠太(ゆうた)

 開成高等学校(東京都) 3年(18歳)

 金メダル

 黒田(くろだ)直樹(なおき)さん

 灘高等学校(兵庫県) 2年(17歳)

 金メダル

 窪田(くぼた)壮児(そうじ)さん

 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 3年(17歳)

 銀メダル

 神田(かんだ)秀峰(しゅうほう)さん

 海陽中等教育学校(愛知県) 6年(18歳)

 銀メダル

 岡田(おかだ)展幸(のぶゆき)さん

 広島大学附属福山高等学校(広島県) 3年(18歳)

 銅メダル

 清原(きよはら)大慈(だいし)さん

 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 2年(16歳)

 銅メダル

(年齢は本大会終了日時点のもの)
※髙谷さんは2015年の国際数学オリンピックで銀メダルを,2016年の国際数学オリンピックで金メダルを,2014年,
2015年,2016年の国際情報オリンピックで金メダルを獲得。2017年の国際情報オリンピックにも出場予定。

◇髙谷さんは、得点で世界1位(他に2人が同得点)の快挙となります。

4.参加国数/人数

111か国・地域 / 615名

5.開催地/会期

ブラジル(リオデジャネイロ)/
平成29年7月12日(水曜日)~23日(日曜日))

6.派遣機関

公益財団法人 数学オリンピック財団

<参考資料>

◆大会概要

・国際数学オリンピックは1959年にルーマニアにて第1回大会が開催された。
・2017年のブラジル大会は、第58回目。
・日本は、1990年から参加を開始し、毎年6名の生徒を派遣。本年は28回目の参加。
・昨年の香港大会は、109か国・地域から602名の生徒が参加し、日本は金メダル1名、銀メダル4名、銅メダル1名であった。
・本年のブラジル大会は、111か国・地域から615名の生徒が参加し、日本は金メダル2名、銀メダル2名、銅メダル2名受賞、国別順位6位であった。
・来年は、ルーマニアで実施される予定。

◆日本代表団(参加生徒)の日程

 7月12日(水曜日)

 団長団日本出発

 7月15日(土曜日)

 選手団日本出発

 7月17日(月曜日)

 開会式

 7月18日 (火曜日)

 コンテスト第1日目

 7月19日 (水曜日)

 コンテスト第2日目

 7月20日(木曜日)-21日(金曜日)

 国際交流、観光

 7月22日(土曜日)

 閉会式

 7月23日(日曜日)

 代表団ブラジル出発

 7月25日(月曜日)

 代表団日本到着

 

◆参加生徒

 髙谷(たかや)悠太(ゆうた)

 開成高等学校(東京都) 3年(18歳)

 金メダル

 黒田(くろだ)直樹(なおき)さん

 灘高等学校(兵庫県) 2年(17歳)

 金メダル

 窪田(くぼた)壮児(そうじ)さん

 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 3年(17歳)

 銀メダル

 神田(かんだ)秀峰(しゅうほう)さん

 海陽中等教育学校(愛知県) 6年(18歳)

 銀メダル

 岡田(おかだ)展幸(のぶゆき)さん

 広島大学附属福山高等学校(広島県) 3年(18歳)

 銅メダル

 清原(きよはら)大慈(だいし)さん

 筑波大学附属駒場高等学校(東京都) 2年(16歳)

 銅メダル


◆国際数学オリンピックにおける過去3年間の日本代表の成績 

 2014年(第55回 南アフリカ大会)
   金メダル4名、銀メダル1名、銅メダル1名
   国別順位5位(参加規模:101か国・地域、560名)
 2015年(第56回 タイ大会)
   銀メダル3名、銅メダル3名
   国別順位22位(参加規模:104か国・地域、577名)
 2016年(第57回 香港大会)
   金メダル1名、銀メダル4名、銅メダル1名
   国別順位10位(参加規模:109か国・地域、602名

◆日本代表団からのコメント 

 国際数学オリンピック(IMO)は、毎年、2日間に亘って、3問ずつそれぞれ4時間半で合計6問を解くことを競うコンテストです。今年の問題も数学4分野(代数(A)、組み合わせ(C)、幾何(G)、整数論(N))から、
 1日目:1番N、2番A、3番C
 2日目:4番G、5番C、6番N
の問題が出題されました。
 1日目の2番の問題が見た目以上にかなり難しく、そのため3番の問題の解答時間が少なくなってしまい、日本選手を含め、各国の選手はかなり苦戦したようです。2日目の問題5番はアプローチの仕方にうまく気が付けば、比較的容易に解答できる問題だったようで、その点に気が付くかどうかで選手間の得点に、差が表れたようです。
 今年の試験会場は、宿泊ホテル内の大ホールで一斉に実施され、移動等による疲れなくコンテストに臨めたと選手たちは話していました。例年以上に日本は良い成績を上げることができ、みなさんにご報告できることを喜んでいます。

◆国際数学オリンピック(IMO=The International Mathematical Olympiad) 

 国際数学オリンピックは、世界各国・地域の数学的才能に恵まれた若者を見出し、その才能を伸ばすチャンスを与えること、また世界中の数学好きの若者や教育関係者であるリーダーたちが互いに国際交流を深めることを目的として開催されている。
 大会の参加資格は、「コンテスト当日20歳未満で大学教育(または、それに類するもの)を受けていないもの」とされており、各国6名まで参加できる。参加者は1日4時間半、各3問の筆記試験を2日間に渡り取組み、その得点合計で競う。成績優秀者にメダルが与えられ、金メダルは参加者の約12分の1、銀メダルは約12分の2、銅メダルは約12分の3が受賞する。
 第1回大会は、1959年にルーマニアにおいて、ハンガリー、ブルガリア、ポーランド、旧チェコスロバキア、旧東ドイツ、旧ソ連を招待して開催された。その後、1980年を除き毎年7月に開催されている。

◆日本数学オリンピック(JMO=Japan Mathematical Olympiad) 

 日本における国際数学オリンピックへの派遣事業は1988年から企画され、1989年には委員2名が第30回西ドイツ大会を視察し、翌年の第31回北京大会において初めて参加した。当初、事業の運営母体は任意団体であり、有志の寄付によって運営を行っていた。その後、元協栄生命保険株式会社の故川井三郎名誉会長の寄付及び富士通株式会社、元協栄生命保険株式会社、株式会社アイネスの寄付を基金として、1991年3月に文部省(現在の文部科学省)所管の財団として、財団法人数学オリンピック財団が設立され、派遣事業を行ってきた。
 財団は2013年4月から内閣府所管の公益法人数学オリンピック財団となり、現在、この財団により日本数学オリンピックが実施され、毎年、国際数学オリンピックへの代表選手を選抜している。また、2003年国際数学オリンピックが東京で開催されたのを契機に、中学生以下の大会である日本ジュニア数学オリンピック(JJMO)が実施されており、若年層の関心とレベルアップを図っている。 

 
◆本参考資料に関するお問い合わせ先  

  公益財団法人数学オリンピック財団 事務局 担当:事務局長 淺井康明
   TEL 03-5272-9790 Fax 03-5272-9791
   数学オリンピック財団ホームページ

お問合せ先

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課

広瀬、髙見、香浦
電話番号:03-6734-4191

公益財団法人数学オリンピック財団

淺井康明
電話番号:03-5272-9790

(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課)

-- 登録:平成29年07月 --