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インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)参加生徒等の成績について

平成28年5月20日

  文部科学省では、国立研究開発法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する生徒等を支援する事業を実施しております。このたび、アメリカ合衆国(アリゾナ州フェニックス)で開催された「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2016」に参加した生徒等が、部門最優秀賞等を獲得したとの連絡を受けましたので、報告いたします。 

1.受賞状況

優秀賞1等及び部門最優秀賞1組1名、優秀賞2等2組3名

2.参加者

16組27名の高校生等

3.受賞者詳細

【個人研究】

 市毛 貴大(いちげ たかひろ)さん

 千葉市立千葉高等学校(千葉県)3年(18歳)

  テーマ:「ロータリーエンコーダを用いたステッピングモーターの省電力制御」

  受賞内容:機械工学部門 優秀賞1等賞及び同部門最優秀賞※
                                              ※部門最優秀賞受賞は日本人では3年ぶり2人目

 藁科 友朗(わらしな ともろう)さん

 慶應義塾大学(神奈川県)1年(18歳)

  テーマ:「カイコ絹糸腺抽出セリシンの取得と動物細胞培養素材への応用」

  受賞内容:細胞・分子生物学部門 優秀賞2等賞

 

 

【チーム研究】

 前田 千澄(まえた ちずみ)さん

 米子工業高等専門学校(鳥取県)4年(18歳)

 山村 萌衣(やまむら めい)さん

 米子工業高等専門学校(鳥取県)3年(17歳)

  テーマ:「天然に存在する薄膜を発電装置の材料として活用する研究」

  受賞内容:エネルギー・化学部門 優秀賞2等賞

 

(年齢は本大会終了時点のもの)

4.参加国数/人数

75以上の国・地域/約1,750名

5.場所/期間

アメリカ合衆国(アリゾナ州フェニックス)/
2016(平成28)年5月8日(日曜日)~13日(金曜日)(米現地時間)

6.派遣機関

朝日新聞社、読売新聞社

<参考資料>

◆大会概要

  • インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=Intel International Science and Engineering Fair)は1950年に米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにて第1回大会が開催された。以降、米国で毎年開催されており、2016年は67回目。
  • 日本は、1958年から参加を開始し、本年は58回目の参加。
  • 昨年のペンシルベニア州ピッツバーグ大会は、75以上の国・地域から1,700名以上の生徒が参加し、日本の成績は優秀賞3等2組2名、同賞4等2組3名、特別賞1組1名であった。
  • 本年は、75以上の国・地域から約1,750名の生徒が参加。日本からは16組27名の生徒が参加し、優秀賞1等及び同部門最優秀賞1組1名、優秀賞2等2組3名であった。

◆日本代表団の日程(日本時間)

 2016年5月8日(日曜日)

 成田出発

 2016年5月9日(月曜日)

 フェニックス到着、ピンバッジ交換会

 2016年5月10日(火曜日)

 オープニングセレモニー

 2016年5月11日(水曜日)

 ノーベル賞受賞者パネルディスカッション

 2016年5月12日(木曜日)

 ポスター及びインタビュー形式による審査会

 2016年5月13日(金曜日)

 会場一般公開、特別賞表彰式

 2016年5月14日(土曜日)

 優秀賞表彰式

 2016年5月15日(日曜日)

 フェニックス出発、成田到着

◆インテル国際学生科学技術フェアにおける過去3年間の日本代表の成績

2013年(第64回 アリゾナ州フェニックス大会)
優秀賞1等及び部門最優秀賞1組1名、特別賞(米国物理探査学会賞及び米国音響学会賞佳作)1組2名(参加規模:70以上の国・地域、約1,600人)

2014年(第65回 カリフォルニア州ロサンゼルス大会)
優秀賞2組2名、特別賞3組3名(参加規模:70以上の国・地域、約1,700人)

2015年(第66回 ペンシルべニア州ピッツバーグ大会)
優秀賞4組5名、特別賞1組1名(参加規模:75以上の国・地域、約1,700人)

◆インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=Intel International Science and Engineering Fair)について

(1)沿革

  • インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=インテル アイセフ)は1950年に米国ペンシルベニア州フィラデルフィアで第1回大会を開催。以降、米国で毎年開催。2016年5月8日~13日に開催したフェニックス大会は67回目となる。
  • 日本は、1958年から国際大会に参加。2016年大会は58回目。

(2)審査方法

  • 自由研究の成果をまとめた展示パネルを使用し、審査員の口頭試問を受ける。審査は研究の課題設定、計画と手法、実施、創造性、プレゼンテーションを評価対象として行われる。

(3)各賞

  • 研究分野別に設定された22の部門それぞれに、1等(1st Place)から4等(4th Place)までの優秀賞(Grand Awards,それぞれ複数)が選出される。更に各部門の1等の中から最優秀な研究一つが部門最優秀賞として選出される。
  • 優秀賞以外にも、60以上の企業、学会、政府団体などが様々な特別賞(Special Award)を設けている。

(4)参加資格・参加枠

  • 研究実施当時高校生又は同等の学校・学年に在籍する者。
  • 主催者が指定する地域大会(※)ごとに参加枠が定められる。
    ※日本において指定された大会は、「高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(主催:朝日新聞社、テレビ朝日)及び「日本学生科学賞」(主催:読売新聞社)の2大会。

◆高校生科学技術チャレンジ(JSEC=Japan Science & Engineering Challenge)について

高校生科学技術チャレンジ(JSEC=ジェイセック)は、高校生と3年生までの高等専門学校生を対象に全国から直接、科学自由研究を募集し、大学教授を中心とする専門家による審査を行うコンテスト。朝日新聞社が2003年に創設した。中等教育における理科教育の向上に貢献することで我が国の科学技術水準向上を目指し、また、自発的に考えて課題を解決する力を、若い世代に身につけてもらうことを目的としている。加えて、国際競争力のある人材を育成するために、上位入賞者を米国で開催される国際大会「Intel ISEF」に派遣し、世界に視野を広げた活躍を促進していく。
今年度は高校生科学技術チャレンジから以下の生徒等を選抜し、Intel ISEFに派遣。

【個人研究】

 市毛 貴大(いちげ たかひろ)さん

 千葉市立千葉高等学校(千葉県)3年(18歳))

  テーマ:「ロータリーエンコーダを用いたステッピングモーターの省電力制御」

  部門:機械工学

 山本 実侑(やまもと みゆ)さん※1

 東京大学(東京都)1年(18歳)

  テーマ:「わ和輪 ~培地における(こうじ)菌のコロニー形成~」

  部門:微生物学

                ※1 高校生科学技術チャレンジ参加当時は横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校3年

田中 愛登(たなか あいと)さん

 広島大学附属福山高等学校(広島県)2年(16歳)

  テーマ:「5次魔方陣を求める」

  部門:システムソフトウェア

藁科 友朗(わらしな ともろう)さん※2

 慶応義塾大学(神奈川県)1年(18歳)

  テーマ:「カイコ絹糸腺抽出セリシンの取得と動物細胞培養素材への応用」

  部門:細胞・分子生物学
                ※2 高校生科学技術チャレンジ参加当時は横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校3年

【チーム研究】

 前田 千澄(まえた ちずみ)さん

 米子工業高等専門学校(鳥取県)4年(18歳)

 山村 萌衣(やまむら めい)さん

 米子工業高等専門学校(鳥取県)3年(17歳)

  テーマ:「天然に存在する薄膜を発電装置の材料として活用する研究」

  部門:エネルギー・化学

 土岐 恵莉佳(とき えりか)さん

 市川学園市川高等学校(千葉県)3年(17歳)

 中村 美郷(なかむら みさと)さん

 市川学園市川高等学校(千葉県)3年(17歳)

 大﨑 詩織(おおさき しおり)さん

 市川学園市川高等学校(千葉県)3年(17歳)

  テーマ:「ルミノールの化学発光振動反応の反応機構の研究」

  部門:化学

 鈴木 晶子(すずき あきこ)さん

 静岡理工科大学静岡北高等学校(静岡県)3年(17歳)

 佐藤 俊輔(さとう しゅんすけ)さん

 静岡理工科大学静岡北高等学校(静岡県)3年(17歳)

 渋川 直生(しぶかわ なおき)さん

 静岡理工科大学静岡北高等学校(静岡県)3年(17歳)

  テーマ:「硝酸イオン電池による発電を用いた水質浄化」

  部門:環境工学

 竹内 咲希(たけうち さき)さん

 広島県立広島国泰寺高等学校(広島県)3年(17歳)

 松村 尚紀(まつむら なおき)さん

 広島県立広島国泰寺高等学校(広島県)3年(17歳)

 高野 哲仁(たかの てつまさ)さん 

 広島県立広島国泰寺高等学校(広島県)3年(17歳)

  テーマ:「水噴流による浮遊物回収装置『Dream Strider』の制作」

  部門:環境工学

(年齢は本大会終了時点のもの)
(テーマは国内大会でのもの)

◆日本学生科学賞について

1957年にスタートした日本学生科学賞は、読売新聞社が半世紀を超えて主催してきた日本で最も伝統のある科学コンクール。日本の中学・高校の理科教育を草の根で支え、戦後の復興を担う若者の科学水準を向上させる目的で、多くの科学者や研究者を輩出してきた。物理、化学、生物、地学、広領域、情報科学の各分野で研究作品を募集し、最も優れた作品には内閣総理大臣賞が授与される。世界の流れや時代の流れも常に意識し、ISEFには本賞発足翌年の1958年から代表を派遣し続けており、過去の受賞数も多い。身の回りの小さな疑問から、教科書に書かれている学説への疑問に至るまで、「科学する心」で解明しようと試みる研究作品を期待している。
今年度は日本学生科学賞から以下の生徒を選抜し、Intel ISEFに派遣。

【個人研究】

 矢口 太一(やぐち たいち)さん

 三重県立伊勢高等学校(三重県)3年(17歳)

  テーマ:「セミの離陸飛行」

  部門:動物科学

 岡部 七子(おかべ ななこ)さん

 埼玉県立浦和第一女子高等学校(埼玉県)3年(17歳)

  テーマ:「キイロショウジョウバエの幼虫は抗菌作用のある物質を分泌するか」

  部門:動物科学

 西村 啓佑(にしむら けいすけ)さん

 広島学院高等学校(広島県)3年(17歳)

  テーマ:「プログラムの挙動の可聴化」

  部門:システムソフトウェア

 早川 優希(はやかわ ゆうき)さん

 京都市立塔南高等学校(京都府)1年(15歳)

  テーマ:「順風満帆〜爽を極める~」

  部門:物理学・天文学

【チーム研究】

 藤本 竜平(ふじもと りゅうへい)さん

 広島県立府中高等学校(広島県)3年(17歳)

 佐藤 圭一郎(さとう けいいちろう)さん

 広島県立府中高等学校(広島県)3年(17歳)

  テーマ:「堰の波 Part1」

  部門:物理学・天文学

 杉本 久菜(すぎもと ひさな)さん

 渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)3年(18歳)

 王林 思帆(おおばやし しほ)さん

 渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)3年(17歳)

  テーマ:「電極以外で起こる電気分解」

  部門:化学

 目黒 亜依(めぐろ あい)さん※3

 茨城大学農学部(茨城県)1年(18歳)

 佐々木 円香(ささき まどか)さん※3

 秋田県立大学生物資源科学部(秋田県)1年(18歳)

  テーマ:「マタタビの白化現象の謎にせまる」

  部門:植物科学
                                    ※3 日本学生科学賞参加当時は秋田県立秋田中央高等学校3年

 松井 千乃( まつい ちの)さん※4

 岡山大学マッチング・プログラムコース(岡山県)1年(18歳)

 岩井 楓(いわい かえで)さん※4

 関西大学政策創造学部(大阪府)1年(18歳)

  テーマ:「デンジソウの就眠運動の解析Ⅳ」

  部門:植物科学
                               ※4 日本学生科学賞参加当時はノートルダム清心学園清心女子高等学校3年

(年齢は本大会終了時点のもの)
(テーマは国内大会でのもの)

 

◆参考資料に関するお問合せ先

インテル株式会社/広報室 青木
電話番号:03-5223-9100
インテル教育支援(※インテル株式会社のウェブサイトへリンク)

朝日新聞社/ブランド推進本部CSR推進部 金井、田村
電話番号:03-5540-7453/FAX:03-3541-8999
高校生科学技術チャレンジ(※朝日新聞社のウェブサイトへリンク)

読売新聞/読売新聞東京本社事業開発部 岩鍋、高橋、山田、川合、奥田、佐伯
電話番号:03-3216-8606/FAX:03-3216-8976
日本学生科学賞(※読売新聞社のウェブサイトへリンク)

お問合せ先

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課

新免、古屋、山岸
電話番号:03-6734-4191

(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課)

-- 登録:平成28年05月 --