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遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について

平成27年8月28日

 文部科学省は、本日、国立大学法人名古屋大学(愛知県名古屋市)に対し、遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について、文書による厳重注意を行いましたので、お知らせします。

概要

  1. 文部科学省は、平成27年5月12日、名古屋大学から、遺伝子組換え植物が同大学構内において発見されたとの第一報を受け、当該植物の回収や漏出元の特定、周辺への影響調査を直ちに行うように指示するとともに、同月14日に現地調査を実施し、平成27年8月21日、同大学から、本事案に係る調査結果と今後の対策について報告を受けました。
     
  2. 同大学からの報告の概要は、以下のとおりです(詳細別添)。
    (1)平成27年5月6日、同大学東山キャンパスにおいて、遺伝子組換え植物の栽培に用いた土壌を集めた土置き場において、遺伝子組換え生物等であることが疑われる植物が発見され、解析を行った結果、5月11日、当該植物が遺伝子組換え植物であると判明した。
    (2)同大学は応急措置として、当該植物及び土壌を回収した上で、周辺を除草剤で処理するとともに、土壌を加熱処理した。また、東山キャンパス内及び周辺地域を調査し、その他の場所において遺伝子組換え植物が発見されないことを確認した。
    (3)同大学は本事案について、記者会見を行うとともに、近隣住民への説明、ウェブページへの掲載等を行った。
    (4)同大学が設置した外部委員を委員長とする調査委員会が、原因究明等を行った結果、
    ア 遺伝子組換え植物は同大学内の3研究グループから漏出していたこと、
    イ これらの研究グループでは、遺伝子組換え植物の不活化の条件が不適切であったこと、また、一部の研究室で不活化前の遺伝子組換え植物の取扱いが不適切であったこと、
    ウ 生物多様性への影響はないと考えられるが、モニタリング調査は継続すべきこと、等の結論を得るとともに、遺伝子組換え植物の不活化条件の見直し等を含む再発防止策が同大学に提示された。
    (5)今後、同大学において、調査委員会から提示された再発防止策を含め、遺伝子組換え生物等の適切な取扱いを徹底する。また、周辺のモニタリング調査を継続的に実施する。

  3. 文部科学省における対応
     上記報告を受け、本日、文部科学省は、同大学に対して、再発防止のための措置を徹底するよう厳重注意を行うとともに、今後のモニタリング調査の結果報告を求めました。このような事態の再発防止のために、文部科学省としても、法令の理解及び遵守について、一層周知徹底してまいります。

お問合せ先

研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室

伊藤、新井
電話番号:03-6734-4113

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(研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室)

-- 登録:平成27年08月 --