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「一家に1枚 くすりの形」の製作について  

平成27年3月27日

文部科学省におきましては、科学技術の理解増進施策の一環として、科学技術週間に合わせて「一家に1枚 くすりの形」を製作いたしました。
今後、科学技術週間での配布等を通じて普及を図りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

同ポスターについては、全国の小・中・高等学校等にサンプルを配布するとともに、配布協力いただける全国の科学館、博物館等を通じて、科学技術週間を中心に無償配布を行う予定です。
 平成27年4月1日より、科学技術週間Webサイト(http://stw.mext.go.jp/)にて、同ポスターのダウンロード方法等、関連情報を掲載する予定ですので、御参照いただければ幸いです。
科学技術週間Webサイト(※科学技術週間Webサイトへリンク)

大学附置研究所・センター、独立行政法人研究機関、研究学・協会から御提案いただいた「一家に1枚」ポスターにかかる企画について、「一家に1枚」企画選考委員会において審議を行った結果、本年度は、京都大学 上杉志成教授・土佐尚子教授・飯吉透教授からの提案が選考されました。
※「一家に1枚」企画選考委員会のメンバーは以下の通りです。
(五十音順・敬称略)
石井 雅幸  大妻女子大学家政学部児童学科准教授
北村 文昭  科学ジャーナリスト
森田 由子  日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任
湯本 博文  学研科学創造研究所所長 

「くすりの形」の製作に当たっては、下記の方々及び各機関の御協力を頂きました。
・企画・監修:上杉志成・土佐尚子・飯吉透
・編集・デザイン・イラスト:
サイテック・コミュニケーションズ、高田事務所、Haco
・化学構造式のイラスト原案の提供:国際オンライン教育機関edX(エディックス)の講義「The Chemistry of Life」の受講者
・後援:日本薬学会、芸術科学会
・協力:京都大学物質-細胞統合システム拠点(WPI-iCeMS)京都大学化学研究所
・参考資料:『くすりのかたち-もし薬剤師が薬の化学構造式をもう一度勉強したら』(浅井孝介・柴田奈央、南山堂、2013)

【解説】「くすりの形」

国民の多くは「化学構造式」にアレルギーをもっています。このポスターの目的の一つは、薬のカタチを通じて化学構造式に興味をもってもらうことです。

星の位置を単に記憶するのは退屈です。しかし、星座に置き換えてしまうと、なぜか興味が湧いてきますね。このポスターでは、同様の試みを薬の構造式で行います。人類が生み出してきた多くの薬の中から、最近よく使われている比較的新しい薬や、長く使われている一般的な薬をとりあげて、化学構造式とその形を模したイラストを並べました。

この企画の発端はedXです。edXはハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が始めた国際オンライン教育機関。世界の有名大学が無料で講義を提供しています。その edX に、京都大学は日本初の講義「The Chemistry of Life(生命の化学)」を提供しています。2014年、この講義を世界中の2万人が受講しました。その講義の中で、薬の化学構造式に似たイラストを募集したところ、2780個のデザインが集まりました。その代表例をプロのアーティストが書き直したのが、このポスターのイラストです。

風邪薬に入っているメチルエフェドリンや、皆さんおなじみのオセルタミビル(商品名:タミフル)もありますね。日本で発見された薬も多く、我が国が人類の健康に貢献していることがわかります。分子量(化合物の大きさの目安)の順番に薬を並べてみました。下にある化合物ほど、大きなものになっています。化学構造式の読み方や薬の効き方について簡単な説明も加えました。興味をもった人は、もっと詳しく調べてみましょう。

薬は「魔法」ではなくて「科学」です。科学が薬を生み出します。このポスターを見る子供たちが科学者になって、難病を治癒する新薬を生み出してくれることを願います。


京都大学教授(化学・薬学) 上杉志成
京都大学教授(芸術学)    土佐尚子
京都大学教授(教育学)    飯吉透  

 

お問合せ先

京都大学 物質-細胞統合システム拠点

上杉志成
メールアドレス:uesugi-g@icems.kyoto-u.ac.jp(@は半角)

科学技術・学術政策局 人材政策課 理解増進企画係

神田、森江、籾山
電話番号:03-5253-4111(内線4193)

( 科学技術・学術政策局 人材政策課 理解増進企画係)

-- 登録:平成27年03月 --