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文部科学省における大学・研究機関等との共同企画広報の実施~文部科学省ミュージアム「情報ひろば」企画展示等 【山形大学・北陸先端科学技術大学院大学・京都工芸繊維大学】~

平成26年11月28日

 文部科学省では、文部科学行政の取組を広く国民にお知らせすることを目的に、大学・研究機関等との共同企画広報を進めており、省内広報スペースを活用し、様々な研究成果や優れた取組に関する企画展示を実施することとしています。
 このたび、平成26年12月1日(月曜日)より、山形大学・北陸先端科学技術大学院大学・京都工芸繊維大学の協力を得て、文部科学省ミュージアム「情報ひろば」において、各大学・研究機関との共同企画展示等を実施しますのでお知らせします。
(同時発表:山形大学・北陸先端科学技術大学院大学・京都工芸繊維大学)

1 大学・研究機関等との共同企画広報の趣旨

我が国において世界的な研究成果を追求するとともに、地域に根ざした様々な取組を進め、国民生活の向上に寄与する大学・研究機関等の優れた研究成果や取組を広く国民に広報することにより、文部科学行政への一層の理解増進を図るもの。

2 企画展等名(テーマ)

(1)山形大学

「世界遺産ナスカの地上絵に関する学術研究と保護活動」

(2)北陸先端科学技術大学院大学

「プロシージャル技術」

(3)京都工芸繊維大学

「匠の技を知ろう -科学の目で伝統の匠の技を知る-」

3 展示期間

平成26年12月1日(月曜日)~ 平成27年3月末(予定)
(※開館は午前10時~午後6時。入館は閉館の30分前まで)

4 展示場所

文部科学省 情報ひろば 「企画展示室」 (※入場無料)
(東京都千代田区霞が関3-2-2 旧文部省庁舎3階)

5 展示概要

(1)山形大学

テーマ:「世界遺産ナスカの地上絵に関する学術研究と保護活動」

 世界遺産ナスカの地上絵(南米ペルー共和国)に関する研究は、山形大学が中心となり、日本及びペルーの研究者が実施している国際的な共同研究です。人類学、考古学、地理学、心理学、情報科学、動物学、年代学などの専門家が参加し、学際的な視点からナスカの地上絵の実態解明を目指しています。この共同研究は、2004年10月に開始され、ペルー南海岸のナスカ台地に描かれた動物・植物・直線・幾何学図形などの地上絵を主な研究対象としてきました。
 地上絵の研究は1920年代に開始され、欧米の研究者が中心になって調査が進められてきましたが、地上絵がどこに幾つ分布しているのかという点が十分に明らかにされてこなかったため、その全体像は余り解明されていません。山形大学の調査団は、人工衛星から撮影された画像を解析するとともに現地調査を実施し、当時の人々にとって地上絵とはどのような存在であったのかということについて研究しています。
 現在、地上絵が分布するナスカ台地で現地調査を実施しているのは世界で唯一山形大学調査団だけです。2012年10月にはナスカ市内に山形大学人文学部附属ナスカ研究所を開設し、ペルー文化省と連携しながら、地上絵の研究及び保護活動を進めています。
 このたびの企画展示では、調査団がこれまで実施してきた学術研究の成果と保護活動について紹介します。

【主な展示物】

○実物展示
 ・地上絵の3D模型

○パネル
 ・ナスカ地上絵研究の目的、手法、成果、今後の課題及びナスカ研究所

○映像
 ・3D写真と地元放送局制作番組

山形大学展示物1 山形大学展示物2

(2)北陸先端科学技術大学院大学

テーマ:「プロシージャル技術」
 北陸先端科学技術大学院大学は、知識科学研究科宮田研究室による研究成果『プロシージャル技術』を紹介します。
 『プロシージャル技術』とは、何らかの手続(アルゴリズム)で形状や模様などをコンピュータで自動生成する手法を指します。
 画面の高精細化に伴い、映像コンテンツの制作作業は大規模化しています。特にゲーム業界では、高品質な動画を多用することもあり、コンテンツ制作に映画制作並みの人員を数えることも珍しいことではありません。現状では、コンテンツ制作の多くは手作業で行われていますが、人的リソースの制約から一層の作業の効率化が求められています。
 このたびの企画展示では、このような要求への解決法の一つになりうる『プロシージャル技術』及びその技術を応用したデジタルコンテンツの制作支援や、テクスチャの生成、素材感の表現、インタラクティブメディアへの適用事例などをパネルと3Dプリンタの出力物で紹介します。

【主な展示物】

○実物展示
 ・3Dプリントモデル

○パネル
 ・プロシージャル技術とは
 ・テクスチャ生成
 ・素材感表現
 ・制作支援
 ・インタラクティブメディア
 ・写真パネル

北陸先端科学技術大学院大学展示物1 北陸先端科学技術大学院大学展示物2

(3)京都工芸繊維大学

テーマ:「匠の技を知ろう -科学の目で伝統の匠の技を知る-」
 高度な技術・技法に裏打ちされた伝統工芸品を作り出す伝統産業は、日本の発展に中核的な役割を担ってきました。しかし、経済のグローバル化、安価な輸入品の増大、更には情報革新などによる生活様式の変化や長引く不況などを背景として、伝統工芸品の売上げは低迷し、それに伴う経営難や後継者不足が生じるなど、伝統産業を巡る現状は深刻化しています。ここで求められるのは、安易に伝統産業を守るという保守的な姿勢ではなく、伝統産業の技術をいかにして現在の技術に応用していくのか、また現代に求められる伝統産業とは何であるのかを検討し、実践していくことだと考えられます。
 このたびの企画展示では、科学的解釈を用いた伝統産業の暗黙知の形式知化を行うことで、匠(たくみ)の技やコツの解明を進め、伝統産業のものづくりから抽出した形式知化を現代のものづくりに、ひいては将来のものづくりに活用していくことに対する京都工芸繊維大学の取組や研究成果について紹介します。

【主な展示物】

○実物展示
 ・京友禅染を用いたFRP製の花器(アートFRP)
 ・蒔絵(まきえ)文庫(京蒔絵(きょうまきえ))
 ・シルクスクリーン瓦(京瓦)
 ・豆腐すくい(京金網)
 ・龍爪梅花皮(りゅうそうかいらぎ)(陶器)

○パネル
 ・濱田泰以氏紹介ポスター
 ・下出祐太郎氏紹介ポスター
 ・浅田晶久氏紹介ポスター
 ・辻賢一氏紹介ポスター
 ・岩崎政雄氏紹介ポスター
 ・伝統みらい学紹介ポスター

京都工芸繊維展示物1 京都工芸繊維展示物2

6 文部科学省広報スペース(「情報ひろば」「ラウンジ」「エントランス」)について

文部科学省「情報ひろば」ホームページ(※情報ひろばウェブサイトへリンク)では、企画展示や企画イベントをはじめ、様々な情報を随時掲載しています。

7 取材等について

展示風景の撮影及び内容等における取材を希望される方は、下記担当まで電話又はメールにて、お知らせください。

お問合せ先

文部科学省大臣官房総務課広報室

電話番号:03-5253-4111(内線3604、2170)
ファクシミリ番号:03-3593-7163
メールアドレス:hiroba@mext.go.jp

-- 登録:平成26年11月 --