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「学校施設老朽化対策先導事業(平成25年度)」における基本計画書(概要版)の公表について ~学校施設の長寿命化を支援~

平成26年8月6日

文部科学省では、このたび、老朽化した学校施設の効果的・効率的な長寿命化を目指した「学校施設老朽化対策先導事業(平成25年度)」において、4自治体が策定した基本計画書(概要版)を公表しましたので、お知らせします。

1.内容

本事業の委託先である北海道釧路市、東京都世田谷区、奈良県生駒市、株式会社青木茂建築工房(千葉県習志野市と連携)において、老朽化した学校施設の効果的・効率的な長寿命化を目指して、有識者、教職員や地域住民等が参加するワークショップ等での検討を踏まえた基本計画書が策定されました

2.基本計画書の特徴(詳細は概要版を参照)

(1)優れたリニューアル改修モデル

○世田谷区(東京都)

深沢中学校:校舎延べ面積5,813平方メートル、RC造3階建、昭和38年築など
        屋内運動場延べ面積1,864平方メートル、RC造2階建て、昭和55年築
【特徴】
建物にやさしい、人にやさしい、環境にやさしい学校施設を目指す。
・維持管理しやすい内外装や、将来の変化にも対応できる設備計画
・フレキシブルな建具の導入など、多様な教育方法に対応可能な環境の整備
・エレベーターの設置や昇降口周りの段差の解消によるバリアフリー化
・太陽光発電設備(30kW)、複層ガラス、外断熱、日射を抑制するひさし、壁面緑化及び温度差による自然換気設備などを導入し、快適かつ省エネルギーな環境の整備

○生駒市(奈良県)

桜ヶ丘小学校:校舎延べ面積5,039平方メートル、RC造3階建、昭和56年築
         屋内運動場延べ面積950平方メートル、RC造2階建て、昭和56年築
【特徴】
建物を長寿命化するとともに、学校の特色ある教育活動をハード面から支援することを目指す。
・外壁にアルカリ性付与及び中性化抑制剤を塗布した後、防水型の複層塗材を塗布することによる躯体の長寿命化
・吹奏楽が盛んな学校であるため、コンサートもできるように音楽室を拡張するとともに、防音性能の向上など、より音楽活動に集中できる施設に改修
・太陽光発電設備(30kW)、複層ガラスの導入及び照明・空調設備の高効率機器への更新などの省エネルギー化
・管理マニュアルの作成による「大切に長く使う」ことの実現

(2)100年学校モデル

○釧路市(北海道)

大楽毛中学校:校舎延べ面積5,063平方メートル、RC造3階建、昭和53年築など
          屋内運動場延べ面積1,008平方メートル、S造2階建て、昭和53年築
【特徴】
単なる延命化だけではなく、学習・生活環境の質的向上、防災機能の強化、省エネルギー化、バリアフリー化及び地域連携の視点を重視した学校を目指す。
・コンクリート躯体の劣化防止及び断熱の有効な手段として外断熱工法を実施
・沿岸部に近い学校であるため、塩害を考慮し、特に構造上・避難上重要な部位に高耐久の塗装を塗布
・津波発生時の一時避難場所として屋上を整備
・管理諸室の一体的運用のため、特別教室の統合も含め教室を再配置

○株式会社青木茂建築工房(習志野市(千葉県)と連携)

大久保小学校:校舎延べ面積5,823平方メートル、RC造4階建、昭和40年築など
         屋内運動場延べ面積875平方メートル、S造1階建て、昭和34年築
【特徴】
地域の核としてあり続ける100年学校を目指す。
・中性化したコンクリートにアルカリ付与剤を塗布することによる躯体の長寿命化
・内装及び設備の維持管理を容易に行うための工夫(床、壁、天井及び設備の二重構造化)とライフサイクルコストを低減させるための維持管理計画
・将来の教育内容等の変化に対応するため、構造壁の配置の見直し
・将来発生する余裕教室の地域開放等を可能とする計画

3.今後のスケジュール

策定された基本計画書に基づき、それぞれの学校の設置者において、今後改修工事が実施される予定です。

4.基本計画書(概要版)の掲載について

基本計画書(概要版)については、文部科学省のホームページ「学校施設老朽化対策先導事業の実施状況(平成25年度)」に掲載する予定です。

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部施設助成課

扇谷、渡邉
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線2051)、03-6734-2078(直通)

(大臣官房文教施設企画部施設助成課)

-- 登録:平成26年08月 --