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インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)参加生徒の成績について

平成26年5月17日

 文部科学省では、独立行政法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しておりますが、このたび、アメリカ合衆国(カリフォルニア州ロサンゼルス)で開催された「インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2014」に参加した生徒が、優秀賞2等賞等を獲得したとの連絡を受けましたので、報告いたします。

1.受賞状況

優秀賞2組、特別賞3組

2.参加者

14組23名の高校生等

3.受賞者詳細

【個人研究】

 山中 美慧(やまなか みえ)さん

 宮城県立仙台第二高等学校(宮城県)3年(17歳)

  テーマ:「塩害に強いあじさいを用いた色素増感太陽電池~被災地から復興へ~」

  受賞内容:エネルギー・運輸部門 優秀賞2等賞
        欧州原子核研究機構(CERN)賞、アメリカ化学会賞佳作

 林 靖人(はやし やすひと)さん

 富山県立高岡高等学校(富山県)3年(17歳)

  テーマ:「ダンゴムシの左右交互に曲がる行動がどのように起こるか~触角の役割からそのメカニズムに迫る~」

  受賞内容:動物科学部門 優秀賞2等賞

 本松 千波(もとまつ ちなみ)さん

 法政大学(東京都)1年(18歳)

  テーマ:「縞状鉄鉱層の形成過程」

  受賞内容:地球惑星科学部門 アメリカ地球科学協会賞1等賞

 矢倉 大夢(やくら ひろむ)さん

 灘高等学校(兵庫県)3年(17歳)

  テーマ:「ユーザーインタラクションを用いた楽曲の構造理解システム~ボーカロイドとニコニコ動画を題材に~」

  受賞内容:コンピューター科学部門 ブルーノ・ケスラー財団賞

 

 (年齢は本大会終了時点のもの)

 

4.参加国数/人数

70以上の国・地域/1,700名以上

5.場所/期間

アメリカ合衆国(カリフォルニア州ロサンゼルス)/
2014(平成26)年5月11日(日曜日)~16日(金曜日)(米現地時間)

6.派遣機関

朝日新聞社、読売新聞社

<参考資料>

◆大会概要

  • インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=Intel International Science and Engineering Fair)は1950年に米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにて第1回大会が開催された。以降、米国で毎年開催されており、2014年は65回目。
  • 日本は、1958年から参加を開始し、本年は56回目の参加。
  • 昨年のアリゾナ州フェニックス大会は、70以上の国・地域から約1,600名の生徒が参加し、日本の成績は優秀賞1等及び部門最優秀賞1組1名、特別賞(米国物理探査学会賞及び米国音響学会賞佳作)1組2名であった。
  • 本年は、70以上の国・地域から1,700名以上の生徒が参加。日本からは14組23名の生徒が参加し、優秀賞2等2組2名、特別賞3組3名であった。

◆日本代表団の日程(日本時間)

 2014年5月11日(日曜日)

 成田出発

 2014年5月12日(月曜日)

 ロサンゼルス到着、ピンバッジ交換会

 2014年5月13日(火曜日)

 展示ブース検査、オープニングセレモニー

 2014年5月14日(水曜日)

 ノーベル賞受賞者パネルディスカッション

 2014年5月15日(木曜日)

 ポスター発表形式による審査会

 2014年5月16日(金曜日)

 会場一般公開、特別賞表彰式

 2014年5月17日(土曜日)

 優秀賞表彰式

 2014年5月18日(日曜日)

 ロサンゼルス出発、成田到着

◆インテル国際学生科学技術フェアにおける過去3年間の日本代表の成績

2011年(第62回 カリフォルニア州ロサンゼルス大会)
 3等1組、4等1組(参加規模:65か国・地域、1,546人)

2012年(第63回 ペンシルべニア州ピッツバーグ大会)
 特別賞佳作1組(参加規模:68か国・地域、1,549人)

2013年(第64回 アリゾナ州フェニックス大会)
 優秀賞1等及び部門最優秀賞1組1名、特別賞(米国物理探査学会賞及び米国音響学会賞佳作)1組2名(参加規模:70以上の国・地域、約1,600人)

◆インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=Intel International Science and Engineering Fair)について

(1)沿革

  • インテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF=インテル アイセフ)は1950年に米国ペンシルベニア州フィラデルフィアで第1回大会を開催。以降、米国で毎年開催。2014年5月11日~16日に開催したロサンゼルス大会は65回目となる。
  • 日本は、1958年から国際大会に参加。2014年大会は56回目。

(2)審査方法

  • 自由研究の成果をまとめた展示パネルを使用し、審査員の口頭試問を受ける。審査は研究の課題設定、計画と手法、実施、創造性、プレゼンテーションを基準に行われる。

(3)各賞

  • 研究分野別に設定された17の部門それぞれに、1等(1st Place)から4等(4th Place)までの優秀賞(Grand Award)が選出される。
  • 優秀賞以外にも、約70の企業、学会、政府団体などが様々な特別賞(Special Award)を設けている。

(4)参加資格・参加枠

  • 研究実施当時高校生又は同等の学校・学年に在籍する者。
  • 主催者が指定する地域大会(※)ごとに参加枠が定められる。
    ※日本において指定された大会は、「高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(主催:朝日新聞社、テレビ朝日)及び「日本学生科学賞」(主催:読売新聞社)の2大会。

◆高校生科学技術チャレンジ(JSEC=Japan Science & Engineering Challenge)について

 高校生科学技術チャレンジ(JSEC=ジェイセック)は、高校生と3年生までの高等専門学校生を対象に全国から直接、科学自由研究を募集し、大学教授を中心とする専門家による審査を行うコンテスト。朝日新聞社が2003年に創設した。中等教育における理科教育の増進に資することで我が国の科学技術水準向上を目指し、また、自発的に考えて課題を解決する力を、若い世代に身につけてもらうことを目的としている。加えて、国際競争力のある人材を育成するために、上位入賞者を米国で開催される国際大会「Intel ISEF」に派遣し、世界に視野を広げた活躍を促進していく。
 今年度は高校生科学技術チャレンジから以下の生徒を選抜し、Intel ISEFに派遣。

【個人研究】

 林 靖人(はやし やすひと)さん

 富山県立高岡高等学校(富山県)3年(17歳)

  テーマ:「ダンゴムシの左右交互に曲がる行動がどのように起こるか~触角の役割からそのメカニズムに迫る~」

  部門:動物科学

 溝口 昂太郎(みぞぐち こうたろう)さん(※)

 慶應義塾大学(神奈川県)1年(18歳)

  テーマ:「発光バクテリアの照明への応用における可能性の考察」

  部門:微生物学

   ※高校生科学技術チャレンジ受賞当時は茗渓学園高等学校3年

 三宅 皓一朗(みやけ こういちろう)さん

 京都市立堀川高等学校(京都府)3年(18歳)

  テーマ:「泥団子が球形を維持できるのはなぜか~粒径と表面張力の観点から~」

  部門:工学(材料工学・バイオエンジニアリング)

 望月 優輝(もちづき ゆうき)さん(※)

 九州大学(福岡県)1年(18歳)

  テーマ:「ハクセンシオマネキの歩行の数理モデル化」

  部門:動物科学

   ※高校生科学技術チャレンジ受賞当時は宮崎県立宮崎大宮高等学校3年

 本松 千波(もとまつ ちなみ)さん(※)

 法政大学(東京都)1年(18歳)

  テーマ:「縞状鉄鉱層の形成過程」

  部門:地球惑星科学

   ※高校生科学技術チャレンジ受賞当時は千葉県立薬園台高等学校3年

 矢倉 大夢(やくら ひろむ)さん

 灘高等学校(兵庫県)3年(17歳)

  テーマ:「ユーザーインタラクションを用いた楽曲の構造理解システム~ボーカロイドとニコニコ動画を題材に~」

  部門:コンピューター科学

 山中 美慧(やまなか みえ)さん

 宮城県立仙台第二高等学校(宮城県)3年(17歳)

  テーマ:「塩害に強いあじさいを用いた色素増感太陽電池~被災地から復興へ~」

  部門:エネルギー・運輸

【チーム研究】

 柴田 愛里沙(しばた ありさ)さん

 茨城県立日立第一高等学校(茨城県)3年(17歳)

 鈴木 菜々(すずき なな)さん

 茨城県立日立第一高等学校(茨城県)3年(17歳)

 原野 頌子(はらの しょうこ)さん

 茨城県立日立第一高等学校(茨城県)2年(16歳)

  テーマ:「ヒマワリの種子の配置・成長と繁殖戦略」

  部門:植物科学


 

 (氏名の50音順にて掲載)
(年齢は本大会終了時点のもの)
(テーマは国内大会でのもの)

◆日本学生科学賞について

 1957年にスタートした日本学生科学賞は、読売新聞社が半世紀を超えて主催してきた日本で最も伝統のある科学コンクール。日本の中学・高校の理科教育を草の根で支え、戦後の復興を担う若者の科学水準を向上させるのが目的で、多くの科学者や研究者を輩出してきた。物理、化学、生物、地学、広領域、情報科学の各分野で研究作品を募集し、最も優れた作品には内閣総理大臣賞が授与される。世界の流れや時代の流れも常に意識し、ISEFには賞発足翌年の1958年から代表を派遣し続けており、過去の受賞数も多い。身の回りの小さな疑問から、教科書に書かれている学説への疑問に至るまで、「科学する心」で解明しようと試みる研究作品を期待している。
 今年度は日本学生科学賞から以下の生徒を選抜し、Intel ISEFに派遣。

【個人研究】

 須田 彩佳(すだ あやか)さん

 埼玉県立浦和第一女子高等学校(埼玉県)3年(17歳)

  テーマ:「ミドリムシの鞭毛は接触刺激の受容体か」

  部門:動物科学

【チーム研究】

 泉 航太(いずみ こうた)さん

 埼玉県立大宮高等学校(埼玉県)3年(17歳)

 野田 遼平(のだ りょうへい)さん

 埼玉県立大宮高等学校(埼玉県)3年(17歳)

  テーマ:「CAM植物の気孔開閉制御」

  部門:植物科学

 甲斐 伊織(かい いおり)さん

 大分県立大分上野丘高等学校(大分県)3年(17歳)

 工藤 栄華(くどう えいか)さん

 大分県立大分上野丘高等学校(大分県)2年(16歳)

 藤澤 雄太(ふじさわ ゆうた)さん

 大分県立大分上野丘高等学校(大分県)3年(17歳)

  テーマ:「イオン泳動の研究」

  部門:化学

 風間 輝龍(かざま きりゅう)さん

 熊本県立東稜高等学校(熊本県)2年(16歳)

 栗屋 大志(くりや たいし)さん

 熊本県立東稜高等学校(熊本県)3年(17歳)

  テーマ:「飛翔する昆虫の体温変化2」

  部門:動物科学

 亀谷 洋大(かめたに ようだい)さん(※)

 九州工業大学(福岡県)1年(18歳)

 田村 亮祐(たむら りょうすけ)さん(※)

 山口県立山口高等学校(山口県)(卒)(18歳)

  テーマ:「竹とんぼの研究」

  部門:物理学・天文学

   ※日本学生科学賞受賞当時は山口県立山口高等学校3年

 坂井 雛子(さかい ひなこ)さん

 新潟県立新潟中央高等学校(新潟県)3年(17歳)

 菅原 咲笑(すがはら さえ)さん

 新潟県立新潟中央高等学校(新潟県)3年(17歳)

 保科 利美(ほしな としみ)さん

 新潟県立新潟中央高等学校(新潟県)3年(17歳)

 テーマ:「タービダイト中の珪藻化石」

 部門:地球惑星科学


 

(氏名の50音順にて掲載)
(年齢は本大会終了時点のもの)
(テーマは国内大会でのもの)

 

◆参考資料に関するお問合せ先

インテル株式会社/広報室 青木
 電話番号:03-5223-9100
 インテル教育支援(※インテル株式会社のウェブサイトへリンク)

朝日新聞社/ブランド推進本部 宮田、金井、小林
 電話番号:03-5540-7903/FAX:03-3541-8999
 高校生科学技術チャレンジ(※朝日新聞社のウェブサイトへリンク)

読売新聞/読売新聞東京本社事業開発部 畑、金子、児玉、細野、名倉
 電話番号:03-3216-8606/FAX:03-3216-8976
 日本学生科学賞(※読売新聞社のウェブサイトへリンク)

お問合せ先

文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課

助川、三瓶、小野
電話番号:03-6734-4191

(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課)

-- 登録:平成26年05月 --