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「一家に1枚 動く!タンパク質」の製作について

平成26年3月31日

 文部科学省におきましては、科学技術の理解増進施策の一環として、科学技術週間に合わせて「一家に1枚 動く!タンパク質」を製作いたしました。
 今後、科学技術週間での配布等を通じて普及を図りたいと思いますので、御協力をお願いいたします。

 同ポスターについては、全国の小・中・高等学校等にサンプルを配布するとともに、配布協力いただける全国の科学館、博物館等を通じて、科学技術週間を中心に無償配布を行う予定です。
 平成26年4月1日より、科学技術週間Webサイト(https://stw.mext.go.jp/)にて、同ポスターのダウンロード方法等、関連情報を掲載しておりますので、御参照いただければ幸いです。

科学技術週間Webサイト(※科学技術週間ホームページへリンク)

 大学附置研究所・センター、独立行政法人研究機関、研究学・協会から御提案いただいた「一家に1枚」ポスターにかかる企画について、「一家に1枚」企画選考委員会において審議を行った結果、本年度は、一般社団法人 日本生物物理学会からの提案が選考されました。
 「一家に1枚」企画選考委員会のメンバーは以下のとおりです。(五十音順・敬称略)

  • 石井 雅幸  大妻女子大学家政学部児童学科准教授
  • 北村 文昭  科学ジャーナリスト
  • 森田 由子  日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任
  • 湯本 博文  学研科学創造研究所所長

 「一家に1枚 動く!タンパク質」の製作に当たっては、下記の方々及び各機関の御協力をいただきました。

  • 製作・著作:文部科学省
  • 企画・監修:一般社団法人 日本生物物理学会
  • 編集・デザイン・イラスト:有限会社サイテック・コミュニケーションズ、高田事務所、大塚靖雄
  • 制作協力:一家に1枚「動く!タンパク質」制作ワーキンググループ
     林 久美子(代表・東北大学)、鎌形 清人(東北大学)、福岡 創(東北大学)、鈴木 博文(大阪大学)、井上 圭一(名古屋工業大学)
  • 写真・図版提供:東京大学・廣川信隆研究室、理化学研究所・岡田康志研究室、学習院大学・馬渕一誠研究室、早稲田大学・石渡信一研究室、ロックフェラー大学・島本勇太、京都大学・高田彰二研究室、北海道大学電子科学研究所・根本知己研究室、北海道大学電子科学研究所 研究支援部 ニコンイメージングセンター、認定特定非営利活動法人 綜合画像研究支援 NPO IIRS・幡場良明、大阪大学・河村悟研究室、大阪大学産業科学研究所・永井健治研究室
  • 立体構造データ:構造データはPDBj(http://pdbj.org/)から入手、PDBコードは、キネシン(3KIN,2XRP)、ATP合成酵素(3ZRY,1E1R)、アクチン・ミオシン(4A7F,1MMD, 1VOM,1S5G)、GPCR・Gタンパク質(3NY8,3SN6)、RNA合成酵素(4A3K)、リボソーム(3U5B,3U5C,3U5D,3U5E,2Y0U)、シャペロン(4D8Q)、画像作成にQuteMolを利用

【解説】「動く!タンパク質」

一家に1枚「動く!タンパク質」ワーキンググループ

 私たちの体は、目、脳、心臓、筋肉などの様々な器官から構成され、器官は多数の細胞から成ります。一つ一つの細胞の中では膨大な数のタンパク質が役割を持って働き、細胞の生命活動を支えています。タンパク質は三大栄養素の一つとして私たちの生活になじみのある存在ですが、細胞の中のタンパク質の「動き」についてはあまり知られていません。
 細胞の中でタンパク質は、栄養を運ぶ、エネルギーをつくる、刺激に応答するなど多様な機能を発揮します。その際、タンパク質はその形に合った個性的な動きをみせ、それが機能を発揮する上で非常に重要な役割を果たすのです。その動き方は例えば、荷物を持ってレール上を歩く、リングの中で軸が回転する、二つのタンパク質がドッキングするなどがあり、タンパク質はあたかも精巧な機械のようです。
 タンパク質には栄養素としての静的なイメージがありますが、ポスターを見ていただいた皆様に、細胞の中で働く小さな機械としての動的なイメージを持ってもらうことが企画の目的です。小・中・高校生には、科学リテラシーの中でも最も重要な項目の一つである「タンパク質は食べたら栄養であるが、細胞の中では働く分子機械である」という理解を教育の早いステージで身につけていただけたらと思います。
 タンパク質の動きの面白さを伝えるとともにポスターでは最先端の顕微鏡技術を駆使して撮影された美しい顕微鏡写真を多数掲載しました。ふだんめったに見る機会のないタンパク質構造や細胞の様子が美しい画像で見られることもこのポスターの魅力です。
 また、世間で関心の高いiPS細胞(人工多能性幹細胞)を解説する一方で、タンパク質をキャラクター化したイラストで描き、大人だけでなく子供も楽しめるポスターを目指しました。
 最後に、企画をサポートしていただいた文部科学省の皆様、ポスター制作でお世話になった皆様に厚く御礼申し上げます。

お問合せ先

科学技術・学術政策局 人材政策課 理解増進企画係

大塚、鈴木(内線4193)
電話番号:03-5253-4111(代表)、03-6734-4191(直通)

一般社団法人 日本生物物理学会

電話番号:06-6879-4629
ファクシミリ番号:06-6879-4652
メールアドレス:bpsjp@biophys.jp

(科学技術・学術政策局 人材政策課 理解増進企画係)

-- 登録:平成26年03月 --