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次期IODP(国際深海科学掘削計画)への移行について

平成25年10月1日

 これまで、日本と米国が主導し、地球深部探査船「ちきゅう」及び欧米の掘削船を用いて実施してまいりました統合国際深海掘削計画(Integrated Ocean Drilling Program(IODP)、平成15年10月~平成25年9月)が10年間の計画期間を満了し、本日より新たなフェーズとなる国際深海科学掘削計画(International Ocean Discovery Program(IODP)、平成25年10月~平成35年9月)へと移行いたします。

1. IODP科学掘削の成果

 文部科学省所管の独立行政法人海洋研究開発機構が所有する地球深部探査船「ちきゅう」は、平成19年よりIODP研究航海を開始し、これまで人類が到達できなかった海底下深部でのサンプル採取を成功させ、東日本大震災後の掘削調査では断層部分を直接観察するなど大きな成果を上げています。また、欧米の掘削船による掘削では過去の地球環境変動史を明確にするなど人類にとって重要な研究成果を上げています。

  地球深部探査船「ちきゅう」について(海洋研究開発機構ウェブサイトへリンク) 

2. IODPの国際協力

 海洋科学掘削は1960年代に米国で始まり、1970年代後半からは国際的な枠組みで実施されてきています。日本も初期段階から参加しており、2003年(平成15年)からはIODPとして、米国とともに主導国として海洋掘削科学を牽引してきました。具体的な取組として、我が国は、ライザー掘削方式による大深度掘削が可能な地球深部探査船「ちきゅう」の提供のほか、採取した地質試料の保管・分析を行う高知コアセンターを国際的に運用し、掘削提案書の科学審査を行う人材を派遣するなどハード面、ソフト面で多くの貢献をしてきました。
 また、これらの取組を推進することにより、当該枠組みにおける国際的な活動の足がかりとして、国際共同研究を担う研究者や海洋掘削を担う技術者など我が国の多くの人材がその活動の場を世界に広げています。

  IODPについて(IODPホームページ(英語版)ウェブサイトへリンク) 

3. 次期IODPの枠組み

 次期枠組みでは、引き続き国際的に合意された科学計画に基づき、国際的な科学者・技術者の協働によって海洋掘削を継続することが合意されています。名称については、これまでの立ち上げフェーズから発展して、より多くの新たな発見を目指す決意を込め、英語名に”Discovery”の語が入ります。また、これまでに構築されてきた科学者の国際協力枠組みを引き続き維持するとともに、各国からの分担金で運営されてきた中央管理組織方式を廃すなどの運営面での合理化を行っています。

  次期IODPの「科学プラン」の発表について

お問合せ先

研究開発局海洋地球課

安藤、佐伯
電話番号:03-6734-4146
ファクシミリ番号:03-6734-4147
メールアドレス:kaiyou@mext.go.jp

-- 登録:平成25年10月 --