平成24年7月13日
文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省及び環境省が内閣官房総合海洋政策本部事務局の協力を得て実施している「第5回海洋立国推進功労者表彰」(内閣総理大臣賞)につきまして、5名3団体が表彰されることとなりましたので、別紙資料の通りお知らせいたします。 本表彰は、平成19年7月に施行された海洋基本法に基づき、国民のみなさまに海洋に関する理解を深めていただく契機とすることをねらいとして実施しております。表彰式は7月13日に総理官邸大ホールにて開催されました
| 部門 |
氏名・名称 |
年齢 |
所属 |
功績事項 |
|---|---|---|---|---|
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普及啓発 |
片田 敏孝 (かただ としたか) |
51 |
群馬大学 |
【「釜石の奇跡」に結実した津波防災教育】 自然に対する畏敬の念を再認識し、自らの命を主体的に守る姿勢の重要性に気づかせることを主眼とし、(1)想定にとらわれるな、(2)その状況下において最善を尽くせ、(3)率先避難者たれ、という「避難3原則」を掲げ、釜石市において8年間にわたり継続的に津波防災教育に取り組んできた。この結果、東日本大震災の際には、釜石市の小中学校の生徒約3000人が避難行動をとり、命を守り抜いた。 |
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普及啓発 |
さかなクン |
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東京海洋大学 |
【お魚文化の普及啓発】 海洋政策を推進するには、国民の理解・関心を高めることがなによりも大切なものとなっている。こうした中、メディアや著作等を通じた情報発信は、子供から大人まで幅広い層の国民にお魚、水産、地球環境保全など海洋全般への関心を大いに高めることに貢献している。また、東日本大震災後は、全漁連などと協力し、募金活動を行うなど被災地を勇気づける取組にも尽力した。 |
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普及啓発 |
びわ湖 |
- |
滋賀県教育委員会 |
【船の教育的機能を活かした宿泊体験学習】 青少年の健全な育成及び琵琶湖の環境保全を目的として、昭和58年から琵琶湖上において、学習船「うみのこ」(総トン数928トン)による、滋賀県内の全小学5年生を対象に、船ならではの宿泊体験学習を実施。地方自治体自らが船を所有し、船の教育的機能を小学校の教育課程に明確に位置付け、学校教育の一環として船内での湖上宿泊体験学習を実施していることは全国に類を見ない教育活動として注目されている。 |
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科学技術 |
上 真一 (うえ しんいち) |
62 |
広島大学 |
【クラゲ類の大発生に関わる研究】 近年、本邦沿岸漁業や臨海発電所の操業等に深刻な被害をもたらしているクラゲ類の大発生が沿岸生態系に対する人為的インパクトに起因することを明らかにした。特に、これまで謎であったエチゼンクラゲの発生場所、発生条件等を解明し、中国沿岸から黄海・東シナ海から日本海への幼若クラゲのモニタリングにより、クラゲ来襲予測体制を確立しエチゼンクラゲ大発生に対する対策に貢献した。 |
※年齢は平成24年7月13日現在。
| 部門 |
氏名・名称 |
年齢 |
所属 |
功績事項 |
|---|---|---|---|---|
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科学技術振興 |
深澤 理郎 (ふかさわ まさお) |
62 |
独立行政法人 |
【世界初の深海温暖化の実証】 海洋の高精度観測技術を確立し、観測データにより太平洋深層における海水温上昇を世界で初めて明らかにし、温暖化に伴う深層循環の変化の可能性について指摘した。さらに海洋観測の第一人者として全球海洋観測の国際的枠組の構築に貢献したほか、東日本大震災後にいち早く放射性物質の海洋モニタリング・シミュレーションを実施した海洋研究開発機構において、この業務を統括した。 |
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水産振興 |
日本海北部 (にほんかい |
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【漁業者主体の取組による北海道ニシン資源の復活】 全国でも稀な漁業者自らが資金を出し合うなどの自主的・主体的な人口種苗放流事業を行う継続的な取組は、明確な漁獲量の増大に結びつけ、資源管理に大きく寄与した。このことで、北海道の春の風物詩を復活させ地域振興にも貢献した。当該委員会の行う仔稚魚期の分布状況調査や生物測定調査は効果的な資源管理に資す取組で資源管理の優良事例として大いに注目されている。 |
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海事 |
星野 二郎 (ほしの じろう) |
82 |
三井造船 |
【造船技術の高度化による海洋技術の発展】 「かいこう」、「r2D4」等の開発・建造等、無人探査技術の高度化に努め深海開発分野で先駆的な役割を果たすとともに、TSLの開発等により高速海上輸送システムの確立に主導的な役割を果たした。その他「半潜水型海中展望船」、「FPSO」の開発・建造等により、我が国の海洋調査・開発技術を世界最高レベルに引き上げ、青少年に海洋技術についての夢を与えるとともに、造船業から海洋産業への新たな発展の礎を築いた。 |
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自然環境保全 |
特定非営利活動法人 (とくていひえいり |
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【持続可能な里海づくり】 「自然を実感する取組」、「自然を活かした暮らし作り」、「自然と人との共生」を柱に、地元事業者、地域住民や行政、大学等の様々な主体と連携し、里海を人と海が共存できる海と捉え活動している。その取組は、子どもたちの環境教育にも活用されている他、近隣の市町村にも拡大し、エコツーリズムによる地域活性化等のテーマで全国から注目されている。 |
※年齢は平成24年7月13日現在。
福山
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