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文部科学省における大学・研究機関等との共同企画広報の実施~文部科学省ミュージアム「情報ひろば」国立大学企画展示【筑波大学・山梨大学】~

平成24年7月2日

 文部科学省では、文部科学行政の取組を広く国民にお知らせすることを目的に、平成23年度より大学・研究機関等との共同企画広報を進めており、省内広報スペースを活用した様々な研究成果や優れた取組に関する企画展示を実施することとしています。
 このたび、平成24年7月2日(月曜日)より、筑波大学及び山梨大学の協力を得て、文部科学省ミュージアム「情報ひろば」において、両大学との共同企画展示を実施しますのでお知らせします。(同時発表:筑波大学・山梨大学)

1 大学・研究機関等との共同企画広報の趣旨

 我が国において世界的な研究成果を追求するとともに、地域に根ざした様々な取組を進め、国民生活の向上に寄与する大学・研究機関等の優れた研究成果や取組を広く国民に広報することにより、文部科学行政への一層の理解増進を図るもの。

2 企画展名(テーマ)

筑波大学

 (1)オリンピック100年-嘉納治五郎、筑波大学の関わり-
 (2)日本が産油国に!

山梨大学

 「燃料電池材料研究開発の最先端拠点」~燃料電池の本格的な普及を目指して~

3 展示期間

 平成24年7月2日(月曜日)~ 9月末  ※開館は午前10時~午後6時

4 展示場所

 文部科学省 情報ひろば「スポーツ展示室」及び「科学技術・学術展示室」
(東京都千代田区霞が関3-2-2 旧文部省庁舎3階)

5 展示背景・概要

筑波大学

(1)オリンピック100年-嘉納治五郎、筑波大学の関わり-

 2012年は、1912年にストックホルムで開催された第5回オリンピック競技大会に日本選手団が初参加してから、ちょうど100周年に当たり、また、7月27日からイギリス・ロンドンで第30回大会が開催されるオリンピックの年に当たります。
 100年前のストックホルム大会において、日本選手団団長を務めたのは、筑波大学の前身・東京高等師範学校の嘉納治五郎校長であり、また、この大会に参加した2人の選手のうち、1人が同じく東京高等師範学校の金栗四三選手(マラソン)でした。筑波大学は、その後も、日本で最も多くの金メダル(8個)を獲得した加藤澤男選手(体操)や2大会連続オール一本勝ち(金メダルを取得)した谷本歩実選手(柔道)などを輩出しており、今年のロンドンオリンピックにも、現役学生や卒業生が柔道やサッカー等の競技に多数出場を予定しています。
 また、筑波大学は、文部科学省が平成22年度から実施する「チーム『ニッポン』マルチサポート事業」の「研究開発プロジェクト」事業実施団体として、オリンピックで勝利するための製品等の開発を行っています。
 このたびの「情報ひろば」における企画展示では、筑波大学とオリンピックとの強い結びつきとその歴史、そして現在における最新の取組について、貴重な展示物を通して分かりやすく紹介します。

【主な展示物】
<歴史的展示>
 1)オリンピックと嘉納治五郎の歴史パネル・掛け軸
 2)金栗四三選手(マラソン)が使用した足袋
 3)加藤澤男選手(体操)がオリンピックで獲得した金メダル
 4)加藤澤男選手(体操)が20世紀のトップアスリート25選手に選ばれた際のトロフィー
<最新資料>
 5)「なでしこジャパン」メンバー安藤梢選手、熊谷紗希選手(筑波大学学生)の写真パネル
 6)「なでしこジャパン」メンバー安藤梢選手、熊谷紗希選手(筑波大学学生)のサイン入りサッカーボール
 7)ロンドンオリンピック出場の柔道関係者等の写真パネル
 8)ロンドンオリンピック出場(柔道)の緒方亜香里選手、福見友子選手、杉本美香選手、平岡拓晃選手のサイン色
 9)筑波大学が関わる文部科学省「チーム『ニッポン』マルチサポート事業」の紹介パネル
 10)筑波大学が関わる文部科学省「チーム『ニッポン』マルチサポート事業」の開発製品(フェンシング日本代表選手が使用するグリップとその製造過程)

筑波大学展示物1(足袋・メダル・トロフィー・掛け軸)

筑波大学展示物2(サッカーボール・色紙・フェンシンググリップ)

(2)日本が産油国に!

 再生可能エネルギーへの人々の関心が高まる中で、藻類バイオマスへの注目と期待もこれまで以上に高まっています。バイオマスエネルギーの中でも食物と競合せず、エネルギー生産能力も極めて高いということが、藻類バイオマスの優れている点と言えるでしょう。
 筑波大学では、このような背景のもと、炭化水素を生産する藻類(ボトリオコッカス、オーランチオキトリウム)から油を作る研究を行っています。多くの藻類が作るオイルはトリアシルグリセロール(TAG)ですが、ボトリオコッカスやオーランチオキトリウムから抽出されるオイルは、炭化水素であるため、液体燃料として直接使うことができるという利点があります。また、石油に代わるプラスチックの原材料としての利用も可能です。さらには、これらの藻類が産生するオイルが極めて良質であることから、健康や美容製品の材料として用いられることにも期待が向けられています。
 このたびの「情報ひろば」における企画展示では、筑波大学が進める最先端の藻類バイオマスエネルギーシステム開発の実験・実証研究について、基礎的研究・技術開発の動向をはじめ、産業への応用、実社会への標準化を目指した各種プロジェクト等の取組状況を、実際の精製サンプルの展示と解説を通して、分かりやすく紹介します。日本が産油国になる日も近いかもしれません。

【主な展示物】

1)実物展示

  • ボトリオコッカスから石油への精製過程
  • オーランチオキトリウムから石油への精製過程

2)モニター映像

  • 筑波大学における藻類燃料研究の取組の紹介

3)パネル

  • 30億年をかけて現在の地球環境と生態系の基盤を作った藻類の紹介
  • エネルギーの必要性(地球温暖化、化石燃料の枯渇)
  • ボトリオコッカス、オーランチオキトリウムの紹介
  • 藻類バイオマスの4つの可能性

筑波大学展示物3(藻のサンプル)

山梨大学

「燃料電池材料研究開発の最先端拠点」~燃料電池の本格的な普及を目指して~

 エネルギー供給の安定化・効率化、地球温暖化問題の解決等の観点から、燃料電池の実用化が大きな期待を集めている中、山梨大学燃料電池ナノ材料研究センターでは、燃料電池の本格的は普及に向け、劣化機構解析や高性能低コストの触媒、電解質膜、MEA(膜/電極接合体)等の研究開発を日々進めています。
 このたびの「情報ひろば」における企画展示では、これらの研究内容を中心にその取組の成果を分かりやすく紹介します。

【主な展示物】

1)実物展示

  • 燃料電池モデルキット
  • 燃料電池構成要素の開発成果品サンプル(固体高分子形燃料電池、ポリエーテル系芳香族高分子電解質膜、1キロワット級改質器用メタルハニカム)
  • 開発電池スタックと構成部材セパレータ
  • 水素製造装置の模型(天然ガスなどを原料として水素を製造する装置の実物と模型)
  • 水素自転車(燃料電池・水素カートリッジを搭載したアシスト自転車)

2)モニター映像

  • 燃料電池の現状と開発の取組の紹介

3)パネル

  • 燃料電池の仕組みとこれから
  • 燃料電池の家庭にいいこと、地球にいいこと
  • 燃料電池が開くクリーンエネルギー社会
  • HiPer-FCプロジェクト及び燃料電池ナノ材料研究拠点の整備構想について
  • 劣化機構解析とナノテクノロジーを融合した高性能セルのための基礎的材料研究

山梨大学展示物1(水素製造装置の模型)

山梨大学展示物2(水素自転車・パネル)

6 文部科学省広報スペース(「情報ひろば」「ラウンジ」等)における企画展示・企画イベント等の情報について

 ⇒文部科学省「情報ひろば」では、開催される企画展示や企画イベントをはじめ、様々な情報を随時掲載しています。  

7 取材等について

 展示風景の撮影及び内容等における取材を希望される方は、下記担当まで電話又はメールにて、お知らせください。

お問合せ先

文部科学省大臣官房総務課広報室

事業第2係長 荒井 寛(内線2170)、係員 宮本 大輔(内線3045)
電話番号:03-6734-2170(直通)
ファクシミリ番号:03-3593-7163
メールアドレス:hiroba@mext.go.jp

-- 登録:平成24年07月 --