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文部科学省「情報ひろば ラウンジ」における企画イベントの実施について~ 筑波技術大学「重度視覚障害者の学習環境の過去、現在、未来」「震災下の聴覚障害学生を支えた支援システム」 ~

平成23年12月2日

 文部科学行政の取組を広く国民にお知らせすることを目的とする文部科学省「情報ひろば ラウンジ」では、本年度より国立大学等の優れた研究成果や取組に関する企画イベントを実施することとしています。この度、平成23年12月7日(水曜日)及び8日(木曜日)に文部科学省と筑波技術大学の共同イベントを実施しますのでお知らせします。(同時発表:筑波技術大学)

1 趣旨

 我が国において世界的な研究成果を追求するとともに、地域に根ざした様々な取組を進め、国民生活の向上に寄与する国立大学等の優れた研究成果を広く国民に広報することにより、文部科学行政への一層の理解の増進を図るもの。

2 テーマ・内容

(1)『重度視覚障害者の学習環境の過去、現在、未来』

 筑波技術大学は、聴覚障害者と視覚障害者のみを受け入れる我が国で唯一の高等教育機関(国立大学)です。この度のイベントでは、これまでの視覚障害者教育の経験をもとに、点字タイプライター等を使った過去の点訳方法からパソコンを使った現在の点訳方法、特に点図(点字で表現する図)を製作するためのソフトウェア「エーデル」を紹介するとともに、重度視覚障害者の学習環境の未来についてお伝えします。

(2)『震災下の聴覚障害学生を支えた支援システム』
 ~モバイル型遠隔情報保障システムの概要と東北地区大学支援プロジェクト~

 本年、3月11日に発生した東日本大震災以降、東北地区の大学では、「普段障害学生の支援を担当してくれているボランティアの学生がつかまらない!」「新しく入った聴覚障害学生のためにボランティア学生を育てなければいけないが養成が追いつかない!」等の事態が生じました。筑波技術大学では、こうした東北地区の現状を受け、スマートフォンを使って遠隔地から東北の大学で学ぶ聴覚障害学生をサポートするため、全国の大学を巻き込んだ支援プロジェクトに乗り出しました。本イベントでは、当該支援の取組について紹介するとともに、モバイル型遠隔情報保障システムのデモンストレーション等も行います。

3 開催日程

(1)平成23年12月7日(水曜日)12時30分~13時30分
(2)平成23年12月8日(木曜日)12時30分~13時30分

4 開催場所

文部科学省「情報ひろば ラウンジ」(※情報ひろばホームページへリンク)
(東京都千代田区霞が関3-2-2 旧文部省庁舎1階)

5 プログラム

(1)12月7日(水曜日)『重度視覚障害者の学習環境の過去、現在、未来』 

○12時30分~12時35分

イベントの概要説明

○12時35分~12時50分 

「重度視覚障害者の学習環境の過去、現在」
 点字タイプライターを使った過去の点字図書の作成方法及びパソコンを使った現在の点字図書の作成方法について紹介します。

○12時50分~13時20分

「図形点訳ソフト「エーデル」の紹介」
 さまざまな触図製作方法の中で、点訳ボランティアの方が利用可能な点図作成のためのソフトウェア「エーデル」について、プロジェクタを用いたデモンストレーションを行い、参加者に実際の「エーデル」を使用いただき、点図作成の体験をしていただきます。

○13時20分~13時30分

「重度視覚障害者の学習環境の未来」
 現在、電子書籍は、読み上げソフトを使用して重度視覚障害者も利用できるようになりました。しかし、便利な反面、図や表については読み上げソフトが対応できない等の課題は山積みしています。点訳者の協力がまだまだ欠かせない現状とともに、今後の重度視覚障害者の学習環境の未来についてお話をします。

(2)12月8日(木曜日)『震災下の聴覚障害学生を支えた支援システム』
 ~モバイル型遠隔情報保障システムの概要と東北地区大学支援プロジェクト~

○12時30分~12時35分

イベントの概要説明

○12時35分~13時05分 

「東日本大震災と聴覚障害学生」

1)<震災発生!その時、聴覚障害学生は・・・?
 本年、3月11日に発生した東日本大震災の影響で、被災地域の大学が聴覚障害学生へのノートテイクなどの支援体制が確保できなかった現状について報告します。
2)<東北地区大学支援プロジェクトの概要
 筑波技術大学に事務局を置く日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)が、震災発生当初より要請を受け、被災地域の聴覚障害学生の安否確認の協力や遠隔情報保障技術を用いて聴覚障害学生に授業支援を行った活動について報告します。
3)<モバイル型遠隔情報保障システムの概要
 2〜3名のパソコン入力者が連係しながら話者の話を要約して字幕化し、これをインターネット配信して聴覚障害者の持つスマートフォンに表示する「モバイル型遠隔情報保障システム」を説明します。また、実際にこのシステムを用いて、講師の音声を文字化し、スマートフォン端末に文字が表示される様子をご覧いただきます。
4)<災害時の聴覚障害学生支援 ~大学の役割~
 被災地大学の授業における音声情報を携帯電話の通話を通して全国の連携大学・機関に送信し、支援を担当する大学の学生が、この音声を聞いてパソコンノートテイクを行う実際の様子を写真や動画でご覧いただきます。

○13時05分~13時20分 

「モバイル型遠隔情報保障システム(デモンストレーション)」

○13時20分~13時30分

質疑応答

6 取材等について

 本企画イベントは原則公開とします。取材を希望される方は、各開催日前日の正午までに、下記担当までメールにて氏名、所属機関、連絡先(電話・FAX)、撮影・録画・録音希望の有無を明記の上、ご連絡ください。席に限りがありますので、希望者が多数の場合はお座りいただけない場合もあります。また、入室の際には、社名入り腕章を携帯ください。

企画イベントリーフレット

お問合せ先

大臣官房総務課広報室

事業第二係長 荒井 寛(内線2170)
電話番号:03-5253-4111(代表)、03-6734-2170(直通)
ファクシミリ番号:03-3593-7163
メールアドレス:hiroba@mext.go.jp

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-- 登録:平成23年12月 --