ここからサイトの主なメニューです

平成22年度体力つくり優秀組織表彰の概要

 この表彰は、地域や職場における保健・栄養の改善及びスポーツ・レクリエーションの普及運動(体力つくり運動)を推進し、顕著な成果をあげている組織を文部科学大臣、体力つくり国民会議議長が表彰することにより、体力つくり運動の普及及び充実を図ることを目的としている。  各都道府県教育委員会等から推薦された15組織について、別添概要のとおり、本年度の被表彰組織として決定した。

1.推薦基準

ア 体力つくり運動を推進するための、住民(従業員)参加による組織運営が円滑に営まれていること。
イ 体力つくりに関する実践・啓発・広報活動が積極的に行われていること。
ウ 体力つくりを実践するクラブ等の育成が積極的に行われていること。
エ 体力つくり関係施設の提供等が積極的に行われていること。
オ 過去において体力つくり運動に関する功績により国の表彰を受けていないこと。
カ 体力つくり国民会議議長賞を受賞し、受賞後原則として3年以上を経過していること。(文部科学大臣表彰のみの推薦基準)  

2.表彰式

(1)日時:平成23年2月3日(木曜日)
   生涯スポーツ・体力つくり全国会議2011
   「オープニング・表彰式」10時~10時40分
(2)場所:横浜ロイヤルパークホテル(横浜市西区みなとみらい2-2-1-3)

 ※文部科学大臣、体力つくり国民会議議長より、表彰状及び記念品(楯)を贈る。

 【参考】体力つくり運動について
 昭和39年12月「国民の健康・体力増強対策について」の閣議決定に基き、健康の増進、体力の増強について国民の自覚を高めるため、推進されている運動。翌40年3月、趣旨の普及・徹底と実践的効果を高めるため、「体力つくり国民会議」が結成された。現在、8府省、227団体から構成され、事務局を文部科学省スポーツ・青少年局に置く。                                              

平成22年度体力つくり優秀組織表彰受賞団体概要

文部科学大臣賞(5団体)

【山武市(さんむし)】(千葉県)

 市民体育祭をはじめとする大きなイベントや、協議会、教室が数多く実施され、その数は200を超えており、市民生活の中にスポーツが浸透している。地域スポーツ活動の推進の一つとして小学校区を単位とした支部事業も行われており、子どもから高齢者の世代交流と健康増進も図られている。
 保健・栄養分野では「さん・・参加しよう地域のつながり、む・・むかい合おう自分の健康」をキャッチフレーズとした「山武市健康増進計画」を健康つくりの指針としている。平成19年度にメタボリックシンドロームの対策の先駆的活動として、千葉県特定保健指導アウトソーシング環境整備事業の選定を受け、特定保健指導の研究に取り組んだ。

【箱根町(はこねまち)】(神奈川県)

 町制20周年に当たる昭和51年に町民の体力つくりを目的として「箱根体操」を発表、普及を進め、町立学校の授業や町内イベントの準備運動に取り入れられる町内に根付いた体操とした。また、毎月10日を「歩く日」と定め、箱根町歩く会主催で毎月実施するとともに、昭和60年度からは、「箱根路森林浴ウォーク」を開催し、今年度26回目を迎えた。
 また、平成16年からは、高齢期の健康つくり(介護予防)を主な目的とした「いきいきHAKONE体操」の作成とその普及のための普及員養成をし、普及員は箱根元気会として活動している

【富士フイルム株式会社 神奈川工場(ふじふいるむかぶしきがいしゃ かながわこうじょう)】(神奈川県)

 当該工場は、敷地内にある関連組織及びグループ会社と一体となり健康増進活動に取り組んでいる。従業員の生活習慣の改善に対する関心を高めるために平成19年からは「3・3(サンサン:3kg、3cm減)運動」という改善目標をキャッチフレーズにした取組を開始し、肥満が連鎖的に疾患をもたらすメタボドミノについての講演会等を開催している。
 また、近年は定期健康診断における有所見率の増加に歯止めをかけるために、特に30歳代を対象に健康セミナーを企画し生活習慣病予防活動を展開し、特定健診・特定保健指導の対象となる40歳より前からメタボリックシンドロームの芽があることの啓発を行い、従業員の健康つくり意識アップの施策を継続させている。

【高岡市(たかおかし)】(富山県)

 高岡市は、平成7年に「生涯スポーツプラン」を策定し、「健康と生きがいにあふれた市民の街づくり」を進め、「心豊かで個性的なスポーツライフ」の実現に向けて、市、団体、民間が協力して各種事業を展開してきた。平成15年に「高岡いきいき健康プラン21」を策定し、「栄養と食生活」「身体活動と運動」など9つの目標により健康つくりを推進するとともに、平成20年には「高岡市食育推進計画」を策定し、効果的な食育の推進に取り組んでいる。
 また、市内小中学校39校のすべてにおいて、学校体育施設開放を行うなど、住民の運動参加機会の拡充を図るとともに、地域の指導者の連携による小学生を対象とした「土曜っ子スポーツチャレンジ」の開催や、体育施設の「小中学生土曜半日無料開放」などの取り組みも行い、スポーツ実施率や体力の向上に努めている。

【ワールド健康保険組合(わーるどけんこうほけんくみあい)】(兵庫県)

 株式会社ワールド各事業所が個々に実施していた健康管理について、効果的に推進すべく、健保組合が中心となり平成11年に「健康管理事業推進委員会」を組織した
 同委員会は、事業所の健康管理委員、健保組合の保健師や事務職員などで構成され、健保組合や同委員会からの情報を被保険者等へ伝達する役割の他、毎年「健康つくり活動」の基本方針の企画・検討、活動の推進、成果の分析・評価を実施する役割を担っている。健保組合の保健師は、企画段階から活動発表まで、全体を通して健康つくり活動をサポートし、被保険者等のニーズに合わせた健康つくり活動の推進に努めている。

体力つくり国民会議議長賞(10団体) 

【角田市ウォーキング推進委員会(かくだしうぉーきんぐすいしんいいんかい)】(宮城県)

 角田市が平成15年に実施した市民健康調査では、意識的に体を動かすなどの運動をしている人が少なく、肥満者の割合が多い実態が明らかになった。当該健康調査結果に基づき、「角田にこにこプラン行動計画」が平成18年3月に策定され、「運動量の増加」を目標に掲げ、健康つくり関係サークル等市民の有志を募り、角田市健康づくり推進サークル連絡会が設置された。ウォーキングマップの作成を行うとともに、連絡会の有志がウォーキング推進委員会を結成し、平成19年度からマップに掲載した5コースを歩く市民参加型イベントを開始した。また、「月1回は歩こう」を合い言葉に年12回のウォーキングイベントを実施し、市民の健康・体力つくり運動の普及充実に顕著な成果を上げている。 

【下仁田町食生活改善推進協議会(しもにたまちしょくせいかつかいぜんすいしんきょうぎかい)】(群馬県)

 昭和46年、富岡保健所の指導のもとで、食生活の改善を行い、高血圧を中心とした成人病予防活動を行う、協議会の前身「吉崎(地区)婦人学級」が開講され、草の根活動で健康つくりを行う女性28名が養成された。昭和51年には県組織に入会し、味噌汁や漬け物の減塩活動を行うとともに、時代のニーズに合わせ、「キッチンカーによる婦人科検診時試食サービス」や「糖尿病予防教室昼食作り」「リハビリ通所者との昼食交流会」「ミニデイサービス昼食作り」「男性の料理教室」「お母さんと一緒に学ぶたべもの教室」「中学生への食育講座」等の事業を展開し、現在まで地域の状況や課題に対応した栄養改善事業(食育事業)を組織的に継続活動し、町の健康つくりに寄与している。 

【八千代市(やちよし)】(千葉県)

 平成16年3月に健康増進計画の市町村計画として「八千代市健康まちづくりプラン」を策定し、乳幼児から高齢者までの様々なライフステージに応じ、切れ目のない支援を行っている。
 健康つくりに関して「個人まかせ」「専門家まかせ」ではなく、「一人ひとりの市民、家庭の取組」「地域の取組」「行政、関係機関の取組」を明確にして取り組んでいる。
 「八千代市健康まちづくりプラン」を推進するに当たり、「健やか親子」「生活習慣病予防」「いきいき高齢者」の3専門部会を中心に活動する中で、市民の自主的活動として「やちよ食育ネット運営委員会」「八千代市思春期保健ネットワーク会議」「八千代市歯科保健推進協議会」「やちよ元気体操応援隊」の4つの「個別プロジェクト」が立ち上がり、活発に活動している。

【ヤクルト健康保険組合(やくるとけんこうほけんくみあい)】(東京都)

 平成20年度から新たに始まった特定健診・保健指導に力を注ぎ、対象となる全被保険者の特定健診を事業主と共同で実施し、保健指導を充実させている。従来の保健指導に比べて、きめ細かなフォローを実施する必要があるため、保健師及び看護師の保健指導実施者を増員し、現在では約80名で対応している。
 また、平成13年度から実施している健康保険組合オリジナルの健康増進活動「ヤクルト健康21」では、食事・運動・禁煙・お酒の4コースから選択して、90日間チャレンジしてもらい、60日間以上実行できた者には「達成賞」を贈呈している。平成21年度では、被保険者の約6割(9,635人)が参加し参加者の半数以上(5,050人)が達成をしている事業である。

【深才コミュニティセンター(しんさいこみゅにてぃせんたー)】(新潟県)

 当該コミュニティセンターでは平成20年のセンター改築を機に、新施設を地域の体力・健康つくりの拠点として整備するために地域住民によるグループワークを実施、地域住民の自主的な活動の場として機能している。このグループワークによって8サークルが立ち上げられ、既存を含めると30のサークルが活動し、今年度も2サークルが立ち上がる予定である。また、里山登山、ゲートボール大会、野球大会、ウォーキング大会など多世代が参加できるよう、10種類に及ぶ様々なイベントを企画しており、長岡市内のコミュニティ平均(サークル:16、イベント:6)を上回る活発な活動を行っている。

【日本曹達株式会社 高岡工場(にほんそーだかぶしきがいしゃ たかおかこうじょう)】(富山県)

 当該工場は、平成7年より健康つくり活動を開始し、労働者健康保持増進サービス機関である財団法人北陸予防医学協会との連携により体力測定、健診後の健康指導を実施している。また、肥満対策として社内においてウォーキングや喫煙対策等に取り組んでいる。
 近年は健康日本21「健康力UP大作戦」と題して健康保険組合と労働組合が一体となり自発的な健康つくりに取り組む運動をバックアップしている。また、社内のレクリエーション委員会では、体力つくりのために毎週水曜を工場内ウォーキングの日としたり、立山登山を企画するなど活発に活動している。

【幾久健友会(いくひさけんゆうかい)】(福井県)

 真向法体操を実践し、各自の健康の維持増進を図り、併せて真向法体操健康法の普及発展に取り組んでいる団体である。主な活動場所に学校体育館を利用しており、日々の活動を通して、教職員や学生に対し、体力つくりや健康の重要性を啓発するとともに、地域で開催される体力つくり事業やレクレーション活動に積極的に参加し、健康法や体力つくりについての情報を提供している。
 また、他にも様々な機会をみつけ、体力つくりの啓発活動を行っており、発足以来34年の長きにわたり地道な活動を続けており、福井市における体力つくりに関するグループ活動の先駆者となっている。 

【刈谷市(かりやし)】(愛知県)

 刈谷市では、平成16年度に「朝日総合スポーツクラブ」を、平成17年度に「依佐美スポーツクラブ」「刈谷東スポーツクラブ」を、平成18年度に「富士松総合スポーツクラブ」「雁が音スポーツクラブ」を、平成19年度「刈谷南スポーツクラブ」を設立し、あわせて6つの総合型地域スポーツクラブを設立するなど、計画的に総合型地域スポーツクラブを育成し、組織運営を支援するとともに、総合型地域スポーツクラブの育成を核とした健康・体力つくりの環境整備を行ってきた。クラブが企画、提供する健康・体力つくりの事業は市内各地域で継続的に展開されており、多くの市民がクラブ会員として活動に参加している。 

【福崎町(ふくさきちょう)】(兵庫県)

 平成18年度からすべての高齢者を対象に筋力トレーニングや閉じこもり予防等、介護予防を重視したサービスの提供を行っている。子育て世代には子育て支援センターと子育て学習センターが連携し、安心して子育てできる体制を整備している。
 スポーツ・レクリエーション部門においては、平成12年度にはスポーツクラブ田原21を設立、その後、福崎、高岡、八千種、の各小学校区にも総合型地域スポーツクラブを設立し、「いつでも、どこでも、だれとでも」をモットーに活発なスポーツ活動を行っている。また、スポーツクラブをより発展させるため各4団体の会長、事務局長等で、福崎スポーツ連合を立ち上げ、各スポーツクラブの情報交換、及び町民向けイベントを開催し、スポーツを通した地域コミュニティの活動拠点となっている。 

【屋久島町(やくしまちょう)】(鹿児島県)

 屋久島町は、各種イベント等の実施を通して町民の体力つくり、健康つくりを促進するとともに、意識の高揚にも積極的に取り組んでいる。
 「超自然・屋久島ツーデーマーチ」は町が主催する最大のイベントで、屋久島の自然を楽しみながら歩くことにより、身体の健康つくりはもとより、自然を愛する豊かな心をはぐくむ事を目的としており、島外からも毎年多くの人々が参加している。また、町民体育祭や町内一周駅伝大会等では、町の体育協会を中心に公民館等団体との連携も密であり、円滑に運営がなされている。大会においては、町民一体となって大会を盛り上げようという風潮があり、スポーツに親しむきっかけとなっている。

お問合せ先

スポーツ・青少年局参事官(体力つくり担当)

電話番号:03-5253-4111(内線2685)

(スポーツ・青少年局参事官(体力つくり担当))

-- 登録:平成23年01月 --