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遺伝子組換え生物等の不適切な使用等について

平成22年11月26日

 持田製薬株式会社、日本化薬株式会社及び国立大学法人東北大学において、遺伝子組換え生物等の不適切な使用等があり、本日、文部科学省としてこれらの研究所及び大学に対し、厳重に注意しましたのでお知らせします。

概要

1.文部科学省は、持田製薬株式会社、日本化薬株式会社及び国立大学法人東北大学から、それぞれ「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」(平成15年法律第97号)に基づく適切な措置を執らずに遺伝子組換え生物等の使用等が行われていたとの連絡を受け、これら機関に対し現地調査を行うとともに、原因究明と再発防止策を講じるよう指導を行いました。

 

2.不適切な使用等の概要は、それぞれ以下のとおりです(詳細別添)。

(1)持田製薬株式会社 御殿場事業所(静岡県御殿場市)

 ・本年8月、同事業所において遺伝子組換えウイルスが付着した可能性のある実験器具を、不活化処理をせずに廃棄していたことが判明しました。

 ・その後の調査で、実験器具にウイルスは付着していないこと、また、実験器具は感染性廃棄物として密封して運搬し、委託先の処理工場において1300℃にて融解処分したことを確認しており、生物多様性等への影響等はないと考えられます。

(2)日本化薬株式会社

 ◎ 医薬研究所(東京都北区)

 ・本年8月、同研究所において遺伝子組換えウイルスが付着した可能性のある実験器具を、不活化処理をせずに廃棄していたことが判明しました。

 ・実験器具は医療廃棄物として密封して運搬し、委託先の処理工場において焼却したことを確認しており、生物多様性等への影響等はないと考えられます。

 ◎ 医薬研究所(群馬県高崎市)

 ・本年9月、同研究所において遺伝子組換え大腸菌が付着した可能性のある器具の洗浄廃液を、不活化処理をせずに敷地内排水系に排出していたことが判明しました。

 ・敷地内排水系は次亜塩素酸処理(0.05-0.1ppm)されており、大腸菌は排水系において不活化された可能性が高く、生物多様性等への影響等はないと考えられます。

(3)東北大学医学部(宮城県仙台市)

 ・本年10月、同大学の実験実施者は、マウス飼育用の床敷きを廃棄する際に、遺伝子組換え仔マウス1匹が混入したことに気づかず、廃棄用ポリ袋に入れた状態で学内に留置しました。

 ・当該仔マウスは、翌日回収されました。また、当該マウス以外に逃亡したマウスはないことが確認されています。

 

3.各機関からの報告を受け、本日、文部科学省は各機関に対して、当該事故の再発防止策の実施を徹底するよう厳重に注意しました。

 

お問合せ先

文部科学省研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室

渡辺、木村
電話番号:03-6734-4113(直通)
ファクシミリ番号:03-6734-4114

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(研究振興局ライフサイエンス課生命倫理・安全対策室)

-- 登録:平成22年11月 --