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国際情報オリンピック参加生徒の成績について

平成22年8月21日

文部科学省では、独立行政法人科学技術振興機構を通じて、国際的な科学技術コンテストに参加する若者を支援する事業を実施しておりますが、このたび、カナダ (ウォータールー)で開催された「第22回国際情報オリンピック」に参加した生徒が、金メダル等を獲得し、国別順位4位という過去最高の成績を収めましたので、報告いたします。
(共同発表:情報オリンピック日本委員会)

1.受賞状況

金メダル2名、銀メダル2名

2.参加者

4名の高校生

3.受賞者詳細

今西 健介(いまにし けんすけ)さん

八千代松陰高等学校(千葉県)2年(17歳)

銀メダル

原 将己(はら まさき)さん

筑波大学附属駒場高等学校(東京都)2年(17歳)

金メダル

村井 翔悟(むらい しょうご)さん

開成高等学校(東京都)1年(15歳)

金メダル

山下 洋史(やました ひろし)さん

灘高等学校(兵庫県)3年(18歳)

銀メダル

4.参加国数/人数

80カ国・地域 / 300名

5.場所/期間

カナダ(ウォータールー) /平成22年8月14日~21日

6.派遣機関

特定非営利活動法人 情報オリンピック日本委員会

参考資料

◆大会概括

○国際情報オリンピックは1989年にブルガリアにて第一回大会が開催された。
○2010年のカナダ大会は、第22回目。
○日本は、1994年から3年間毎年2名の選手を派遣した後、9年間の中断を経て2006年から毎年4名の選手の派遣を再開。本年は8回目の参加。
○昨年のブルガリア大会は、80ヶ国・地域、301名の選手が参加し、日本の成績は金メダル2名、銀メダル1名、銅メダル1名であった。
○本年のカナダ大会には、80カ国・地域から300名の選手が参加し、日本は金メダル2名、銀メダル2名受賞※1で、国別順位4位※2という過去最高の成績を収めた。

※1 2010年大会においては、成績優秀者に、上位より8%(25名)、17%(52名)、24%(73名)の割合で、金、銀、銅メダルが与えられた。
※2 国別順位は国際大会主催者が発表した個人得点を元にしたものであり、公式データではない。

日本代表団の日程

8月14日(土曜日)

代表団到着

8月15日(日曜日)

開会式、練習ラウンド

8月16日(月曜日)

競技第1日

8月17日(火曜日)

エクスカーション

8月18日(水曜日)

競技第2日

8月19日(木曜日)

エクスカーション

8月20日(金曜日)

閉会式

8月21日(土曜日)

カナダ出発

◆参加生徒とその居住地

今西 健介(いまにし けんすけ)さん

八千代松陰高等学校(千葉県)2年(17歳) 

千葉県習志野市

銀メダル

原 将己(はら まさき)さん

筑波大学附属駒場高等学校(東京都)2年(17歳)

東京都八王子市

金メダル

村井 翔悟(むらい しょうご)さん

開成高等学校(東京都)1年(15歳)

神奈川県横浜市

金メダル

山下 洋史(やました ひろし)さん

灘高等学校(兵庫県)3年(18歳) 

大阪府大阪市

銀メダル

 ◆国際情報オリンピックにおける過去3年の日本代表の成績

2007年(第19回)クロアチア大会

 金メダル1名、銀メダル1名、銅メダル1名
 国別順位:14位(参加規模:77ヶ国・地域、285名)

2008年(第20回)エジプト大会

 金メダル1名、銀メダル1名、銅メダル2名
 国別順位:11位(参加規模:73ヶ国・地域、283名)

2009年(第21回)ブルガリア大会

 金メダル2名、銀メダル1名、銅メダル1名
 国別順位:6位(参加規模:80ヶ国・地域、301名)

◆国際情報オリンピック(IOI=International Olympiad in Informatics)

 国際情報オリンピックは、高校生以下の生徒を対象として、数理情報科学の問題解決能力をもつ生徒を見出し、その能力の育成を助け、また、各国の選手・教育者同士の国際交流を図ることを目的としている。1989年にブルガリアのプラベツで第1回が開催されて以来毎年開催され、今年2010年のカナダ大会は第22回である。
 大会の参加資格は「大会開催前年の9月から12月にかけて所属国の中等教育機関に在籍し、大会開催年の7月1日に20歳以下であること」とされている※。
 ※国内選抜大会である日本情報オリンピック(JOI)では、国際大会開催年の4月1日時点で20歳未満である高校生以下を日本代表として派遣している。

参加できる選手は国・地域ごとに4名以下。全参加者の約半数にメダルが与えられ、メダル受賞者のうちの金、銀、銅の割合はおよそ1:2:3である。
 国際情報オリンピックで出題される問題では原則として、与えられた問題を解く効率の良いアルゴリズムを考え出し (アルゴリズムの設計)、そのアルゴリズムに基づき正しく動作する解法プログラムを作成すること(アルゴリズムの実装)が求められる。使用できるプログラミング言語は C/C++ と Pascal である。競技日は 2 日あり、選手は各競技日に 5時間で4問を解く。問題は、実社会で直面する様々な課題を模したものとなっており、それを数理情報科学によって解決する数理的な問題解決能力(数学的な理解力、分析力、思考力、発想力など)が強く求められる。

◆日本情報オリンピック(JOI=Japanese Olympiad in Informatics)

1993年に財団法人数学オリンピック財団の協力のもとに国際情報オリンピック日本委員会が発足。同年度に第1回日本情報オリンピックを開催し、1994年第6回国際情報オリンピック・スウェーデン大会に2名の代表選手を派遣した。その後1996年までの3年間に延べ6名の選手を国際情報オリンピックへ派遣した。1997年から2005年は一時国際大会への選手派遣を見送ったが、2005年に特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会を設立し、2006年から国際大会への選手派遣を再開。2006年第18回国際情報オリンピック・メキシコ大会より以後、毎年4名の代表選手を派遣している。2010年カナダ大会への代表選手を選抜する2009年度の国内予選(第9回日本情報オリンピック)には、全国から531名が参加。第一次・第二次選抜、および2010年3月に開催したトレーニング合宿を経て、今回の国際大会の代表4名を決定した。

 

◆  本参考資料に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人 情報オリンピック日本委員会 理事長 守屋悦朗/事務局 橋本章

TEL:03-5272-9794
Fax :03-5372-9791
ホームページ http://www.ioi-jp.org/

お問合せ先

科学技術・学術政策局 基盤政策課

千々岩、根橋、古屋
電話番号:03-6734-4191(直通)/03-5253-4111(内線:4192.4193.3890)

情報オリンピック日本委員会

橋本、守屋
電話番号:03-5272-9794

(科学技術・学術政策局 基盤政策課)