平成22年5月21日
文部科学省及び厚生労働省では、22年3月大学等卒業者の就職状況を共同で調査し、このほど平成22年4月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表いたします。 大学等卒業者の就職率は、大学は91.8%(昨年同期比3.9ポイント減)、短期大学は88.4%(同6.1ポイント減)、大学等(大学、短期大学、高等専門学校及び専修学校)全体では、91.4%(同3.9ポイント減)という結果となっています。 文部科学省としては、こうした状況を踏まえ、引き続き、各大学等に対し、可能な限り、未就職卒業者に対するきめ細やかな就職支援を要請するとともに、今後は、本年2月に改正された大学設置基準等に基づき、すべての大学において、教育課程の内外を通じた社会的・職業的自立に関する指導等に取り組まれるよう、そのための全学的な実施体制の整備を求める(施行:平成23年4月)こととしています。 また、平成22年度予算による「大学生の就業力育成支援事業」において、学生の社会的・職業的自立が図られるよう、入学から卒業までの間、全学的かつ体系的な指導を行う大学等の取組を支援していきます(現在、公募中)。 これらの取組を含め、学生が生涯を通じて自立し、幅広い分野で通用していくための「就業力」の獲得に向けて、我が国の大学が、大学本来の教育目的に即して、「就業力」の育成を図る取組を総合的かつ計画的に推進していきます。 (同時発表:厚生労働省)
設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。
| 国立大学 | 21校 |
| 公立大学 | 3校 |
| 私立大学 | 38校 |
| 短期大学 | 20校 |
| 高等専門学校 | 10校 |
| 専修学校 | 20校 |
| 合計 | 112校 |
6,250人
| 大学、短期大学、高等専門学校 | 計 5,690人 |
| 専修学校 | 560人 |
各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、性別、就職希望の有無、就職状況等につき調査を実施する。
| 調査時期 | 発表時期 |
| 平成21年10月1日 | 11月19日 |
| 平成21年12月1日 | 1月14日 |
| 平成22年2月1日 | 3月12日 |
| 平成22年4月1日 | 5月21日 |
○大学の就職率は91.8%(昨年同期比3.9ポイント減)。このうち私立大学の就職率は、90.8%(同4.6ポイント減)となっており、国公立大学(94.5%(同2.1ポイント減))と比べて減少幅が大きい。
○短期大学の就職率は、88.4%(昨年同期比6.1ポイント減)となっており、他の学校種に比して減少幅が最も大きい。
○高等専門学校及び専修学校の就職率は、それぞれ99.5%(昨年同期比0.5ポイント減)、87.4%(同4.4ポイント減)。
○ 男女別では、男子大学生の就職率は92.0%(昨年同期比3.9ポイント減)、女子は91.5%(同3.9ポイント減)。特に私立大学の女子は、90.2%(同4.9ポイント減)となっており、大学の中では就職率が最も低い。
○ 文系・理系別では、文系の就職率は91.0%(昨年同期比4.3ポイント減)、理系の就職率は95.2%(同2.2ポイント減)となっており、特に私立大学の文系の就職率が90.5%(同4.8ポイント減)と低い。
○ 地域別では、九州地区の就職率が最も低く88.9%となっている。一方、昨年同期からの減少幅では 関東地区が最も大きく、昨年同期比6.1ポイント減の90.6%となっている。
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