平成21年8月18日
文部科学省は、「ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針」の見直しについて、改正後の指針(「ヒトES細胞の樹立及び分配に関する指針」及び「ヒトES細胞の使用に関する指針」)を本年8月21日(金曜日)に官報にて公布し、同日に施行されることになりましたので、あらかじめお知らせします。
幹細胞・再生医学研究をより一層推進するためには、ES細胞やiPS細胞等の幹細胞を用いた研究を、総合的かつ相補的に実施していくことが必要不可欠です。
このうち、ヒトES細胞を用いた研究については、各研究機関において、国の指針(ES指針)に則って実施されているところですが、昨年11月、総合科学技術会議
生命倫理専門調査会は、ヒトES細胞研究について相当の実績が蓄積されてきたことなどを踏まえ、「ES指針やその運用上の諸手続について、所要の見直しの検討が行われるべきである。」旨の決定を行いました。
このため、文部科学省では、ES指針の緩和に向けて、科学技術・学術審議会
生命倫理・安全部会において具体的な検討を進めた結果、本年5月、ES指針の改正案を決定しました。
本改正案については、今般、総合科学技術会議より妥当とする旨の答申(7月24日)が出されたことを受けて、本年8月21日に公布・施行されます。
※「ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針」(文部科学省告示)は、ヒトES細胞(胚性幹細胞)が、「人の生命の萌芽」であるヒト胚を滅失して作成されること、あらゆる細胞に分化する可能性を有することを踏まえ、ヒトES細胞の「樹立」や「使用」研究を行う際の手続について規定しています。
今般の指針改正では、特にヒトES細胞の「使用」研究について、これまで国が行っていた研究計画(使用計画)の事前確認を届出でよいこととするなど、各種手続の緩和を図ることとしています。
なお、今回の改正に伴い、これまでのES指針は、「ヒトES細胞の樹立及び分配に関する指針」及び「ヒトES細胞の使用に関する指針」の2つの指針に分けられることになります。
※※本改正につきましては、本年7月31日に開催案内につき報道発表したとおり、「ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針(ES指針)の改正に関する説明会」(8月25日(金曜日))を開催予定です。
安全対策官 永井雅規、室長補佐 岩田順一、係長 近藤直子
電話番号:03-5253-4111(内線4113)
ファクシミリ番号:03-6734-4114
Copyright (C) Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology