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「理数学生応援プロジェクト」平成21年度新規採択大学の決定について

平成21年5月25日

1.概要:「理数学生応援プロジェクト」は、将来有為な科学技術関係人材を育成するため、理系学部を置く大学(短期大学及び大学院大学を除く)において、1)入試等選抜方法の開発・実践、2)教育プログラムの開発・実践、3)意欲・能力を伸ばす工夫した取組等、理数分野に関して強い学習意欲を持つ学生の意欲・能力をさらに伸ばすことに重点を置いた取組を行うものです。

2.選定方法:27大学から企画申請書等の提出を受け、外部有識者による「理数学生応援プロジェクト」企画評価委員会(下記参照)において審査、選考を行いました。

3.採択大学:10大学(下記のとおり)

4.委託期間:4年間

5.取組規模:1大学当たり年間1,600万円を上限としています。

「理数学生応援プロジェクト」平成21年度採択大学

実施大学名

実施組織名

実施計画名

計画の概要

熊本大学

工学部
 ・ 理学部

高・大・大学院連携型理数学生ステップ・アップ・プログラム

 理数に強い興味を持つ学生、あるいは観察・実験などに豊富な経験を有する意欲・能力の高い学生に対して、理学部と工学部が連携して少人数特別プログラムを提供し、様々な課題を国際的感覚・視野で捉える能力、応用力、創造力を養い、課題発見解決能力を育成し、我が国の科学技術をリードする人材を育てます。
 教育は、高大連携により理数に強い興味を持つ学生の発掘や入学前セミナーを行う発掘(ホップ)プロジェクト、理数科目の理論と応用並びに希望する専門分野に高い能力を有するダブルメジャー教育実施する能力開発(ステップ)プロジェクト、3年次研究室配属、飛び級制度を利用して大学院に進み、最先端科学技術にチャレンジする飛躍(ジャンプ)プロジェクトを行い、元気のある人材を育てます。

静岡大学

理学部

主体性を伸ばす理数特別カリキュラムによる科学者養成プログラム

  本計画は、強い学習意欲を持つ学生を対象に、早期から高度な演習や研究体験をすることで、その潜在能力を引き出し、伸ばしていくことを目的とします。将来は研修者のみならず広義の科学者として、地域の指導的職業人、理数教員となる人材の養成に努めます。
 数理に秀でた学生のための特別演習コースを開講し、豊かなスタッフによるきめ細かい指導の下で、高度な演習問題へ挑戦します。実験系では意欲のある学生を選抜し、インセンティブプログラムとして「早期研究室短期体験」を実施し、知識と研究能力を持つ学生の育成を目指します。また学生が、自由に実験を楽しむフリーサイエンスルームの構築や先端科学実験プログラムの開発、「科学英語」科目の導入で魅力ある理学部を作っていきます。

名古屋工業大学

工業部

名工大TIDAプログラム

  本プログラムは、学部2年次(もしくは1年次)から4年次までの期間に、セラミックス関連分野で国際的に活躍する若手技術者・研究者育成という目的のもと、工学一般に関する基礎的な研究力を特別に育成しようとするものです。そのため(1)「専属アドバイザー」によるきめ細かな履修指導を通じて幅広い工学知識を習得することに加えて(2)正規カリキュラム外に位置づけられた「特別プログラム」(第1期~4期)を実施します。「特別プログラム」の目的は、大学入学時の学生に多い「暗記型の学習」習慣からいち早く脱皮させ、工学分野で活躍する研究者に必要不可欠な「自らの課題を設定し、自由な発想力でその解決にあたる」ための三つの研究力、すなわち「発想力」、「課題設定力」、「データ分析力」を養成することです。

お茶の水女子大学

理学部

理系女性の意欲と個性に根ざした複線的教育プロジェクト

 理数分野の専門の勉学への高い意欲を持って入学した学生の意欲に応え、研究者や高度専門職を目指して大学院進学へと学生を送り出すことを目標とします。履修課程のイメージと到達するゴールを明確にしつつ、学生の多様な思考や能力に応じた柔軟なカリキュラム体制とするため、カリキュラムをパッケージとする「複数プログラム選択制」を本プロジェクト実施のための教育基盤として整備します。さらに、境界領域・新興分野の副専攻の開設や学科を越えた卒業研究制度による柔軟な進路選択を可能とします。そのうえで、特設授業群をもうけて、高い専門的能力の早期獲得を図ります。科学英語、高度学習、研究室早期配属、研修所インターンシップ、学会参加等、早期から研究に直結した取組みを行います。またAO入試・推薦入試で意欲ある学生を積極的に採用します。

豊橋技術科学大学

工学部

 TUTオープンチャレンジプロジェクト:オープンラボへの参加に基づくスーパーエンジニア養成プログラム

  ロボコンやプロコンなどの経験を通して、優れた技能やセンスをすでに備える学生のモノづくりマインドの受け皿として、多様な技術分野・年代層の学生が参加する「オープンラボ」を創設します。
 そこで生まれる組織知を生かしながら、一人の力量では達成できない高い技術水準を有する未来志向のロボットやディジタルメディアを企画立案し、プロトタイプの構築、知的財産の権利化、外部展示などを行う実践的プロジェクト(オープンチャレンジプロジェクト)を教育プログラムとして推進します。
 特に、国内学会での技術展示や国際レベルのコンペティションに参加させながら、卓越えした技能・センスを備え、創造性豊かなトップレベルの技術者(スーパーエンジニア)を養成することを目指します。

信州大学

理学部

能動的学習意欲をもつ理数学生の発掘と育成プログラム

 信州大学理学部では、受験生の能動性を見出すための「特別入試(AO、推薦、面接)」を実施しています。また新たに『理数学生応援特別プログラム』を設け、「新入生ゼミ特別クラス」、「基礎理学版ウィキペディア(Kisorigaku)作成」、「早期卒業研究(アドバンス実習・実験・演習)」を中心とした特別カリキュラムにより、学習参加意欲を持つ学生を支援します。さらに一般カリキュラムの学生も含め「院生チュートリアル」や「サイエンス・ラウンジ」により、よりきめ細かい学習支援を実施します。大学院への飛び級や進学のための「学部・大学院継続教育科目」も充実します。本プロジェクトを通して、自ら学ぼうとする学習参加意欲をもつ学生を発掘し、その資質を伸ばして社会の一員として積極的に行動しようとする人材を育てます。

広島大学

理学部

Open-endな学びによるHi-サイエンティスト養成プログラム

 解が一つとは限らないOpen-endな課題に段階的・継続的に取組ませることで、課題発見・課題解決能力と科学リテラシーを鍛え、創造性豊かなHi-サイエンティスト(研究者、技術者、教育者)を養成します。
 理数分野に強い学習意欲と基礎学力を持つ高校生を見出し、入学後、教養ゼミで理学的知力を養い、ルーブリックにより評価し、演習及び概説科目で基盤的、分野横断的な知識を獲得させます。2年次に科学英語セミナー及び科学リテラシーを受講し、3年次にには自由課題研究として主体的に設定した課題について学内外の研究施設や連携機関に出向いて取組みを行います。
 また、ポートフォリオを利用したチューター及び教育コーディネータ等の支援によって大学院に接続するきめ細かな教育を行います。

群馬大学

工学部

高大産連携による工学系フロンティアリーダー育成プログラム

 将来、科学技術分野での活躍が期待される学生の能力を創発するための”工学系フロンティアリーダーコース(FLC)”を設置します。従来の学力試験や推薦入試に加えて、理数系に特に優れた資質や意欲のある学生を入学させる理数学生特別選抜を高校教員と連携して実施します。海外から教員と学生を招聘し、FLC学生と交流を行う「グローバル交流セミナー」、連携企業を訪問して本学を卒業した研究員と交流する「企業訪問&先輩ゼミ」を実施します。また、研究テーマへの理解や取り組み姿勢を養う先端研究参加プログラムなどの課外プログラムにより、工学を幅広い視野で捉える力や研究への主体的な姿勢を養い、早期に研究室配属します。さらに大学院への飛び推薦入学制度の配置等により、早期に大学院に進学できるようにします。

山梨大学

工学部

統合能力型高度技術者養成プロジェクト ―自発リーダー(学大将)を生む環境作り ―

  知識基盤社会において期待される幅広い知識を統合してイノベーションを創出する能力を持つ人材を、見出し、育て、大学院や産業界の幹部候補生として送り出す事業です。
 入試で選抜した少数精鋭の学生を本学の特徴ある研究センター及び産業界と共同で育てる「特別教育プラン」、入学後に選抜した学生を1年次から研究室・起業室で育てる「マイハウスプラン」、全学生を対象に学びの段階に応じた職業意識を育てる「産学官連携インターンシッププログラム」、及び、学びの場における自発リーダー(学大将)を生み育てる「共創学習支援室」、の4つの柱からなる事業を実施します。学大将は、特別教育やマイハウスで得た知識や経験を伝え、経験不足の学生を支援することによって、将来のリーダーとしての経験を積みます。

筑波大学

理工学群

開かれた大学による先導的研究者資質形成プログラム

 国際科学オリンピック特別選抜、アドミッションセンター入試により理数分野に関して強い学習意欲を持つ学生を入学させます。研究者キャリア体験プログラムによって、研究志向の学生に研究者と同様の研究費の申請をさせ審査に合格すれば実際に研究を遂行させ、発表会や成果報告書で審査を行い、研究実績に応じてさらにレベルの高い申請ができるようにし、自ら課題を発見し自ら考え解決する力を伸ばします。サイエンスコミュニケーションの学習や早期の研究室配属、学会参加、産学リエゾン共同研究を勧めるとともに、大学院との接続を強化して将来国際的に活躍できる研究者を養成する環境を構築します。英語は、到達度別クラス編成と検定試験、専門英語(必修)、上級者クラス(選択)の制度により充実した教育を行います。

理数学生応援プロジェクト企画評価委員会委員

 (座長)坂口 謙吾  東京理科大学理工学部応用生物科学科教授
     今井 勝    明治大学農学部農学科教授
     植田 利久  慶應義塾大学理工学部機械工学科教授
     大澤 寛    木更津工業高等専門学校電気電子工学科教授
     田口 哲男  高崎経済大学事務局高等学校課長
     立川 仁典  横浜市立大学大学院国際総合科学研究科教授
     中村 健蔵  東京大学数物連携宇宙研究機構特任教授
     森田 康夫  東北大学大学院理学研究科数学専攻教授
     渡邉 賢一  朝日新聞社広告委員・JSECプロデューサー

                                     (敬称略)
                             平成21年3月9日現在

「理数学生応援プロジェクト」企画評価委員会設置要網

 1.目的
 「理数学生応援プロジェクト」は、将来有為な科学技術関係人材を育成するため、理系学部を置く大学(短期大学及び大学院大学を除く)において、1)入試等選抜方法の開発・実践、2)教育プログラムの開発・実践、3)意欲・能力を伸ばす工夫した取組等、理数分野に関して強い学習意欲を持つ学生の意欲・能力をさらに伸ばすことに重点を置いた取組を行うものである。以上の取組を円滑に実施するため、「理数学生応援プロジェクト」企画評価委員会(以下、「委員会」という。)を設置する。

2.検討事項
 「理数学生応援プロジェクト」に係る以下の事項を検討する。
 ・公募により申請された企画案の審査
 ・委託により実施された取組についての評価
 ・その他本事業の実施に当たり必要な事項

3.委員会の構成
 委員会の構成は別紙の通りとする。

4.座長
 ・委員会に、座長を置く。座長は事務局が委嘱する。
 ・座長は、委員会の事務を掌理する。
 ・座長に事故があるとき等には、委員会に属する委員等のうちから座長があらかじめ指名する者が、その職務を代理する。

5.任期
 委員は、「2.検討事項」に関する調査審議が終了したときは、解任されるものとする。

6.その他
 ・本委員会に関する庶務は、科学技術・学術政策局基盤政策課で処理する。
 ・その他委員会の運営に関する事項は、必要に応じ委員会に諮って定める。

お問合せ先

科学技術・学術政策局基盤政策課

福島、西田
電話番号:03-6734-4191(直通)
ファクシミリ番号:03-6734-4022
メールアドレス:scot@mext.go.jp

(科学技術・学術政策局基盤政策課)