平成21年5月15日
平成21年5月15日、当省に対し、社団法人日本アイソトープ協会(以下、「RI協会」という。)から、関東貯蔵所(茨城県東海村:独立行政法人日本原子力研究開発機構原子力科学研究所(以下、「原子力機構」という。)敷地内)のRI事業の廃止に伴う汚染検査中に、管理されていない核燃料物質が発見されたことについて報告がありましたので、お知らせします。 発見された核燃料物質は、RI協会において安全に保管管理されており、当該物質による放射線障害のおそれ及び事業所外部への影響はありません。 当省は、RI協会に対し、今回の報告を受け、速やかに原子炉等規制法に基づく所要の手続きを行うよう指導しました。
事業所名:社団法人日本アイソトープ協会関東貯蔵所
所在地:茨城県那珂郡東海村(原子力機構原子力科学研究所敷地内借地)
昨年11月、RI協会より、当省に対して、RI協会関東貯蔵所のRI事業の廃止に伴う汚染検査中に、管理区域内よりウランペレット1個を発見したとの連絡がありました。これを受け、当省は、RI協会に対し当該物質を安全に保管管理するとともに、事実関係の整理及び汚染検査の状況について、継続的に報告を求めるなどの指導を行ってまいりました。
その後、微量の核燃料物質による土壌の汚染等が確認されましたが、これらは既に適切に除去されています。
RI協会関東貯蔵所の敷地及び建物は、借地契約終了に伴い原子力機構に引き渡されることとなっています。このため、RI協会の汚染検査の後、4月23、24日の両日、当省職員も立会い、原子力機構は敷地土壌の深部汚染検査を実施しました。
この検査によっても汚染は確認されず、事業所敷地はバックグラウンドレベルにあります。これにより、廃止の作業が完了したことを受け、本日、発見された核燃料物質や土壌の汚染除去の状況について、RI協会から当省へ報告がありました。
現在、ウランペレットは、プラスチック容器に入れ、金属製貯蔵箱に収納。回収された土壌については、ドラム缶に入れ、施錠付き鋼製コンテナに収納し、RI協会の施設に適切に保管管理されています。
また、当該核燃料物質等は管理区域内において発見・確認されたものであり、汚染の除去後は、汚染検査や土壌の深部汚染検査によっても汚染は確認されず、発見された核燃料物質等による放射線障害のおそれ及び事業所外部への影響はありません。
ウランペレットが核燃料物質に当たることから、RI協会に対し核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律(原子炉等規制法)第52条の規定に基づく核燃料物質の使用許可申請を行うよう指導しました。
吉田、鎌倉、石橋
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