平成21年5月1日
このたび、統合国際深海掘削計画(IODP:Integrated Ocean Drilling Program)において、我が国が提供する地球深部探査船「ちきゅう」及び欧州が提供する特定任務掘削船(MSP:Mission Specific Platform)を用いた研究航海の開始についてお知らせします。
統合国際深海掘削計画(IODP)※の一環として、「南海トラフ地震発生帯掘削計画」を実施するため、我が国が提供する地球深部探査船「ちきゅう」の研究航海を5月10日から紀伊半島熊野灘沖で開始するほか、「海水准変動に関する掘削調査」を実施するため、欧州が提供する特定任務掘削線(MSP)の研究航海を4月30日からニュージャージー沖で開始致しました。
「南海トラフ地震発生帯掘削計画」は、巨大地震発生帯の直上を深部まで掘削し、地質構造や状態を明らかにすることを目的としており、今回の研究航海では、我が国から16名の研究者が乗船するほか、米国・欧州・中国・韓国・インド・オーストラリアの研究者を含め、55名の研究者が参加する予定です。(下記別添1参照)
「海水準変動に関する掘削調査」は、世界的な規模で起こる氷河性の海水準変動の解明を目的としており、我が国から、3名の研究者が乗船するほか、米国・欧州・中国・韓国の研究者を含め、計26名の研究者が参加する予定です。(下記別添2参照)
※統合国際深海掘削計画(IODP:Integrated Ocean Drilling Program)
IODPは、我が国が提供する地球深部探査船「ちきゅう」をはじめとする海洋科学掘削船を用いて深海底を掘削することにより、地球環境変動の解明、地震発生メカニズムの解明及び地殻内生命の探求等を目的とした国際研究協力プロジェクトです。2003 年10 月1 日より我が国と米国の主導によって開始され、現在、21か国が参加しております。
深海地球探査企画官 堀 正彦(内線4454) 海洋科学技術係長 酒井 祐介(内線4474)
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