第102号 平成20年11月14日文部科学省初等中等教育局メールマガジン初中教育ニュース □ 【シリーズ】 教員免許更新制がはじまります!(第13回)〔初等中等教育局教職員課教員免許企画室〕 シリーズ第13回となる今回のテーマは「教員免許管理システムと現職教員調査」についてです。 教員免許状は、都道府県教育委員会が授与権者とされています。その中で、普通免許状の場合、全国どこでも通用するものですので、どの都道府県教育委員会に申請しても授与されます。 有効期間の更新などを行った場合、授与した都道府県教育委員会に保存されている原簿には、有効期間の更新や、更新講習修了確認などについても、記入されることになります。 教員免許更新制の対象となる方の原簿は、およそ半分程度が紙で保存されていると言われていますが、紙媒体に、更新講習修了確認の記録などを追加して書き込むことには限界があります。 なお、都道府県によっては、教員免許管理システムの構築作業の一環として、「現職教員調査」を実施しているところもあります。あるいは、これから実施を予定しているところもあります。 次回は、「免許更新のおおまかな流れ」について、ご説明します。
□ 【シリーズ】 「放課後子ども教室推進事業」(放課後子どもプラン)(第10回)〔生涯学習政策局生涯学習推進課〕 「放課後子ども教室推進事業」は、放課後や週末等に小学校の余裕教室等を活用して、子どもが安全・安心な場所で学習や体験活動・交流活動の取組を実施するものです。 様々な体験ができる放課後子ども教室『西祖谷子ども育成塾』の活動徳島県三好市立檪生(いちう)小学校長 吉田 美千代 三好市立檪生(いちう)小学校は徳島県西部の四国山地の中にあり、海抜330メートルに位置しています。本校のある三好市西祖谷山地域は、美しい山々に囲まれ、奇橋として有名な吊り橋「祖谷のかずら橋」と平家落人伝説の残る地域として、大自然や秘境の風情に惹かれて多くの人が観光で訪れる場所です。 <日常的な活動>茶道教室、襖絵制作教室、伝統芸能(民謡,民舞)継承活動、カローリング教室、自主学習、自由遊びなど <特別な活動>○国際交流活動韓国の舞踊や水墨画の名手を招き、その実演を見学したりお話を聞いたりして交流を深める。 ○各種達人の技の見学と体験独楽回し、ハーモニカや琵琶、箏の演奏などの名人技を見学したり、体験したりする。 ○その他の活動絵本の読み聞かせ、歌遊びなど いずれの活動も、コーディネーターさんがたいへん熱心に取り組んでくださり、多方面にわたって講師や学習アドバイザーを発掘され、多様な活動を計画してくださっています。大都市の文化圏から遠く離れている地域ですが、そこに負けない文化的な活動を放課後子ども教室で体験することができています。 「放課後子ども教室」の情報は、以下の「放課後子どもプラン」のホームページをご覧ください。 http://www.houkago-plan.go.jp □ 【お知らせ】 国立女性教育会館に女性アーカイブセンターがオープンしました。〔生涯学習政策局男女共同参画学習課〕 国立女性教育会館は、「国立婦人教育会館」として開館して以来、男女共同参画社会の実現に向けて全国の女性の学びの拠点としてその歩みを重ね、平成13年の独立行政法人国立女性教育会館への改組を経て、昨年、開館30周年を迎えたところです。 池袋駅から東武東上線で約60分、武蔵嵐山駅より徒歩約15分の場所にあり、14ヘクタールの敷地に自然との調和を配慮し、研修棟、宿泊棟、体育館、テニスコート等が整備されております。女性・男性を問わずどなたでも御利用いただけますので、研修や交流の機会に是非御活用ください。
□ 【お知らせ】 エル・ネット(教育情報通信ネットワーク)インターネット調査のお知らせ〔生涯学習政策局参事官(学習情報政策担当)付〕 文部科学省では、国民の皆様にエル・ネットをよりよくご活用していただくため、NTTレゾナント社と協力し、11月28日(金曜日)までの間、エル・ネットの利用に関する調査をインターネット上にて行っています。 エル・ネットトップページの「お知らせ」から、「モニター調査実施のご案内」へとアクセスしていただきますとアンケート画面からご回答いただけます。 エル・ネットトップページはこちらから → http://www.elnet.go.jp(※エルネットホームページへリンク) 皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。 「文部科学時報」11月号(11月10日発行)文部科学行政の“今”が読みやすく分かる、総合政策マガジン!
http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/jihou/011001.htm
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□ 【コラム】 常盤の“とっておき!” 和文化教育の全国大会に参加した。10月24日〜25日に広島県東広島市で開催された。新学習指導要領で伝統文化教育の充実が図られたなか、全国大会も充実したものとなった。 新学習指導要領では、伝統文化教育の充実に関して、例えば、国語科では、古典の指導を充実し、小学校3、4年生では、優しい文語調の短歌や俳句の音読・暗唱などが盛り込まれている。また、社会科では、世界文化遺産や国宝などを含め、我が国の伝統と文化に関する歴史学習の充実などが盛り込まれている。 学習指導要領解説(小学校社会科第6学年)では、「(学習で)取り上げた文化遺産を通して、それらが我が国の先人の工夫や努力によって生み出されたものであることや、私たちの祖先の手によって現在まで大切に受け継がれてきたこと・・・を具体的に理解できるようにするとともに、我が国の伝統や文化を大切にしようとする態度を育てるようにすることが大切である。」と記述している。 現在東京国立博物館で開催中の「大琳派展」の展示内容に即して述べてみよう。俵屋宗達の風神雷神図をお手本として尾形光琳は風神雷神図を描いた。そして、その光琳の風神雷神図の屏風の裏には、酒井抱一が夏秋草図屏風を描く。それぞれの工夫と努力、時代を超えた技術や構想の継承と発展が具体的に理解できたら、素晴らしいことだし、きっと子どもたちも、我が国の伝統や文化を大切にしようと思ってくれるに違いない。 教育は、いわば、我々の世代の文化を次の世代に伝える営みだ。しかし、我が国では、必ずしも先人の文化が次の世代へと円滑に継承されてきたとは言い難い。私たち自身、果たして伝統文化にどれだけ親しんでいるか。そんな私たち世代が次の世代に伝統文化を継承していくためには、どうすればよいのか。今回の改訂で充実された内容には、新たなものも含まれ、先生方には教えるに当たってのご苦労があることと思う。 ただ、伝統文化には、長い年月を経て現代へと伝わってきただけに、それぞれに秘められた魅力があるはずだ。全国大会のパネルでは、尺八を練習する生徒たちは、練習を楽しみ、集中し、なかなか出にくい尺八の音が、実際に出たときには、そのことを家族にどうしても伝えたくなるようだと聞いた。 〔初等中等教育企画課長 常盤 豊〕 □ 【編集後記】
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