ここからサイトの主なメニューです

1.収賄事件の概要

 本収賄事件に関し、警視庁及び東京地方検察庁から提供されている情報は以下のとおりである。(以下、肩書き等略。また、以下単に「文教施設企画部」とした場合には平成12年以前については「文教施設部」を指す。)

○収賄側

  • 被告人
    大島 寛(前文教施設企画部長)
  • 罪名
    収賄罪(刑法第197条第1項前段)
  • 逮捕・起訴
    逮捕 平成20年4月4日(金曜日)
    起訴 平成20年4月24日(木曜日)
    再逮捕 平成20年4月24日(木曜日)
    起訴 平成20年5月15日(木曜日)

○贈賄側

  • 被告人
    倉重 裕一(ペンタビルダーズ株式会社顧問)
  • 罪名
    贈賄罪(刑法第198条)
  • 逮捕・起訴
    逮捕 平成20年4月4日(金曜日)
    起訴 平成20年4月24日(木曜日)

なお、大島の再逮捕に係るものについては、贈賄側は時効が成立している。

○概要

 大島は、平成16年1月から平成19年3月までの間、文教施設企画部技術参事官又は同部部長として、国立大学法人等が設置する文教施設の整備に関し、予算案の準備、補助金の交付等の業務を掌理していたもの、倉重は、土木建築の請負工事等を業とするペンタビルダーズ株式会社顧問(平成18年2月までは五洋建設株式会社社員)を務めていたものであるが、

  • 1) 大島は、倉重に対し国立大学法人等の施設整備予定事業の一覧表を提供するなどの有利便宜な取り計らいをした謝礼及び今後も同様の取り計らいを受けたい旨の趣旨の下に供与されるものであることを知りながら、倉重から、
    • 平成16年4月上旬ころ、現金100万円
    • 平成17年4月上旬ころ、現金100万円、20万円
    • 平成18年4月上旬ころ、現金50万円
    の計4回、計270万円の供与を受け、もって前記職務に関して賄賂を収受した(収賄)。
  • 2) 倉重は、平成18年4月上旬ころ、大島に対して前記の趣旨のもとに現金50万円を供与し、大島の前記職務に関し賄賂を供与した(贈賄)。