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「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPIプログラム)」平成19年度フォローアップと平成20年度補助金交付決定について

平成20年6月23日

 「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPIプログラム)」について、平成19年度のフォローアップの結果がまとまるとともに、平成20年度の補助金交付を決定しましたので、お知らせします。

1.事業の概要

 平成19年度から開始した「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPIプログラム)」は、高いレベルの研究者を中核とした世界トップレベルの研究拠点形成を目指す構想に対して集中的な支援を行い、システム改革の導入等の自主的な取組を促すことにより、第一線の研究者が是非そこで研究したいと世界から多数集まってくるような、優れた研究環境ときわめて高い研究水準を誇る「目に見える研究拠点」の形成を目指すこととしています。
 当プログラムは、1拠点あたり年間5〜20億円程度の支援を10年間(特に優れた拠点については更に5年間延長を認める)行うものです。なお、支援期間開始後も「世界トップレベル研究拠点プログラム委員会」が実施状況の徹底的な確認を行うこととしています。

  • 東北大学:原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)
  • 東京大学:数物連携宇宙研究機構(IPMU)
  • 京都大学:物質-細胞統合システム拠点(iCeMS)
  • 大阪大学:免疫学フロンティア研究センター(IFReC)
  • 物資・材料研究機構:国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(MANA)

2.平成19年度フォローアップの概要

 平成19年度フォローアップ委員会は、5月20日(火曜日)に開催されました。
 当日は、研究拠点から提出された拠点構想進捗状況報告書と事前に実施した現地視察の結果を基に、プログラム委員会がホスト機関の長及び拠点長に対してヒアリングを実施しました。

(1)フォローアップ結果のポイント

  • 各拠点ともに既にその研究レベルは国際的に高いレベルにあり、将来的には世界トップレベルの研究拠点に成長する可能性が高い。
  • 各拠点それぞれに改善すべき点が残されているが、世界トップレベルの研究拠点を目指して最大限の努力を重ねている。
  • 中でも、iCeMSとIPMUの取組について、次のとおり特に感銘を受けた。
    • ‥iCeMSの主任研究者の一人である山中伸弥教授が世界的な注目を集め、「目に見える拠点」の形成に向け今後を期待させる大きな一歩になった。
    • ‥IPMUの村山斉拠点長は、これまで日本にはなかった全く新しい研究拠点の構築を進めており、「目に見える拠点」のモデルとなりうる取組として有望である。

(2)今後の主な課題

  • 真の世界トップレベルの研究拠点になるためには、国内外から世界トップレベルの研究者が集まってくることが最も重要である。しかしながら、各拠点は海外から主任研究者を招へいしているものの、世界トップレベルの研究拠点としての研究者集団を形成するという意味では、その質と数において不十分である。
  • 各拠点それぞれが研究対象としている研究テーマは、先端領域であるが故に進歩が早く、絶えず研究方向と戦略の見直しが必要であるとともに、融合研究の促進を図る努力が必要である。
  • 次世代を担う若手研究者の養成が重要である。

3.平成20年度補助金交付決定の概要

 平成19年度は10月からの6ヶ月間の活動を支えるものでしたが、平成20年度は1年を通じた活動を支えるため、総額70億円(前年度34億5,000万円)の交付を決定しました。
 なお、フォローアップの結果、特に高い評価を受けたIPMUとiCeMSについては、各5,000万円を重点配分として加算しています。


お問合せ先

科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官付(推進調整担当)

科学技術・学術戦略官(推進調整担当)生川 浩史、戦略官付補佐 久保田 学
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線3855)、03-6734-3855(直通)

(科学技術・学術政策局科学技術・学術戦略官付(推進調整担当))

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