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独立行政法人放射線医学総合研究所における核燃料物質使用に係る許可手続き等の違反について

平成20年5月16日

 本日、独立行政法人放射線医学総合研究所(以下「放医研」という。)から、内部被ばく実験棟に関する核燃料物質使用に係る許可手続き等の違反について報告がありました。当省は、放医研理事長に対して、厳重注意を行い、速やかに必要な手続きを行うとともに、施設検査に合格するまでの間、内部被ばく実験棟におけるすべての核燃料物質の使用の停止を指示しましたのでお知らせします。
 なお、本件違反に係る設備での核燃料物質の使用は行われておらず、安全上問題となることはありません。

(参考)

1.事業所名等

  • 事業所名:独立行政法人放射線医学総合研究所(理事長 米倉 義晴)
  • 所在地:千葉県千葉市稲毛区

2.概要

 放医研より、本年5月1日、内部被ばく実験棟に関し、必要な核燃料物質使用変更許可等を受けずに排風機等施設の一部の変更工事(本年3月着工、3月末までに工事終了)を行う等、許可手続き等に不備があった旨の連絡を受けました。当省は詳細な事実関係の説明を求めて当該工事に関する許可手続きの要否等について精査し、本日、事実関係、原因究明、再発防止策等を取りまとめた報告書が提出されました。
 なお、違反に係る設備での核燃料物質の使用は行われておらず、安全上問題はありません。

3.当省の見解及び対応

  1. 変更許可を得ずに改修工事を行い、また、施設検査に合格することなく排風機を運転していることはコンプライアンス意識の欠如を示すものであり、理事長に対し厳重注意しました。
  2. 速やかに必要な変更許可を得、施設検査を受けること及び施設検査に合格するまでの間、内部被ばく実験棟におけるすべての核燃料物質の使用を停止することを指示しました。
  3. 再発防止策を徹底し、コンプライアンス意識及び安全管理意識の向上を図るよう指示しました。

《許可手続き等の違反の内容》

(1)使用変更許可が必要であった事項(原子炉等規制法第55条第1項)

  • フード1台を排気系統から除外したこと
  • 新設したフード4台の排気系統を既設の排気系統に接続したこと
  • 既存の排風機6台を排気能力の低い排風機に更新したことに伴い、排気総量を減少させたこと

(2)施設検査が必要であった事項(原子炉等規制法第55条の2第1項)

  • 更新した排風機のうち2台について、既存のグローブボックスの負圧維持のため運転を開始したこと

お問合せ先

文部科学省科学技術・学術政策局

原子力安全課原子力規制室 小原、吉田
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線3926)、03-6734-3926(直通)

(科学技術・学術政策局原子力安全課原子力規制室)