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「原子力人材育成プログラム」の平成20年度採択課題決定について

平成20年5月2日

文部科学省
経済産業省

 大学及び高等専門学校における原子力分野の人材育成の充実を支援するため、平成19年度より文部科学省と経済産業省が連携して実施している「原子力人材育成プログラム」のうち、1原子力研究促進プログラム、2原子力コア人材育成プログラム、3原子力教育支援プログラム、4チャレンジ原子力体感プログラムにつき、以下の通り審査を行い、平成20年度採択課題を決定した。

1.審査経緯

(1)公募の実施

 平成20年度「原子力人材育成プログラム」のうち、1原子力研究促進プログラム、2原子力コア人材育成プログラム、3原子力教育支援プログラム、4チャレンジ原子力体感プログラムについて、平成20年2月13日〜3月14日の期間において、公募を実施した。

(2)審査の実施

 外部有識者による「原子力人材育成プログラム審査委員会」(別添参照)を設置し、審査を実施した。

  • 平成20年3月24日(月曜日) 第1回審査委員会
    • 審査要領の決定
  • 平成20年3月24日(月曜日)〜4月18日(金曜日) 書類審査
  • 平成20年4月21日(月曜日) 第2回審査委員会
    • 採択すべき課題の決定

2.審査結果概要

プログラム名 応募件数 採択件数
原子力研究促進プログラム 大学 15件 大学 5件
高専 13件 高専 6件
原子力コア人材育成プログラム 大学 15件 大学 10件
高専 3件 高専 2件
原子力教育支援プログラム 大学 12件 大学 10件
高専 1件 高専 0件
チャレンジ原子力体感プログラム 大学 14件 大学 9件
高専 1件 高専 1件
合計 大学 56件 大学 34件
高専 18件 高専 9件

3.採択課題一覧

1原子力研究促進プログラム(文部科学省)

 将来原子力産業に携わる者の育成のため、学生の主体的な実習・実験を通した課題発見・解決型の教育や、原子力産業への学生の興味関心を促すような取組、教員の質の維持・向上及び教育体制の充実等の取組を重点的に支援。

機関名 提案事業概要
東海大学 原子力系技術者育成のための放射線取扱研修プログラム
福井工業大学 学生が組み立てる原子燃料サイクルの実践的教育
山形大学 原子力安全利用のための体験型放射線学習プログラムの構築
静岡大学 学生課題創成型放射線管理実習プログラム
東京工業大学 大学院学生によるわかりやすい一般向け原子力・放射線教材の開発
富山工業高等専門学校 学生の自立的な取り組みによる放射線計測システムの開発と大学での研究実習
石川工業高等専門学校 実践的技術者養成を目指した地元原子力発電所との協同教育体制の構築
福井工業高等専門学校 体験学習を組み込んだ原子力・放射線基礎教育の促進
松江工業高等専門学校 体験学習を通じた実践的原子力人材の育成
八代工業高等専門学校 実験・講義を通じた放射線・原子力教育の実施、および地域連携活動等による原子力等の基礎知識・情報の提供
茨城工業高等専門学校 原子力発電所に隣接する高専における低学年の学生に対する原子力・放射線への興味の喚起・涵養と、上級生に対する原子力分野の専門教育の実施

2原子力コア人材育成プログラム(文部科学省)

 原子炉物理学等の特定の分野に教育研究を重点化させる取組みや、地域との連携による教育研究の活性化など、地域や大学等の特色を発揮し、原子力分野に係る体系的な知識を有し、中核的に活躍しうる人材を養成する取組みを支援。

機関名 提案事業概要
東海大学 高校大学連携による「萌芽段階」と「進展段階」にある学生教育のための中核的教員人材養成およびリカレントプログラムの作成
福井工業大学 放射線安全専門職育成プログラム開発
東北大学 実践的保全工学を担う持続的人材育成研究教育コースの構築
九州大学 核燃料サイクル工学に関する実験・演習の充実
茨城大学 地域連携を生かした原子力人材育成大学院教育プログラムと学部における原子力導入教育の整備と実践
原子力コア人材育成のための理学部教育プログラムの確立
北海道大学 プルサーマル・長サイクル運転対応燃料炉心管理の中核人材の育成
武蔵工業大学 実践的原子力技術者育成のための教育体系の整備
八戸工業高等専門学校 連峰型原子力人材育成プログラム in あおもり

<条件付き採択>

福井大学 安全と共生を支える文理融合・地域協働の原子力人材育成プロジェクト
弘前大学 原子力を理解し支える機械技術者養成のための材料工学教育
呉工業高等専門学校 ものづくり教育をベースとした原子力人材育成プロジェクト
  • (注)「条件付き採択」課題については、提案された計画の実現可能性を高めるための調査・検討を単年度事業として実施するものとして採択する。

3原子力教育支援プログラム(経済産業省)

 大学、大学院、高専において、産業界等の外部の人材育成ニーズやポテンシャルも取り込みつつ、専攻や講座等の新設、既存専攻のカリキュラムの充実、学生同士の協力を促進する授業の充実を図る取組を支援。

機関名 提案事業概要
愛媛大学 放射線および放射能について正しく理解促進を図るための教育プログラムの開発
武蔵工業大学 原子力安全工学科の新設にかかる教育体系プログラム整備
京都大学 学生用実習・実験テキストおよび教員・大学院生の実験・実習指導要領書の開発
大阪大学 原子力実践教育システムの構築、教育用シミュレータの開発・利用、インターネット原子炉シミュレーションシステムの整備
東京工業大学 核燃料サイクル工学実験を通したカリキュラムの改善および充実
福井工業大学 放射線コミュニケーター育成の実践的カリキュラム開発および講師または高学年生による低学年生への教育
九州大学 原子炉物理・放射線計測および安全学に関する実験・演習の充実
室蘭工業大学 原子力発電システムの生産・保全に係る教育プログラムの構築
東京大学 原子力専攻科目の体系的教科書教材の作成およびラーニングアドバイザによる教育
北海道大学 初等炉物理教材の開発、放射線理解促進のための技術習得、保全工学基礎強化プログラムの開発

4チャレンジ原子力体感プログラム(経済産業省)

 大学、大学院、高専の学生が実習を通じて実践的な技術を習得するとともに、原子力産業や研究現場の実態と魅力を知る機会の充実を図るため、大学などの教育研究炉を活用した実践的な実習教育や、研究機関、学会、海外機関のプログラム等を活用したインターンシップ等への旅費を含めた参加費への支援。

機関名 提案事業概要
大阪大学 原子力国際インターンシップ、原子力メンター制度、原子力PBリーダー養成制度、原子力実習教育の実施
東北大学 生きた原子力を体感するための統合・実践研修プログラムの実施
東京大学 原子力関連施設における見学、実験・実習および海外大学におけるサマースクール等の集中講義への参加
京都大学 全国共同利用研究所である京都大学原子炉実験所の施設を利用した、京都大学を含む全国12大学における実験教育の実施
東京工業大学 研究炉を用いた原子炉物理の実験・実習、国際インターンシップおよび、日本原子力学会の大会への学生派遣等
近畿大学 近畿大学の原子炉を利用した原子炉運転等の体験、実践型の実習、研修会の実施
武蔵工業大学 原子炉運転実習、原子力産業施設見学、日本原子力学会への学生派遣
福井大学 原子力関連知識・技術実習の場である「敦賀原子力夏の大学」の実施
八戸工業大学 原子力発電所、再処理施設等での研修及び実習、研究施設における材料試験等の実習、また各実習に関する事前学習の実施
函館工業高等専門学校 原子力産業企業等の施設見学、インターンシップの実施

お問合せ先

文部科学省 研究開発局 原子力計画課

次田、渡邉
電話番号:03-6734-4543(直通)
ファクシミリ番号:03-6734-4162

経済産業省 資源エネルギー庁 原子力政策課

横田、今井
電話番号:03-3501-1991(直通)
ファクシミリ番号:03-3580-8447