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「世界寺子屋運動」学校キャンペーンについて

諸学第二二号

平成一〇年六月一九日
各都道府県知事、各都道府県・指定都市教育委員会教育長、附属学校を置く各国立大学長あて
文部省学術国際局長依頼

「世界寺子屋運動」学校キャンペーンについて

このたび、民間のユネスコ活動を推進している社団法人日本ユネスコ協会連盟から「世界寺子屋運動」学校キャンペーンの周知について、別紙写しのとおり依頼がありました。

「世界寺子屋運動」は、日本ユネスコ協会連盟が、開発途上国の民間援助団体(NGO)の識字教育運動を支援し、併せて識字問題の重要性について理解を深め、識字教育に関する協力を広めていく運動です。

この「世界寺子屋運動」学校キャンペーンは、児童・生徒に対し、世界的規模の課題である識字問題についての理解を促進し、識字の普及に資する活動に協力することを通じて、国際理解や国際協力の精神を培うことを目的としており、全国の小学校、中学校、高等学校及び盲・聾・養護学校の児童・生徒を対象として行われるものです。

このキャンペーンへの協力については、昨年度もお願いし、御協力いただいたところですが、この活動の意義を考え、本年度も改めてその周知について協力をお願いすることとしました。

ついては、日本ユネスコ協会連盟から「世界寺子屋運動」学校キャンペーンに関する資料等が別途送付されますので、このキャンペーンの趣旨を御理解いただき、資料等の配布について御配慮くださるようよろしくお願いします。

なお、各都道府県・指定都市教育委員会にあっては貴管下の市(区)町村教育委員会及び学校に対して、各都道府県知事にあっては所管の私立学校及び学校法人に対して、また、附属学校を置く各国立大学長にあっては管下の学校に対して、このことを周知し、各学校において御協力いただけるよう御配慮をお願いします。

別紙

日ユ協連発九八―〇三六

平成九年五月二五日

文部大臣 殿

社団法人日本ユネスコ協会連盟会長

平成一〇年度「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーンに対するご協力について(ご依頼)

社団法人日本ユネスコ協会連盟は、平成六年度より実施してまいりました発展途上国の非識字の状況を改善するための国際協力活動であり、国際理解教育にも資する「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーンを、本年度も実施する予定です。

「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーンは、児童・生徒が協力する際に、協力先の人びとの生活の様子や非識字克服の成果など具体的な声を現地から学校教育の場に報告することを通して児童・生徒の国際理解の心を培おうとする活動です。

つきましては、本キャンペーンについて、小、中、高等学校及び特殊教育諸学校に対する周知にあたり、貴省のご協力を仰ぎたくご高配のほどよろしくお願い申し上げます。

添付資料

(一) 「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーン趣意書

(二) 「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーン計画書

(三) 「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーンの実施について ~お知らせ~

(四) 社団法人 日本ユネスコ協会連盟 定款(別添略)

「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーン趣意書

国際機関であるユネスコは、一九六六年に九月八日を「国際識字デー」に制定し、各国の識字問題解決への努力を進めてきました。一九九〇年の国際識字年に「二〇〇〇年までにすべての人に教育を」をスローガンに掲げ、国際機関、政府、NGO等あらゆる団体が識字問題解決への努力を行うことを求めてきました。

しかし、ユネスコの「世界教育白書一九九五」によると、依然として、世界には一五歳以上の読み書きできない成人が八億八五〇〇万人いると推定され、このうち約三分の二にあたる五億六五〇〇万人が女性だと言われています。また、六から一一歳の子どものうち、約一億二九〇〇万人が学校教育を受けられない状況にあります。

社団法人日本ユネスコ協会連盟は民間団体として、国際識字年をきっかけに「ユネスコ・世界寺子屋運動」を開始しました。一九八九年の第一次支援以来、世界全体の七四%にあたる六億二五〇〇万人の非識字者が集中していると言われるアジアを中心に、これまで九回の支援を決定し、四二か国一地域で約三〇〇のプロジェクトに対する協力を行ってきました。市民の力を結集して発展途上国の民間団体(NGO)が行う識字教育活動を財政的、精神的に支援していくとともに、この運動を通して相互理解を深め、共に生きる地球社会へ向けて国際協力の心、平和を愛する心を養うことをめざしています。

一九九四年度以来の「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーンは、世界各国の識字教室(寺子屋)に参加している人々の生活の様子を通して児童生徒の目を海外に開かせ、書きそんじはがき回収キャンペーンや文化祭での展示など、国内での具体的な行動を通して「助け合うこと」、「分かち合うこと」の大切さを学ぶことのできる国際理解・国際協力の運動です。

学校の先生方におかれましては、以上述べました「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーンの趣旨をご理解いただき、この国際理解・国際協力を推進するキャンペーンにご参加・ご協力くださいますようよろしくお願い申し上げます。

「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーン計画書

一 目的

ユネスコの掲げる「二〇〇〇年までにすべての人に教育を」という目標に向かって、「ユネスコ・世界寺子屋運動」の識字教育支援を通した国際理解・国際協力のための教育を推進し、地球市民としての平和を愛する心を育むことをめざしています。

二 活動の方針

児童・生徒が国際的な識字問題を通して、世界の現状を知り、発展途上国の同年代の子どもたちについて自ら「見る」「知る」「調べる」「考える」「行動する」ことを実践しながら国際理解を深め、共に生きるための協力活動を呼びかけていきます。さらに、支援を行った発展途上国から、プロジェクトの成果と参加者の声を、国際理解教育教材として提供します。

三 キャンペーンの対象

全国の国公私立小・中・高等学校及び特殊教育書学校約四万一千校と、その全児童・生徒約二千万人

四 対象事業

全国の学校から寄せられた支援金は「ユネスコ・世界寺子屋運動」の識字教育プロジェクトに直接送金します。

五 実施期間

平成一〇年九月八日(国際識字デー)から平成一一年三月三一日までがキャンペーン強化期間です。ただし、募金や書きそんじはがきは随時受け付けています。

「ユネスコ・世界寺子屋運動」学校キャンペーンの実施について―お知らせ―

一 キャンペーン強化期間

平成一〇年九月八日(国際識字デー)から平成一一年三月三一日まで(募金や書きそんじはがきは随時受け付けております。)

二 参加方法

「ユネスコ・世界寺子屋運動」の支援活動にご参加いただくにあたり、必要資料は都道府県教育委員会などのご協力を得て、各学校にお届けいたします。その資料をご参照の上、学校ごとの活動の形式や実施期間などを決めていただくようお願いいたします。支援活動の具体的方法としては、書きそんじはがき回収、学校祭、文化祭などでのキャンペーン、卒業記念、創立記念事業、バザー、廃品回収、募金活動などさまざまな取組みが考えられます。

全国には日本ユネスコ協会連盟に加盟している約二七〇のユネスコ協会があります。地域のユネスコ協会から直接学校に連絡を取らせていただく場合もございますので、あらかじめご了承ください。

三 協力方法

現金は資料に同封されている郵便振替用紙(送金手数料不要)、または郵便局備え付けの郵便振替用紙(送金手数料有料)でご送金ください。その際、振替用紙の「通信欄」に「世界寺子屋運動」と必ずご記入ください。

書きそんじはがき回収によるご協力の場合は、次のようにご送付下さい。

[cir1 ] 出来るだけ大きい金額の切手(最高一、〇〇〇円)に換えて郵便書留で送る。

[cir2 ] 書きそんじはがきのまま送る。(ただし、同じ値段のはがきをまとめて枚数を表示してください。)

[cir3 ] 現金に換えて、郵便振替用紙で送る。

四 募金の管理・運営

当協会連盟はご協力くださった学校に対してお礼を兼ねた領収書をお送りします。募金は協力を待つ、「ユネスコ・世界寺子屋運動」支援対象事業に送金されます。

五 本件に関する問い合わせ先:

社団法人 日本ユネスコ協会連盟

〒一五〇―〇〇一三

東京都渋谷区恵比寿一―三―一

朝日生命恵比寿ビル一二階

電話:〇三(五四二四)一一二一

FAX 〇三(五四二四)一一二六

 

 

 

 

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