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水泳プールの安全管理について

7体体第三一号

平成七年九月一一日
各都道府県教育委員会体育主管課長あて
文部省体育局体育課長通知

水泳プールの安全管理について

水泳プールにおける安全管理等については、別添一のとおり既に本年五月二六日付け文体生第一一一号体育局長名で通知されているところですが、今夏、学校の水泳プール内で児童が排水口に足を吸い込まれて死亡する事故が発生したことは、誠に遺憾であります。

ついては、このような事故を防止するため、前記体育局長通知で示されているとおり、排水口には堅固な格子鉄蓋や金網を設けてボルトで固定するなどの措置をし、いたずらなどで簡単に取り外しができない構造とするなど、その安全管理に万全を記するよう、貴管下の教育委員会及び学校に対し更に御指導くださるようお願いします。

また、貴職におかれては、前記の水泳プールについてとられている安全対策の状況について、十分把握されるよう併せてお願いします。

なお、貴都道府県教育委員会において本年度、前記の体育局長通知の主旨をどのように周知・徹底されたのか承知したいので、別添二により平成七年九月二九日(金)までに御回答くださるようお願いします。

別添一

文体生第一一一号

平成七年五月二六日

各都道府県教育委員会教育長 殿

文部省体育局長

水泳等の事故防止について(通知)

標記については、例年関係方面の御協力をいただいているところでありますが、毎年多くの犠牲者がでていることは誠に遺憾であります。

ついては、左記事項及び別紙資料、「学校における水泳事故防止必携」(平成元年六月 日本体育・学校健康センター)並びに「水泳指導の手引(改訂版)」(平成五年五月文部省)を参考として関係機関・団体と密接な協力のもとに地域の実情に即した適切な措置をとり、事故防止の徹底を図るとともに衛生管理について十分御配意願います。

なお、海や河川における事故が多く発生しているので、このような場所での水遊びやスポーツ活動の安全確保に万全を期すよう御指導願います。

おって、貴管内の教育委員会及び学校に対し、この通知の主旨の徹底を図るようお取り計らい願います。

一 海、河川、湖沼池、用水堀、プールなどの水難事故発生の恐れのある場所については、市町村、警察署、消防署、保健所等との協力により点検を行い、防護さく、ふた、危険表示の掲示板や標識の整備、監視員の配備、巡回指導の徹底など事故防止について万全の措置を講ずること。

なお、幼児の水難事故が比較的多く発生しているので、前記の事故防止措置については、幼児の行動にも配慮した万全のものとするとともに、保護者が監督を怠ることがないように、広報等によってこの趣旨の徹底を図ること。

二 水泳場の選定にあたっては、保健所その他の関係諸機関の協力を得て、農薬、油、工場廃液、その他浮遊物等による水の汚染状況、水底の状態、潮流などを必ず事前に調査して適切な場所を選定すること。また、水泳場には、水泳区域標識、監視所、救命用具など事故防止のための施設・設備等を整えるとともに、救急体制を確立するよう配慮すること。

プールについても、施設や浄化装置等の付属設備について点検整備を十分に行うこと。特に、プールの排水口等に吸い込まれて死亡する事故の防止のため、排水口等には、堅固な格子鉄蓋や金網を設けて、ボルトで固定するなどの措置をし、いたずらなどで簡単に取り外しができない構造とすること。

三 プールにおける事故には、スタート時に、逆さまに深く入水し、水底に頭部を打ちつけて起こるものが少なくないので、スタートの指導については、個人の能力に応じた段階的な取り扱いを重視し、教師等の指示に従い、水深や水底の安全を確かめ、入水角に注意するなど、安全に配慮した慎重な指導を行うこと。

四 児童・生徒の水難事故が特に学校の夏季休業に入った直後に多発する傾向にあるので、学校においては、水泳の事故防止に関する心得を十分指導し、PTAなどを通じて家庭にも指導の主旨が徹底するよう配慮すること。

五 児童・生徒が個人やグループで水泳や水遊びに出かけるときには、必ず保護者や水泳の熟練者と同行するよう指導するとともに、事前に、行き先、帰宅の予定日時、同行者等を家庭に知らせるよう習慣づけること。

六 集団で水泳を行う場合には、引率者や指導者の責任分担を明確にして、指導・監督が徹底するようにすること。また、班の編成にあたっては、引率者の指導・監督が全員に行き届く程度の人数に編成すること。

七 児童・生徒の発達段階に応じて、水泳等に関する事故の危険を予見し、自ら回避できるよう学校、家庭、地域社会において適切に指導するなど安全指導の充実に努めること。

資料 〔略〕

別添二

文書番号

平成七年九月日

文部省体育局体育課長 殿

職名

氏名 ((印))

水泳プールの安全管理について(回答)

平成七年九月一一日付け7体体第三一号で依頼のあった、本教育委員会における本年度の文部省体育局長通知の周知・徹底方策について、左記(別紙可)のとおり回答します。

※ 管下教育委員会・学校に対し、通知により周知を図った。(通知文書を添付)

※ 管下教育委員会・学校に対し、会議において周知を図った。(会議名及び開催年月日を記入)

※ 管下教育委員会の措置状況を調査。(調査依頼文書を添付)

※ 管下学校の措置状況を調査。安全対策のための措置を具体的に指導した。(調査依頼文書を添付)

※ その他(具体的に記入)

※ 何も行わなかった。

(注)複数回答可。回答は前記項目によるものとする。