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プール等に使用する塩素系消毒剤の取扱いについて

2体学第三一号

平成二年五月一五日
各都道府県教育委員会学校保健主管課長・各国公私立大学学校保健主管課長・各国公私立高等専門学校学校学校保健主管課長・国立久里浜養護学校事務長あて
文部省体育局学校健康教育課長通知

プール等に使用する塩素系消毒剤の取扱いについて

学校における遊泳用プールの消毒剤の取扱いについては、かねてから適切な管理を行っていただいているところでありますが、このたび、別添消防庁次長通知(消防危第一四号、消防特第三四号、平成元年三月一日)に示されるように、平成二年五月二三日から、プールの消毒剤である次亜塩素酸塩類及び塩素化イソシアヌル酸については、新たに消防法の危険物に指定されましたので、保管等の規制を受ける数量(以下「指定数量」という。)を超えて取り扱う場合には、その取扱いについて規制を受けることになりました。

ついては、左記事項に留意の上、貴管下の市町村教育委員会、学校等の関係機関に対して、その適切な管理、使用等が行われるよう御指導方よろしくお願いいたします。

一 現在、プールで使用している次亜塩素酸塩類及び塩素化イソシアヌル酸(第一類危険物)には「顆粒剤」、「錠剤」、「液体」とがあるが、「液体」を除いては危険物の取扱いに該当するものがあること。

二 危険物をその指定数量以上に貯蔵し取り扱うときは、危険物取扱者免状を有する者の立会いが必要であること。また、貯蔵する場合は法令に定められた屋内貯蔵所が必要であること。

三 指定数量は使用する薬剤によって異なり、また、指定数量未満の使用薬剤の取扱いは各市町村条例により規制を受けることもあるので、関係機関や学校薬剤師と相談しつつ適切に対処すること。

第一類危険物の指定数量


区分

指定数量

第一種酸化性固体

五〇kg

第二種酸化性固体

三〇〇kg

第三種酸化性固体

一、〇〇〇kg

(別添)

消防危第一四号

消防特第三四号

平成元年三月一日

各都道府県知事殿

消防庁次長

危険物の規制に関する政令等の一部を改正する政令等の施行について(抄)

消防法の一部を改正する法律(昭和六三年法律第五五号、以下「改正法」という。)の一部の施行期日を定める政令(昭和六三年政令第三五七号)が昭和六三年一二月二七日に公布され、改正法のうち危険物の範囲の見直し等に関する事項が平成二年五月二三日から施行することとされたことに伴い、危険物の規制に関する政令等の一部を改正する政令(昭和六三年政令第三五八号、以下「改正令」という。)は昭和六三年一二月二七日をもって、危険物の試験及び性状に関する省令(平成元年自治省令第一号)並びに危険物の規制に関する政令別表第一及び同令別表第二の自治省令で定める物質及び数量を指定する省令(平成元年自治省令第二号)は平成元年二月一七日をもって、危険物の規制に関する規則の一部を改正する省令(平成元年自治省令第五号、以下「改正規則」という。)は平成元年二月二三日をもって、危険物の規制に関する技術上の基準の細目を定める告示の一部を改正する告示(平成元年自治省告示第三七号、以下「改正告示」という。)は平成元年三月一日をもってそれぞれ公布され、原則として平成二年五月二三日から施行することとされた。

今回の改正は、改正法に基づく危険物の範囲の見直し等に関する事項及び近年の科学技術及び産業経済の進展に伴う危険物行政を取り巻く環境の著しい変化を踏まえ、危険物の貯蔵、取扱形態の変化等に対応するための抜本的な見直しに関する事項をその内容とするものである。

貴職におかれては、左記事項に御留意のうえ、これが実施運営に遺憾のないよう格段の御配慮をされるとともに、管下市町村に対してもこの旨示達のうえ、よろしく御指導の程お願いする。

なお、改正令のうち消防法施行令の改正に係る部分については、別途通知する予定であるので申し添える。

なお、本通達中においては、改正後の法令名について、次のとおり略称を用いたので承知されたい。

消防法(昭和二三年法律第一八六号)…法

危険物の規制に関する政令(昭和三四年政令第三〇六号)…令

危険物の規制に関する規則(昭和三四年総理府令第五五号)…規則

危険物の規制に関する技術上の基準の細目を定める告示(昭和四九年自治省告示第九九号)…告示

第一 改正法に基づく危険物の範囲の見直し等に関する事項

一 法別表の品名欄に掲げる「その他のもので政令で定めるもの」として、次のものが定められたこと(令第一条)、今回の品名の指定は、現在生産され、又は流通している物品で、法別表の品名欄に掲げる他の物品と同等の危険性を有すると考えられているものについて、原則として、総称的名称により行ったものであること。

(一) 第一類(法別表第一類の項第一〇号)

ア 過よう素酸塩類

イ 過よう素酸

ウ クロム、鉛又はよう素の酸化物

エ 亜硝酸塩類

オ 次亜塩素酸塩類

カ 塩素化イソシアヌル酸

キ ペルオキソ二硫酸塩類

ク ペルオキソほう酸塩類

なお、ペルオキソ二硫酸塩類及びペルオキソほう酸塩類は、〔―O―O―〕なる結合をもった物質であることから、従来は過酸化物に属するものとされてきたが、重金属以外の元素のペルオキソ酸塩は、過酸化物に含まれないものと解されることが通例であることから、過酸化物とは別に指定したものであること。なお、過酸化水素付加物は、無機過酸化物(法別表第一類の項第三号)に属するものであること。

また、現行の第六類の危険物の無水クロム酸(純品)は、「クロムの酸化物」に該当するものであること。

(以下 略)

(注) オ、カの棒線部については、文部省体育局学校健康教育課で引いたものである。

-- 登録:平成21年以前 --