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文化の裾野を広げる地方文化の振興は、創造活動の振興と並んで文化行政の重要な柱とされ、戦後、特に昭和四十年代以降、このための様々な施策が展開された。この地方文化の振興において施策の目標とされたのは、第一に芸術鑑賞機会や各種文化施設の整備などの面に見られる中央と地方の格差を縮小すること、第二に地方ではぐくまれた特色ある文化を維持、発展させること、であった。施策は、舞台芸術鑑賞機会の充実、文化活動への参加の奨励、地方文化行政体制の整備、の三つを中心として進められた。
学制百二十年史編集委員会
-- 登録:平成21年以前 --