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七 超伝導研究

 ある温度以下で電気抵抗がゼロになる超伝導は、エネルギーの有効利用、輸送機関等への応用が期待され、昭和六十一年末に臨界温度(超伝導が生じる最高温度)が従来の超伝導体の臨界温度を大きく上回る高温超伝導物質が発見されて以来、世界的に臨界温度が少しでも高い材料の発見競争が始まり、その後次々と各地で新しい超伝導材料の発見が発表されてきた。文部省では、高温超伝導研究がほとんど注目されていなかった五十七年度に既に、科学研究費補助金により積極的推進策を講じ、以後多数の関連研究を着実に推進するとともに研究体制の整備も図り、これらを背景に、電子キャリア型酸化物高温超伝導体の発見や高い転移温度を持つ各種有機超伝導物質の発見など重要な成果もあげ、我が国の超伝導研究は国際的にも高い水準を維持している。

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学制百二十年史編集委員会

-- 登録:平成21年以前 --